北野天満宮の梅苑

梅が見ごろだということなので(3月15日)、北野天満宮に行ってきました。
駐車場には大型バスが停まっていたりして、かなりの混雑ぶり。
「今が旬だよ」と言われると、混んでるのがわかっていても行ってしまうのが日本人の悲しい習性。

北野天満宮は「学問の神さま・菅原道真」を祀っています。
だからみんな牛の頭をなでているんですね。

毎年この時期だけ公開される梅苑。
情報通り、梅の花は見頃でした。
インターネットのおかげで、旬をとらえることが容易になりました。
が、その反面、みんなが同じ時期に一斉に押し寄せるため、混雑に拍車がかかっているようにも感じます。


北野天満宮の梅苑はけっこう広い。
梅の時期だけでなく、通年開放してくれたら、なかなかいいウォーキングコースになるのにな。



梅苑からは、北野天満宮の本殿が見えます。
でも、一度梅苑から外に出てしまうともう戻って来れなくなっちゃうので、もうしばらく梅の花を観賞することにします。
せっかく入場料を払ったんだから、もとをとらないと。



梅苑の入場料には、お茶とお菓子の料金も含まれています。
梅の花を愛でながら飲む梅こぶ茶の味はまた格別。
けっこう得した気分になりました。





カウチサーフィンをしていると、季節の行事に敏感になります。
外国からゲストが来るたびに、「今日はなにか催しをやってないかな」とチェックする習慣がつきました。
京都に20年以上も住んでいながら、これまでその良さを知らずに過ごしてきました。
せっかく日本に暮らしているのだから、日本を味わいつくさなきゃもったいない。
カウチサーフィンをやっていなければ、こんな気持ちになることはなかっただろうと思います。

今日はたっぷりと梅の花を楽しんだのですが、今夜はまだ行くべき所が残っています。
京都というところは、年中行事に事欠かない場所なのだな。
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