ウクライナ上空 10000メートル
「マサトさん、見て、見て!」
送られてきたのはEVER AIR のリンク。
今度の東欧旅行で私が利用する航空会社です。
そこにはこう書いてありました。
「台湾ー欧州便 運航ルート変更のお知らせ
マレーシア航空MH17便の墜落を受け、エバー航空は台湾ー欧州間の飛行ルートをウクライナ上空を回避し、トルコ上空を経由するルートに変更しました。これにより、台湾ー欧州間の飛行時間は通常より20分長くかかることがあります。」

おいおい。俺の乗る飛行機、ウクライナ上空を飛ぶつもりだったのかよ。
おそらく、これはエバー航空だけでなく、アジアからヨーロッパへ向かう飛行機の多くが同じルートを取っていたのではないでしょうか。
そう思ってググってみたら、
「マレーシア航空機が撃墜されたウクライナ東部ドネツク州上空は欧州とアジアを結ぶ最短距離航路。
1日約300便以上が上空を通過」
と書いてありました。
そう、あのマレーシア機撃墜は、我々誰にでも起こりうる可能性のある事件だったのです。
「飛行機事故に遭う確率よりも、自動車事故に巻き込まれる可能性の方が断然高い」
とはよく言われることですが、あれだけセンセーショナルなニュースを目の当たりにした後には、やはり少なからぬ動揺を受けます。
出発まであと1週間。
開き直った親ロ派やロシアが暴挙にでないことを切に願います。
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