十字架の丘(シャウレイ、リトアニア)

ブラック・バルザム入りのチョコレートとチョコレートでコーティングされたカッテージ・チーズ、スィエリンシュ。
私の持っている「地球の歩き方」に載っているのを見て、ジュリアたちがスーパーで買ってくれました。
「コレ、オミヤゲ」
うれしい!

リーガでのカウチ

リーガのキオスク。
お世話になりました。

リーガのバスターミナル

この独特の眺めともお別れです。

このミニバスに乗って、いざ、シャウレイへ!
シャウレイというのは、よほど日本人観光客に人気なようで、この小さなミニバスに少なくとも4人の日本人が乗っていました。
しかし、4人すべてが男!
十字架の丘は女の子に人気がありそうなスポットなのに、なぜ野郎どもばかり?

シャウレイのバスターミナル。
ここの窓口の女性がまた意地悪で、チケットを買おうとすると、「バスの運転手から買え」と言って、チケットを売ってくれません。
しかし、他の日本人は別の窓口でちゃんとチケットを売ってもらっているのです。
また、荷物預け所でも英語が通じず、かなり苦労しました。
十字架の丘を楽しむ前に、ヴィリニュス行のチケットを確保しておきたかったのですが、予想外にとまどり、十字架の丘行のバスに乗り遅れそうになったので、後回しにせざるをえませんでした。

十字架の丘行のバスチケットを買うと、こんな紙をもらえます。
この国は観光客に親切なのか不親切なのかよくわかりません。


十字架の丘の近くでバスを降ろされます。
かなりの外国人観光客がここで降りました。
もちろん日本人の野郎どもも全員ここで降ります。

こんな道をひたすら歩かなければなりませんが、天気も良く、景色も素晴らしいのでまったく苦になりません。

駐車場が見えてきました。
たくさんの観光客がここを訪れるのはわかってるんだから、バスもここまで来てくれればいいのに。

十字架の丘に行く前に、土産物屋に立ち寄ります。

ここで十字架を買って、十字架の丘に自分の十字架を打ち立てることができるのです。

マイ十字架をゲット

いよいよ十字架の丘へ!


シャウレイの十字架の丘は今回の旅のハイライトの一つなので、私のテンションもうなぎのぼり。




ほんとに十字架だらけ!



ここであらかじめ買っておいたマイ十字架を打ち立てます。

こうして今でも毎日この十字架の丘は拡大し続けているんですね。


名残惜しいですが、そろそろ帰りのバスの時間が近づいてきました。
このバスを逃すと、次は1時間後です。
私はこの後、ヴィリニュスまで行かねばなりません。
道に迷うのが怖いので、日が暮れる前にはたどり着きたい。

さようなら十字架の丘


バスはほぼ定刻にやってきました

再びシャウレイのバスターミナル。
意地悪なおばさんは、やはりチケットを売ってくれませんでした。
どういうわけか、このおばさんの窓口はいつもすいています。
他の窓口は混んでいるのですが、仕方なく行列に並んでヴィリニュス行のチケットを無事に購入することができました。

トイレを利用するためにはお金を払わなければなりません。
私は重いリュックを二つもしょっているので、コインをポケットから取り出すのにも一苦労。
そこへ、バスターミナルの従業員らしき女性が通りかかりました。
従業員は専用のパスがあるらしく、自由にトイレに出入りできます。
入り口でモタモタしている私を見かねて、その女性はそのパスを使って、私のためにトイレの入り口を開けてくれました。
トイレの料金なんて、日本円にしてわずか数十円です。
でも、このやさしさがとてつもなくうれしい!
世の中意地悪な人ばかりじゃないんです。
言葉なんて通じなくたって、親切にしてくれる人はどこにだっているんです。
最後の最後にいい人に出会うことができて、気持ちよくシャウレイを離れることができました。
- 関連記事