
無事、トレンチンの駅に到着しました。
遠くにはトレンチン城が見えています。

トレンチン駅構内はこんなかんじ。

外から見たトレンチン駅。
こじんまりとした駅です。

ポーリーナの家は閑静な住宅街の中にあります。
ほんとに静か。

ポーリーナの愛犬、アイシャが出迎えてくれました。
彼女はとてもおとなしく、初対面だというのに尻尾を振りながら近づいてきます。

ポーリーナ手作りのケーキ。
ベリーは彼女の家の庭で採れたものものだそうです。

さっそくポーリーナが街を案内してくれることになりました。
見上げると、トレンチン城がどこからでも見えます。

街で一番豪華なホテル。
日本人観光客はたいていここを利用するそうです。
金持ちだね~。

ちょうど明日からはお祭りだということで、広場にはたくさんの屋台が出ていました。
私はちょうどいいタイミングでやってきたみたいですね。


これ、ブラチスラバでも見ました。
スロバキア様式とでもいうのかな。

ポーリーナの友達も加わり、街を案内してくれます。
3人ともめちゃくちゃ美人なんですよ、これが!
もう観光なんてどうでもいいや。


こんな小さな街にも寿司屋が。
SUSHI パワー、おそるべし。
どうせ中国人オーナーの偽物なんだろうけどさ。

高台から見下ろしたトレンチンの街も美しい。
明日は城に登るので、もっと高い所から景色を眺めることができる予定。

右手に見える建物は拷問や処刑、牢獄として使われていたのだとか。
食事前なのでパス。

石畳みが中世ヨーロッパらしくていい感じ。

スロバキア料理が食べたいとの私のリクエストに応えて、彼女たちが連れてきてくれたのはこのレストラン。
洞窟の中にみたいで風情があります。


スロバキアの豪華美女軍団。
左からポーリーナ、エマ、マッチャ。
3人が3人ともそれぞれの美しさを持っていて甲乙つけがたい。
どの娘か一人を選べと言われても迷ってしまいます。
もちろん、そんな夢のようなチャンスは一生巡ってこないでしょうが。


夜空に浮かぶ、トレンチン城。
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トレンチン(スロバキア)
なんとか無事にトレンチンに着いた。
ここでのホスト、ポーリーナに電話する。
彼女は車で駅まで迎えにきてくれた。トヨタ車だ。
そしてポーリーナは写真で見るよりもずっと美人だった。
日本を出てからずっとシャワーを浴びていないし、服も着替えていない。汗もずいぶんかいた。
そんな状態で彼女の車に乗り込むのは気が引けたが、他にどうしようもない。
彼女の家は閑静な住宅街にあり、玄関を開けたら大きな犬が出迎えてくれた。アイシャというらしい。
その犬のせいで、玄関にはムッとする異臭がたちこめている。
よかった。俺よりもアイシャのほうがはるかに臭い。
シャワーを終えると、ポーリーナがケーキを用意してくれていた。
彼女の手作りらしい。
ケーキにはブルーベリーが添えられている。彼女の家の庭で採れたものらしい。
隣の庭には二羽のニワトリと豚がいた。
遠くには山が見える。
いい街だ。
私はすぐにこの場所が気にいった。
ずっと気になっていることがある。
ポーリーナの両親は今、バカンスに出かけていて、この家にはいない。
大事な娘を、素性の知れない男と二人きりにして平気なはずはない。
ポーリーナは両親を説得すると言っていたが、いったいどうやって両親を納得させたのだろう。
ポーリーナとその友人たちは夜遅くまで私をもてなしてくれた。
私はイケメンでもなければ金持ちでもない。
それなのに今、とびきりのスロバキア美人3人に囲まれている。
「マサト、スロバキアの料理が食べたかったんでしょ。
ほら、もっと食べて! 飲んで!」
私はまるで夢見心地だった。
こんなに幸せでいいんだろうか。
話がうますぎる。
あとから高額な請求書がまわってくるんじゃないだろうな。
もちろん、ここの支払いは私がもつつもりだった。
だが、彼女たちがそうはさせてくれない。
さっさと勘定を済ませてしまった。
いやいや、そんなわけにはいかないだろう。
いったいいくらだったんだい? お金を払うから金額を教えてくれよ。
と言っても、
「あなたは私たちのゲストなんだから、おとなしくしていればいいのよ。
男のくせにお金のことぐらいでガタガタ言わないで。
それとも、女に恥をかかせるつもり?」
なんなんだ、この娘たちは。
日本の美女たちはみんな、「私は美人なんだから、男に貢がせて当然よ」というスタンスだぞ。
私は今日、スロバキア美人を3人も半日間独占した。
例えが悪いが、もしも銀座のクラブで同じことをしたとしたら、いったいいくらかかると思ってるんだ?
私は今日、あらためてカウチサーフィンの威力を思い知った。
レストランを出て、さらにバーをハシゴした後、ポーリーナの家に向かう。
マッチャとエマも一緒だ。
なるほど、そういうことか。
彼女たちも今夜はポーリーナの家に泊まるんだ。
そういう約束でポーリーナは両親を説得したにちがいない。
私をホストするために、彼女はいったいどれだけの労力を使ったのだろう。
日本でカウチサーフィンが普及しない理由の一つに、
「私は両親と一緒に住んでいるので、外国人をホストすることなんてできません」
というものがある。
たしかにその通りだと思う。
そして、ポーリーナも同じ状況だったのだろう。
それなのに彼女は私をホストするために懸命に努力してくれた。
いったいなにが彼女にそうさせたのだろう。
私はいったいどうすれば彼女に恩返しができるのだろう。
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。
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