サプライズ・プレゼント(ノエミ、マリナ:スペイン)

ノエミとマリナは、バルセロナからそう遠くない、ジローナという街からやってきました。
おみやげに小さなグラスをくれたのですが、それには、ジローナの街並みが描かれています。
中世を思わせるお洒落なたたずまい。
やっぱりヨーロッパっていいなあ。
特にスペインは気候も食べ物も、そして人々の気性もすべてがいいんだよな。
もう一度行こう。
ノエミとマリナは、今日も食事を用意してくれました。
カップラーメンだけど・・・
彼女たちと一緒に京都を観光することはできませんでしたが、
今回のカウチサーフィンもとても楽しかったです。
スペイン人はとっても明るい。
今までホストしたスペイン人にハズレはありません。
それに、二人とも美人。
それぞれ異なるタイプの性格だったので、余計に楽しめました。
マリナは典型的なスペイン娘。
いつも大きな声で笑い、全身で感情を表現します。
ノエミは少しおとなしめで、なんとなく日本人を連想させます。
特にはにかんだような仕草が。
二人はカタルーニャからまぶしい太陽と暖かな風を我が家に運んできてくれました。
しかし、彼女たちが残していったのはそれだけではなかったのです。
その日の夜、シャワーを浴びようとした時、浴室の壁に何やら見慣れぬ物体がぶら下がっているのに気付きました。
ん? なんだ?
手にとってひろげてみると・・・・
わわわっ!
それは女性物の下着でした。
どうやら、マリナが忘れていったようです。
なぜそれがノエミではなく、マリナの物だとわかるのかって?
だってこれ、ものすごーく大きいんです。
私のパンツよりもデカいんじゃないだろうか。
しかしいったいこれをどうしたらいいんだろう。
明日には次のカウチサーファーがやってきます。
他人のパンツを握りしめて立ち尽くしている場合ではありません。
なんとかしないと。
こういう場合は、やはり女性の意見を聞くにかぎる。
というわけで、ペギーとキティとメイサンに相談してみました。
ペギーの回答:
「すぐにスペインに送り返してあげて。
いや、待って。
そういうことされると、恥ずかしがる女の子もいるから、
相手の反応を待つ方がいいわね。
しばらく様子を見て、向こうが何も言ってこなければ処分して。」
さすがはペギー。
優等生らしい模範解答ですな。
キティの回答:
「見ちゃダメ」
おいおい。
じゃあこれをいったいどうしろと?
明日には他のカウチサーファーが来るっていうのに、
ほったらかしにしておくわけにもいかないだろ。
それに、もう見ちゃったし、手遅れだよ。
メイサンの回答:
「おめでとう、マサト。
あなたのコレクションがまたまた増えちゃったわね。
彼女にお礼の手紙を書きなさい。
「ありがとう、マリナ。
どうして僕が変態だってわかったんだい」ってね。」
メイサン、君は俺のことをそんな目で見ていたのか。
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