十三まいり

京都・嵐山にある法輪寺に行ってきました。
いつもは誰もいないこのお寺が、なぜか今日はにぎやかです。
着物を着た子供たちとその親御さんたち。
七五三か?
それにしては年齢が高めだな。



どうやらこの法輪寺は「十三まいり」という行事で有名なようです。
十三まいりというのは、子どもたちが大人の仲間入りをする年齢になると、「どうか賢くなれますように」と虚空蔵菩薩にお祈りをするしきたりなのだとか。
じつはあの空海も、この十三まいりによって飛躍的に記憶力がアップしたらしい。
ということは、東大生もみんなここにお参りにやってきたのだろうか。
十三参りか。
嵐山に住んで数年になりますが、そんな行事があるなんて知りませんでした。
カウチサーフィンはためになるなあ。
ちなみに、この十三まいりの帰り道、渡月橋を通ることになるのですが、橋を渡り終えるまではけっして振り向いてはいけないそうです。
もし途中で振り向いてしまうと、せっかく授かった知恵が全部失われてしまうのだとか。
だから、もし、嵐山の渡月橋を歩いている、着物を着た13歳くらいの子供たちを見かけたら、
ぜひ後ろから声をかけてやってください。

法輪寺は梅もきれいですよ。
小さなお寺ですが、見晴らし台からは嵐山の町を一望することもでき、私は好きです。


川沿いの道を散歩。
このあたりはあまり観光客が来ないので、のんびりできます。

隠れ家的な温泉旅館。
結婚して、子供が大きくなって独立したら、夫婦でゆっくり泊ってみたいな。



おなかがすいたので、嵐山でつまみ食い。
おや?
今日は結局、嵐山から一歩も外へ出ませんでしたね。
せっかく京都に来たというのに、それでいいのか、キティ?
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