「もみじの」永観堂

今日はムエイヤイと永観堂に行ってきました。
この永観堂が紹介される時、まくらことばとして「もみじの」という単語が使われます。
それほど紅葉が美しい場所だということなのでしょうが、人が多そうなイメージがあったので、
今までずっと敬遠してきました。
しかし、ムエイヤイが「京都で一番有名なもみじの名所に行きたい」と言うので、
ついにここを訪れることを決意したのです。
ちなみに、あとの二人はあまり京都には興味がないらしく、
今日は大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に遊びに行ってます。
そんなのシンガポールでも行けるじゃないかよ!
せっかく秋の京都に来たというのにもったいない。








この永観堂は紅葉の期間中、夜間のライトアップもされています。
この行列はそのためのもの。
まだ日が暮れる前からこんなに並んでいるんですねー、すごいや。
紅葉シーズンの京都は尋常じゃありません。
帰りのバスに乗ろうとしたのですが、満員で乗れませんでした。
しかたなく次のバスが来るのを待ちましたが、これまた満員。
このままではらちが明かないので、すでにギュウギュウ詰めのバスに無理やり乗り込みました。
他の乗客には迷惑そうな顔をされたけれども、他に方法はありません。
驚くべきことに、次の停留所ではさらに乗客が乗り込んできました。
あまりの圧迫感に、窒息しそうです。
あらたに乗りこんできた乗客によると、彼らもすでに3台のバスをやりすごしたそうです。
道路も渋滞で、なかなか前に進みません。
人いきれのために車内は暑くなり、汗が噴き出してきましたが、
身動きがとれないため、ジャケットを脱ぐことさえままならない状態です。
こんなことなら、歩いて京都駅まで行った方がまだマシだったかな。
秋の京都、おそるべし。