あんた、猿の頭を食べたことあるかい?

「LINE」のことを教えてくれたのは、このキティです。
それまで知らなかったのですが、LINEはアジア全域で人気があるのですね。
私の友達だけ見ても、マレーシア、中国、台湾、香港、タイ、インドネシアで流行しているようです。
おそらく韓国やシンガポールでも似たような状況じゃないでしょうか。
ちなみに、facebookに関してはいろいろと制約の多い中国ですが、
今のところLINEは問題なく使用できます。


キティの希望により、今夜は「すき焼き」か「しゃぶしゃぶ」。
「両方は無理だから、どちらか一つを選ばなければならないよ」
「そんなこと言われても、どんな料理なのか知らないから、選びようがないわ」
しかし、そんな心配は杞憂でした。
しゃぶしゃぶとすき焼きの両方を同時に食べられるコースがあったからです。

キティはすき焼きの食べ方を知らないので、私が手本を見せなければなりません。
そうは言われても、実は私だってよくわからないのです。
一人ですき焼きを食べたことはないので、いつもは誰かがやってくれていたからです。
えーっと、肉が先だったっけ?それとも野菜からかな。
なんとも段取りの悪い食べ方をしてしまいました。
許せ、キティ。
日本の食文化をよく知らない男をホストに選んだ自分を恨め。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日、キティは香港から持参した食材を使って、スープを作ってくれました。
これ、なんて書いてあるかわかりますか?
猿の頭のキノコという意味らしいです。
なんとおどろおどろしいネーミング!
キティは香港の人なのですが、彼女のお母さんは中国は四川省の出身。
漢方にも造詣が深いのだとか。

これらの食材はたいへん健康によく、特に男性の精力を高める効果があるのだそうです。
な、なにをたくらんでいるんだ、キティ?

「いっぱい食べてねえ、マサト。
一滴も残しちゃダメよお」
その顔、やめてくれないかな、キティ?
かなりコワいんですけど。

うわあ、本当に猿の頭が浮かんでるように見える。

実際に食べてみた感触は、まるでサルの毛皮をかじっているようでした。
かなり硬くて、なかなか噛み切れません。
でもがまんじゃ。
なんといってもこれは、中国四千年の歴史が生んだ、秘伝の精力増強剤なのだから。
- 関連記事
-
- 私を見て!
- 十三まいり
- 東山花灯路
- 北野天満宮の梅苑
- キティ・リターンズ
- もちもちい~ん
- 明日のために
- あんた、猿の頭を食べたことあるかい?
- 醍醐寺
- ミス小野小町(隨心院)
- 美山「かやぶきの里」放水訓練(2012)
- そんなに「恋占いの石」が好きなの?
- よーじや
- 決別
- 春が来た
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行