ヴィリニュス(リトアニア)でカウチサーフィン
リトアニアのヴィリニュスでのホストは1ヶ月も前に見つけていたので安心していたのですが、どうも様子がおかしい。
私が選んだホストは大学で日本語を専攻していて、かなり日本語が堪能な様子。
日本に来たこともあり、京都はお気に入りの都市だと言っていました。
しかも絶世の美女!
なのでかなり期待していたのですが、彼女との連絡が途絶えてしまいました。
こちらが何度メールを送っても無視。
カウチサーフィンのウェブサイトにはログインしているようなので、私のメッセージは彼女に届いているはず。
それなのになぜ返事をくれないんだ?
結局彼女は住所も待ち合わせ場所も教えてくれなかったので、やむなく別のホストを探すことにしました。
ヴィリニュス入りするわずか2日前のことです。
それでもなんとか受け入れ先を見つけることができました。
そのファミリーはとてもいい人たちで、結果的にはこれでよかったのかもしれません。
でも、かなり冷や冷やしました。
私にはマイ・ルールがあります。
「すべての訪問国でカウチサーフィンを利用する」
危うくそれが達成できなくなるところでした。
カウチサーフィンはホテルではない。
なんの予告もなくドタキャンするホストだって少なからず存在する。
常に不確実性がつきまといます。
今回の件でそのことをあらためて認識させられました。

ヴィリニュスのバスターミナルに到着したのは19時。
ホストのスヴァジュナスの家はここからさらに1時間ほどかかります。
なんとか日暮れまでにはたどり着きたい。
かなりあせります。

バスターミナル周辺にはたくさんのバス停があり、どのバスに乗ればいいのかかなり迷います。

バスの乗り方は国によって微妙に異なり、最初は戸惑うのですが、それが旅の楽しみでもあります。

バスを降りたところ。
まわりには何もありません。
「ほんとにここであってるんだろうか?」
少し不安になりましたが、すぐにスヴァジュナスが車で迎えに来てくれました。
暗くなる前にホストに会えた。
もっとも安堵する瞬間です。
スヴァジュナスの家はかなりの豪邸で、自動で開くゲートがあります。
庭も広い!

さっそく家族総出で私を迎えてくれました。
なんて温かい家庭なんだ!
豪華なテラスで食べる夕食。
ぜいたくなひと時を味わうことができました。

野菜は彼らの庭で採れたものだそうです。

なんと、ハーブ・ティーも自家製。

夕暮れの空には気球が乱舞していました。
なんてダイナミックな眺めなんだ。

私のカウチサーフィン史上、最高にゴージャスなカウチです。
スヴァジュナスの息子と娘は空手を習っているとか。
そのせいか、日本に対してかなり親近感を抱いているみたいです。
フレンドリーなファミリーに迎え入れられて、とてもリラックスした雰囲気でヴィリニュスでのカウチサーフィンは幕開けしました。
これは楽しい経験になりそうだ。
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