男の子だもん
という記事(英文)を読みました。
ある女性がカウチサーフィンを使って旅行した際、ホストの男性から
「俺の部屋のドアはいつでも開いているからな」
というようなことを言われたそうです。
最初、この女性は男性が冗談を言っているのかと思いました。
でも、それは冗談などではなく、彼は真剣そのものだったのです。
「あれ? ○○人の女はすぐにヤラせてくれるって聞いたんだけどなあ。ガセだったのか」
この女性はその旅行中、他にも何人かの男性ホストの家に泊まったのですが、かなりの確率で「お誘い」があったそうです。
彼女はこの現状を目の当たりにして、怒り、驚き、嘆き、呆れました。
たしかに、カウチサーフィンをデート・サイト代わりに使っている男性もいます。
女性が一人で旅行しているの見て、
「俺の所に泊まりに来いよ」
とメールを送り付けるホストも大勢います。
「俺は女しかホストしない」と豪語する男性ホストもいます。
嘆かわしいことです。
たしかにカウチサーフィンは「出会い」を促進する場ではありますが、
本当に「出会い系サイト」として使っている人がいるんですね。
「旅人同士の交流を促進する、インターナショナル・コミュニティ」
どんなに高尚な目的で設立されたツールも、使う人しだいでただの「出会い系サイト」に早変わり。
もちろん私も新たな「出会い」を求めてカウチサーフィンを利用しています。
人気の観光地を巡って、ガイドブックおすすめのレストランで食事をする。
私の旅をそんなありきたりのものにはしたくない、という気持ちから、私はカウチサーフィンを利用するようになりました。
そのため、これまでに訪れた国すべてでカウチサーフィンを利用してきましたし、これからもそうするつもりです。
その土地に住んでいる人との「出会い」があるからこそ、旅はおもしろくなる、と私は思っています。
私は現在、東欧旅行の準備中。
これまでのところ順調に準備は進み、最初の1か月間の日程すべてでホストを見つけることができました。
残り1か月分も、スムーズにいってくれることを祈るばかりです。
そしてさらに今日、1通のメールが届きました。
若くて美しい女性からです。
「ハーイ、マサト。あなたのプロフィールを見たわ。
もしも地元の人間とビールでも飲みたくなったら、私に連絡してちょうだい。
私、外国人にとても興味があるの」
以前、私が西ヨーロッパを旅行した時には、まだ「オープンリクエスト」というシステムはありませんでした。
なのでホストを見つけるためには自力で一人一人にあたるしかなかったのです。
ましてや、ホストの側から声をかけてもらうことなんて、ほとんどありえませんでした。
でも、今は違います。
黙っていても毎日何通ものメッセージが届きます。
カウチサーフィンもずいぶんと進化したなあ。
などと感慨にふけりつつ、彼女の写真を見た私は、文字通り「固まり」ました。
え?え?え? なにこれ?
いったいなに考えてんの、この娘。

君の写真、日本国の法律に抵触しているよ。
けしからん。
本当にけしからん。
ちょっと東欧まで説教しに行ってきます。
探さないでください。
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