花モン族の村でカウチサーフィン(バックハー、ベトナム)

なんとか今夜の宿を確保することができました。
それも普通のホテルではなく、花モン族の村でです。

最初に連れて行かれたのはこの家。
しかし、なぜかすぐに他の家に移ることに。
いったい何が起こってるのかわからず、少し不安。

干されている洗濯物も、どことなく花モン族ちっく。

大きなリュックを担いだ私を、村の子供たちは怪訝そうな目で見ています。
悪かったな、不審者で。

2軒目の家。
なかなか親切そうなお兄さんが、家畜小屋を案内してくれました。
ほんとにこんな所に泊るの?
なんかおもしろそう。


台所。
まるで博物館のようで、現実感に乏しいですが、
すべて今現在実際に使われている本物。

しかし、今夜私が泊るのはここではないのだとか。
せっかくだから私に花モン族の家をたくさん見せてやろうというはからいのようです。

一見するとなんの変哲もない普通の村ですが、
こうしてはなやかな衣装に身を包んだ花モン族の女性が歩いているのを見ると、
やっぱりここは花モン族の村なんだなあ、
という実感がわいてきます。

ついに到着。
ここが今夜私がお世話になるおうちです。

到着早々、お酒の一気飲みで歓迎されました。
これがなければベトナムの夜は始まりません。
といっても、まだ真昼間なんだけどな。
まあいいか。
もうヤケだ。
モッ、ハイ、バッ、ヨッ!

水場では、花モン族の衣装を着たおばあさんが洗濯をしています。
ついに来た来た。
本当に自分が花モン族の家に泊ることになろうとは。
なんでもやってみるもんだね。

夕食まではまだ時間があるので、村をブラブラすることにしました。

棚田を歩く水牛。
こんなのんびりした風景を見てると、まるで時間が止まってしまったかのような錯覚を憶えます。



野良仕事帰りのおばあさん。
背中には驚くほどたくさんの荷物をしょってます。
ベトナム女性はタフなのだな。

と思っていたら、子供も負けてはいません。
アイスクリームは今日一日がんばったごほうびなのかな。

一日の仕事を終え、くつろぐ村人たち。
みんな働き者だなあ。

それに引き換え、昼間っからipad で遊んでいるナマケモノ3人。

赤ちゃんのおもりは女の子の仕事です。
ほんとにベトナムの女の子はよく働きます。

お前も少しはみならえ!
男がぐーたらなのは万国共通のようですね。

夕食まですることがなく、ボーっとする私。

炊事場で洗い物をしている女性のわきには、ひよこたちが。
のどかな風景だなあ。

台所。
ガスではなく、薪を燃やして調理された夕食はさぞかしうまいことでしょう。

この鍋、砂を被ってるように見えるのは気のせい?

家の中には水道はないので、いちいち外に水を汲みに行かなければなりません。
そのため、やたらとバケツやたらいが目につきます。


夕方になり、村人たちがぞくぞくと帰ってきます。
一見すると伝統的な生活を守っているように見えるこの村にも、時代の変化は押し寄せてきているようですね。
花モン族の衣装とバイク、ヘルメットの組み合わせ。
ものすごーく不自然に思えるんですけど。



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