Zdiar ~ ザコパネ ~ クラクフ

Zdiarでのカウチサーフィンのホスト、ガブリエラの家からはこんな素晴らしい景色が見えます。

これが私にあてがわれた部屋

シャワールーム

シャワールームからもきれいな景色を見ることができます。

ここZdiarから、まずザコパネを目指します。

おそるおそるヒッチハイク

刀を突き立てて、いったい誰が止まるというんだよ

ハイ・タトラスともこれでお別れ。
だが、絶対にまた戻ってくるぞ

この辺りはポーランドでも屈指の保養地らしく、道路は大渋滞。

三角屋根は豪雪対策でしょうか

スキーシーズンはもっと人が多いそうです。

ザコパネのバスターミナル。
ここでクラクフ行のバスに乗り換えです。

バスターミナルの中。

このバスに乗ってクラクフまで行きます。

この地方独特の三角屋根の家もこれで見納めです。


クラクフまでの道のりは快適そのもの。
天気もよく、ほんとに気持ちいい!

クラクフのバスターミナル

バスターミナルの中

こういうのを見ると、「ああ、外国に来たなあ」って感じます。

クラクフの駅前広場。


ここまでは順調にやって来ましたが、これからが正念場です。
クラクフでのカウチサーフィンのホスト、エヴァの家を探さなければなりません。
それにしても、荷物が多すぎて前が見えないや。

街中にはひっきりなしにトラムが走っています。
「ヨーロッパに来たなあ」と実感できる瞬間です。






実は今夜、エヴァはクラクフにはいません。
仕事で別の街に出かけているのです。
そのため友人に彼女の部屋の鍵を預けておいてくれたのです。
無事にエヴァの家の鍵も手に入れ、あとは彼女の家を見つけるだけです。


エヴァの部屋

なんかこういうのを見ると、涙がでてきます。
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日本を出る時にあらかじめユーロを用意しておいたのだが、ポーランドでは別の通貨を使うことになる。
新生銀行のカードが海外ATMにも対応していると聞き、今回始めて使ってみることにした。
緊張の一瞬である。
もしもうまくこのカードが使えなければ、ヨーロッパで使えるお金の額が大幅に減ってしまう。
「カードが使えないことなんかあるのか?」と思う人がいるかもしれないが、実際にそういうケースは頻発する。
私がホストしたカウチサーファーの中にも、カードがうまく機能せず、行動が大幅に制限されてしまった人がいる。
私自身、海外で出金しようとしてエラー表示がでたことがあった。
あの時はあせった。
幸い、他のATMでは問題なく使えたからよかったものの、もしもお金が引き出せなかったら・・・と思うとほんとに冷や汗が出る。
だからザコパネのバスターミナルでお金を引き出すことに成功した時には、ほんとにホッとした。
これでポーランドにいる間の約一週間は生き延びることができる。
クラクフに着いてからも、まだハードルは残っている。
ここでのホスト、エヴァの家を自力で探し出さなければならない。
彼女は今、この街にはいないから、たとえ迷ったとしても迎えにきてもらうことができない。
土地勘のない場所で個人の住宅を探しだすのはとても骨が折れる作業だ。
だが、カウチサーフィンをする以上は乗り越えねばならない試練でもある。
エヴァは彼女の家の鍵を知り合いのバーに預けておくと言った。
それなのに、そのバーに行っても話が通じない。
「エヴァなんてここにはいないわ」とか、
「あなたはホテルを探してるのね、それなら・・・」
などと言って私を追い払おうとする。
見ず知らずの東洋人に部屋の鍵を渡して自由に使わせるポーランド人女性が存在するなんて、きっと想像もつかないのだろう。
なんとか鍵を手に入れ、エヴァの家にたどり着いた。
私のことを信頼して、彼女の部屋を自由に使わせてくれたエヴァにはほんとに感謝している。
カウチサーフィンを使ったことのない人にはきっと、この連帯感は理解できないだろう。
俺は他の人には想像もつかない、貴重な体験をさせてもらっている。
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