手加減してあげてるのよ。感謝することね。
やはり英語ができるにこしたことはない。

でも、私は英語が堪能ではない。
カウチサーファー達ともっと語り合いたい。
私はいつもフラストレーションを抱えながら彼らと接している。
カウチサーファーとうまくコミュニケーションが取れなかった日は、
家に帰ってから英語の猛勉強をしている。
「今度こそは もっとしゃべろう」
でも、英会話ってなかなか上達しないものですよね。
一朝一夕では仕上がらない。

二年坂のジブリのお店で買い物をしたり、
円山公園でイカ焼きを食べたりしたため、
もう夕暮れ時になってしまいました。
知恩院もすでに閉まっていて入れません。
結局、金閣寺にも京都御所にもいけませんでした。
それでもロニはご機嫌っ♪
さんざん悩んだ挙句にトトロのキーホルダーを買ったからです。

出町柳ではお団子を食べました。
うまく食べることができずに苦戦している様子を見かねて、
お店の人がフォークをくれました。
「団子をフォークで食べてるようじゃ、まだまだ甘いな。
お前たちに日本文化を極めることなんて無理だ。
がはははっ!」
と笑ってやりました。
口のまわりを団子のタレで汚した二人は悔しそうにしていました。

叡山電車に乗って、いざ、鞍馬温泉へ。
カメラを向けると、いつもポーズをとってくれる明るいロシア人たち。
私は、そんな彼らが大好きです。

温泉初体験のドミトリ。
「おーっ」とか、「あーっ」とかうめきながら湯船に浸かっていました。
鞍馬温泉の男湯には私たち二人しかいません。
思う存分会話を楽しみました。
私の英語力でも、この二人とはかなりコミュニケーションがとれてます。
「俺の英語力もかなりアップしたなあ」
と思っていたら、ドミトリの口から衝撃の言葉が。
「なんだ、気づいてなかったのか。
俺たちはわざとゆっくりしゃっべってるんだぜ。
特にロニ。
あいつはアメリカに住んでたから、普段はもっと早口で英語をしゃべるんだぞ」
ロンリープラネットには、こう書いてあるそうです。
「一般に、日本人は英語が下手。
だから、極力ゆっくりと、ハッキリと話すべし」
日本人よ、立ち上がれ。
やつらに勝手な事を言わせておくわけにはいかんっ!
絶対に英語ペラペラになって、
ネイティブをペッシャンコにしてやるぞ。

私の内心ではメラメラと炎が燃えさかっている事も知らずに、
風呂上がりのすっきりとした表情のドミトリ。

鞍馬温泉からの帰りの叡山電車内では三人とも爆睡しました。
今日も疲れたーっ。
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