※今回の記事には、不適切な画像が含まれています。カウチサーフィンをしていると、メールアドレスやフェイスブックのアドレスを交換する機会が格段に増える。
これまで数百人もホストしてきたから、正直言って、印象の薄かったゲストのことは忘れてしまうこともある。
おまけにカウチサーファーの中には、いくつものニックネームを持っている人もいる。
そういう人はカウチサーフィンとフェイスブック、LINE、のそれぞれで名前が違っていたりすることだって珍しくない。
そうなるともう誰が誰だかわからなくなるので、友達申請が来ても何も考えずに承諾してしまうことだってある。
でも、これからは少し慎重になった方がいいかもしれない。
LINEでメッセージが届いていた。どえらい美人からだ。
名前はイヴァーナ。
はて、誰だっけ?
こんな美人の顔、忘れるはずがないんだけどな。
「ハイ、マサト! 私たちって以前、話したことあったっけ?」
どうやら知らない人だったようだ。
「いや、たぶんないと思う」
「私の名前はジャネッサ。フロリダに住んでるの。ちょっと聞いてもいいかしら?」
「いいよ。なに?」
「あなたはどんな感じの女の子が好き?
大きなおっぱい? それともまあるいお尻?」
なんだ? 初対面なのに、なんでいきなりそんな話をするんだ?
「どっちも大好きだよ」
「よかった。気が合いそうね。よかったらお互いの顔を見ながらじっくりと話さない?
私が使ってるビデオ・チャット用のサイトがあるから、今から送るリンクをクリックしてみてよ」
よく話が呑み込めないまま、言われたとおりリンクをクリックしてみた。
すると、

いきなり現れた画面上では、とびっきり美人のお姉さんが豊満なおっぱいを自分の手でもみしだいていた。
なんなんだ、これは! いきなり刺激が強過ぎるわっ!
金髪のお姉さんはにっこりほほ笑みながら、たわわなおっぱいをぶるんぶるんと揺らしている。
我を忘れて見入ってしまった。
数分後、我に返る。
「これって、やっぱりお金払わなくちゃならないんだろ?」
「LOL 何言ってるの? おバカさんね、ちゃんと画面の案内を読んでよ。
料金は一切かからないって書いてあるでしょ。
プレミアム・メンバーからの紹介があれば、まったくチャージされない仕組みになってるのよ。
そして私はそのプレミアム・メンバーなの。
このサイトのことは私、すみからすみまでなんでも知ってるんだから、あなた、安心していいわよ。
私、ウェブ・カメラの前でハダカになるの、大好きなのよ。笑っちゃうでしょ」
「俺、こういうの使ったことないから、なんだか怖いよ」
そう言って回線を中断しようとしても、彼女はなかなか放してはくれない。
私はこの手のサービスのことはよく知らないが、どう考えてもうさんくさい。
さっさと画面を閉じてしまえばいいのだが、目の前で魅力的なおっぱいが揺れているのを見ていると、どうしてもその場から離れることができない。
世の中にはいろんな性癖を持った女性がいると聞く。
この女の子はもしかしたら噂に聞く「痴女」というやつなのかもしれない。
そこへとどめの一撃が・・・
「ねえ、なにを迷ってるの?
実は私、いま何も着ていないのよ。
下の方も見てみたくない?」
その言葉に私の理性は吹き飛び、画面をクリックしてしまった。
そこにはメンバー登録画面が。
「クレジットカード情報を入力する項目があるけど気にしないで。
あなたが未成年じゃないってことを確認するだけだから。
わたしだって子どもの前で股をひろげたりしたくないのよ。lol」
「クレジットカード情報」
この言葉で我に返った。
名残惜しいが、今度こそ画面を閉じた。
こういう手口で金を巻き上げるサービスがあるとは聞いていたが、あんな魅力的な映像を見せられたら正常な思考力を失ってしまう。
あぶないところだった。
それにしても、惜しい。
もうちょっと見たかったな。
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