ポーランド人の美少女

本日の最重要ミッションはワジェンキ公園のショパンの像、
などではなく、

本日3カ所目となるショパンのベンチ、
でもありません。

ポーランド人美少女アニータ!
会いたかった。
写真で見るよりもずっときれいです。
大柄で骨太な人が多いポーランド人女性ですが、このアニータは違います。
小柄で華奢でかわいらしい。
ああ、おもいっきり抱きしめたい!
日本のアニメが好きで、日本語を勉強しているというアニータ。
彼女の話すたどたどしい日本語に萌え死んでしまいそうです。
こんなに可愛いワルシャワっ娘と一緒にワジェンキ公園を歩けるなんてまるで夢のよう。
カウチサーフィンと出会わなければ、私のような人間がこんな幸せを味わうことなんて不可能です。
ありがとう、カウチサーフィン。

アニータがワジェンキ公園を案内してくれました



あろうことか、アニータは私にアイスクリームを買ってくれました。
いやいや、どう考えても逆でしょう。




大統領府。
ひととおり散策を終えた後、アニータが
「マサトさん、疲れたでしょう。
私の部屋で休憩していきませんか?
ここからすぐ近くですよ。」
見かけによらず、けっこう大胆なんだな、アニータ。
ダメだよ、僕たちはまだ出会ったばかりだというのに。
でも、
行きます、行きますっ、絶対行きますっ!

アニータの住む学生寮。
セキュリティが厳しく、入館する際には警備員にパスポートを提示して名簿に記入しなければなりません。
だが、どんなに厳重な警備でも、中に入ってさえしまえばあとはこっちのもの。

アニータの部屋でお茶とお菓子をご馳走になります。
ソワソワ。
なんだか落ち着きません。

間近でみてもやはりかわいいアニータ。
この後の展開はいかに!?
とその時、
ドタドタ、バタンッ!
大きな足音とともにドアが乱暴に開かれます。
なんだ? いったい誰なんだ? 何が起ころうとしているんだ?
突然アニータの部屋に乱入してきたのは複数の男たち。
ポーランド人ではありません。
アジア系のようです。
「お前がマサトか。話は聞いてるぜ。
日本人と会うのは初めてだ。ちょっと俺たちの部屋に来い」
彼らはそう言って有無を言わせず私を連れ去ろうとします。
アニータ、アニータ!
助けてっ! 拉致される!!

(屈強な男達に両脇を固められた私)
彼らはインド人留学生。
ワルシャワ工科大学で航空工学を勉強しているそうです。
ちなみにアニータも同じ大学。
かわいいだけでなく、彼女は頭もいいのです。



航空工学を勉強しているぐらいですから、彼らはきっとそうとう頭がいいにちがいありません。
それでなくてもインド人は数的能力が優れていることで有名です。
もしかして計算機なしですべて暗算できるとか?
「いやいや、それは誤解だ。
みんながみんな、そんなにすごいわけではない。
日本人だってみんな剣術に長けているわけじゃないだろ?」
インド人留学生たちはみんなフレンドリーで、私のためにお茶をいれてくれたりします。
彼らとはもっと長く過ごしたかったのですが、そろそろ帰らなくてはいけません。
暗くなる前にドミニカの家にたどり着きたいからです。
「これ、おみやげ」
そう言ってアニータは小さな桃を一つくれました。
その後の数日間、リュックからは桃のいい香りがするようになります。
甘酸っぱい匂いをかぐたびに、アニータ(もちろんインド人たちも!)のことを思い出さずにはいられませんでした。
彼女はまだ日本に来た事がありません。
いつかまた京都で会えたらいいな。
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