キティと桜と清水寺
それはやはり、カウチサーファー次第です。

ロシアのモスクワからやってきたカウチサーファー、ロニとドミトリはとてもフレンドリーです。
私のイメージでは、ロシア人というのは暗くて、ボソボソとしゃべるものだったのですが、彼らは違います。
底抜けに明るい!
特にロニはずっと興奮しっぱなしです。
日本の文化をこよなく愛す彼女にとって、
目に映る物すべてがまぶしく見えるようです。
「Japan,Japan,Japan!」
これが彼女の口ぐせです。
三十三間堂の後は清水寺へ。
途中で舞妓さんを見つけた二人は、走って追いかけて行きました。
清水寺では、とくに桜と絵馬が気に入ったようです。
あちこち走り回って写真を撮っています。
何か日本的な物を見つけては
「これは何?」
と質問してきます。
でも、満足に答えることができない私。
日常英会話もままならないのに、仏教の真髄や禅の心なんて説明できるかっ!

見てください、このスマイル!
なんてさわやかなカップルなんだ。
ちくしょう、ケンカして別れてしまえ。
それとなくドミトリに
「日本の女の子はどうだい?
かわいいだろう?
なんなら いい娘 紹介しまっせ、お兄さん。ヘッヘッヘッ。」
って言ったら、
「いらん!」
ってさ。
つまらん。

日本人が写真を撮るとき、
「ピース」のポーズをしているのを見て不思議がる二人。
そうか、これは日本特有のものだったんだ。
さっそく写真を撮る時に「ピース」のポーズを試していました。
笑いながら。
そうこうしているうちに、時間は過ぎていきます。
どうやら、金閣寺に行く時間はなさそうです。
予定を変更して、京都御所に行く事にしました。
が、みやげもの屋で珍しい物を見つけては大はしゃぎする二人。
特にお気に入りは「ハローキティ」グッズ。
いちいち手にとっては
「かわいいっ!これ欲しいっ!」
と言ってます。
彼女はロシアでも猫グッズを集めているそうです。
女の子というのは世界共通ですね。
お店からなかなか出ようとしない二人。
あのー、時間ないんですけど。
日が暮れちゃいますよ。
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