リーガ(ラトヴィア)でカウチサーフィン 2日目

リーヴ広場


猫の家。
屋根の上に猫の彫像があるのがわかるでしょうか。


リーガ大聖堂

1991年のバリケード博物館

中には気さくなおじさんがいて、いろいろと説明してくれます。
日本語のパンフレットもいただきました。

入り口はとてもわかりにくく、知らないと見過ごしてしまいます。
でも、ここはラトヴィア人にとっては重要な場所のようで、ホストのジュリアたちが「絶対に訪れるように」と言っていたので入ってみたのです。


ソ連時代の生活様式


ソ連内務省特殊部隊の攻撃を受けたラトヴィア。
この国の人たちのロシアに対する感情はかなり複雑です。
一方的に嫌っているのかと思いきや、いまだにロシアとの関係は濃厚。
先日、ブラックヘッドで出会ったベルナスはロシアの大学に留学していました。
まだまだラトヴィアの教育機関では十分な教育を受けることができないからだと言っていました。

「内務省特殊部隊」
この言葉をバルト三国ではよく聞きました。
KGBとともに、ソ連統治時代に市民が最も恐れていたものです。
偶然にも私はこの後、ベラルーシで内務省特殊部隊の関係者と接触する機会を得ました。

レストラン「相撲」
日本食はやはり人気があるようです。
べつにこのレストランはちゃんこ鍋を提供しているわけではないようでした。


おなかがすいたので、市場で買い物

外ではベリーやハチミツを売っていました。

蜂蜜

市場の中の様子

乳製品が豊富

ライ麦パン。
ずっしりと重く、食べ応えがありました。
値段も安いので、貧乏パッカーには最適な食料です。

バルト海の魚の燻製。
ガイドブックにはそのまま食べられると書いてあったし、せっかくだから試してみたかったのですが、けっこうなボリュームがあり、値段もかなり張ったので、諦めました。




本日の戦利品。
市場内ではほとんど英語が通じなかったので、「地球の歩き方」に載っている写真を見せながら買いました。


リーガでのお気に入りの場所、「ブラックヘッドの会館」を眺めながらの昼食。
天気も良く、贅沢な気分に浸れます。

ところが急に雲行きが怪しくなり、あっという間に土砂降りの大雨になりました。

しばらく屋根のしたで雨宿り。

雨が上がるのを待って、リーガ大聖堂へ。

リーガ大聖堂の内部。

壁面にはいたるところにステンドグラス


リーガ大聖堂内を侍の衣装を着て歩いてみました。
神父さんに怒られはしないかとドキドキしましたが、どうしてもここで写真を撮っておきたかったのです。

修道院の回廊を歩いていると、
「ハラキリ?」
という声が聞こえてきます。
ハラキリじゃないよ、サムライだっ!




火薬塔の中にあるラトヴィア軍事博物館にも入ってみました。
無料だからよかったものの、お金を払ってまで入る価値はないかと・・・



地球の歩き方がわざわざ特集まで組んでいたので、ユーゲントシュティール建築巡りもしてみました。
このガイドブックに載っている地図は秀逸で、この通りに歩けばほんとにすべての建築群を見て歩くことができます。








リーガでのホスト、ジュリアが「絶対に見るように」と言っていたラトヴィア占領博物館にも行ってきました。
が、5分ほどで見学終了。
ラトヴィアの歴史に興味がある人以外には、あまり面白い場所とは言えません。


ナチスにソ連。この国がいかに他国によって蹂躙されてきたのか、ということだけはわかりました。


この場所がほんとに気に入ったので、最後にもう一枚。

ジュリアたちと夕食の約束をしていたので、観光はこれにて終了。
待ち合わせの定番スポット、ライマの時計で彼女たちを待ちます。
これで私も立派なリーガ市民だっ!

実際、雨にもかかわらず、たくさんのリーガっ子がここで待ち合わせをしていました。

ジュリアたちが連れて行ってくれたのはこのお店。
もちろん、ラトヴィア料理のお店です。


日本ではアルコールは飲まない私ですが、旅行中は違います。
マイルール、
「訪問国のビールを必ず飲む」
に従って、ここでもラトヴィアのビールを注文。

ラトヴィア料理の数々



リーガでのカウチサーフィンのホスト、ジュリアとそのルームメイト

デザート。
これがまたとんでもなく甘い。
甘党の私ですが、かなり手こずりました。
食後のデザートにしては重すぎますが、頑張って全部食べましたよ。
せっかくラトヴィアに来ているのです。
その国の定番デザートも食べなきゃもったいない。

ジュリアが注文したデザート。
こっちの方がよかったかも・・・

なかなかオシャレなお店でしょ。

リーガの繁華街で買い物

あまりにも場違いな私。

薬草酒ブラック・バルザム。


トラムに乗ってジュリアたちの家に帰りました。
長い一日だった。
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ジュリアはまだ若いのですが、独立して自宅で仕事をしています。
フリーの翻訳家として。
彼女は語学が好きで、何カ国もの言葉を自由に操ります。
日本語や日本の文化にも興味があり、日本に関する知識もかなり持っていました。
政府のプログラムで、日本に来たこともあります。
その時に大量の日本のマンガや本を購入。
彼女の本棚にはワンピースやデスノートなどのマンガがズラリと並んでいました。
コスプレやLINEのことも知っていて、着物も持っています。
なんと、ロビン(ワンピース)のフィギュアまでありました。
実はオタクか、ジュリア!?
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