醍醐寺

随心院に行ったついでに、醍醐寺へも寄りました。
紅葉はすでに見ごろを終えているようでしたが、醍醐寺は世界遺産にもなっています。
見ておいて損はないでしょう。

木々の枝には葉っぱの一枚もなく、まるで枯れ木のよう。


紅葉はほとんどなく、探すのに一苦労。
やっぱり何事も時期を逃しちゃダメだね。

紅葉が満開のころに来れば、この池の周りもさぞかしきれいでしょうね。
でも、この幽玄な感じも悪くないよ。
うん。私は好きだな、こういうの。

お茶屋さんで一休み。
寒かったので中で食べたかったんだけど、人がいっぱいだったので外でいただくことにしました。

うぅ。これっぽちじゃお腹はふくれないよう。
でも、観光地の食べ物は高いので、これ以上注文するのは断念。

左がオーヤン。
とっつきにくい彼女でしたが、ここ数日ずっと一緒に歩き回ったおかげで、話す時間だけはたっぷりありました。
おかげで、彼女の意外な一面を知ることもでき、それなりに楽しかったです。

醍醐寺の境内はかなり広大で、散歩にはうってつけの場所です。
ただ、山が近いせいか、夕方の早い時間に境内は影に包まれてしまい、とても暗い。
ずっと歩き続けていないと凍えてしまいます。

別の日の嵐山。
紅葉ももう終わりです。

竹林のライトアップ
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日本の文化は香港でも広く知られているようだ。
オーヤンは日本について、実にたくさんの知識を持っている。
醍醐寺が秀吉ゆかりの寺だということまで知っていたのには驚いた。
彼女は信長や家康についても詳しい。
本能寺の変について熱く語る香港人。
ひょっとしてオーヤン、君は「歴女」か?
その他、「干物女」や「喪女」などの言葉は香港でも使われているらしい。
私は「腐女子」というのは広くオタクの女性のことを指す言葉だと思っていたのだが、
「マサト、それは違うわ。
腐女子というのはBL(ボーイズ・ラブ)ものの小説やマンガを好む女のことよ」
と訂正された。
勝ち誇ったような顔をして言い放つオーヤンにカチンときた私は、
「なんでそんなに詳しいんだよ。
ひょっとしてお前、オタクなんじゃないの?」
と言ってやった。
するとオーヤンはすかさず、
「私はいかなる種類のオタクでもない!」
と言い返す。
声高らかに宣言するその姿は、まるで宝塚歌劇団の男役のようであった。
オーヤン、君は「ヅカオタ」でもあったのだな。
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