西陣織会館の着物ショー

今日は西陣織会館へとやってきました。
カウチサーフィンを始めてから、はや2年以上。
外国人を連れて、いつかはここへ来ねばと思っていたのですが、これまでなかなかその機会に恵まれませんでした。
しかし、キティというヒマ人カウチサーファーと巡り合えたことで、やっとここを訪問することができました。
ありがとね、キティ。

この西陣織会館のウリは、なんといっても「着物ショー」。
無料で見学することができるのです。
外国人観光客なら飛びつきそうなものですが、なぜか彼らの食いつきはいまひとつ。

きものショーが始まるまでにはまだ時間があったので、建物の中を見物することにしました。

京都に住んで20年以上になりますが、こんな京都弁を実際に使っている人なんて、あまり見たことがありません。


西陣織を実際に体験できるコーナーもあります(有料)


これ、なんだかわかるでしょうか。
蚕(カイコ)です。
最初、これは模型なのだと思っていたのですが、生きてます。
うねうねと動いています。
こういう虫系が苦手な人は、近づかない方がいいかも・・・

いよいよ、お待ちかねの着物ショーが始まりました。
会場は混雑というほどではないですが、それでもステージの周りはすぐに人で埋まってしまいました。
客のほとんどは外国人です。
欧米人ももちろんいましたが、韓国人や中国人(台湾人?)の方が圧倒的に多い。

彼女たちはプロのモデルさんのようで、身のこなしがとても優雅です。
常に微笑を絶やしません。
「今どき、こんな歩き方してるヤツいないよなー」
と思わずツッコミたくなるくらい、内またでしずしずと歩いていきます。


会場には強烈なスポットライトが浴びせられているため、とても暑い!
しかも、光が強過ぎて、写真を撮るとヘンな色になってしまいました。
モデルさんもまぶしそう。















このきものショーは無料だということで、もっとショボいのを想像していたのですが、なかなか楽しめました。
惜しむらくは、モデルさんがみんな上の方を向いていたため、なかなかカメラ目線をくれないことです。
ただ、ひとりだけサービス精神旺盛な人がいました。
「あの娘、くるっと向きを変える時、決まって俺の方を見てたよな。
それに、俺の目を見て微笑んでたし。
きっとあの娘は俺に気があるに違いない」
「あんた、頭わいてんじゃないの?」
そんな会話をしながら、次の目的地へと向かいます。
今日はハードスケジュールなのだな。
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