サパ最貧、黒モン族の村(ベトナム)

サパ近郊には、とても美しい田園風景が広がっています。
心洗われる風景に癒されます。

道端ではときおり黒モン族の子供たちを見かけます。
なんとかして彼らと仲良くなれないかなあ。

健康状態に不安があったので、今夜は黒モン族の村ではなく、サパのホテルに泊まることにしました。
しかし、昨夜から降る雨のせいで土砂崩れが発生。
それも、ホテルの目の前で。
大丈夫かな。

「サパは観光地化されすぎていてつまらん。」
と私が愚痴をこぼしていたので、今日はテンスがいい所に連れて行ってくれるとか。
サパ近郊の黒モン族の村と言えばタヴァンやバンホー、カットカットなどですが、これから向かう村はガイドブックには載っていないとか。
名前を聞いたら、「そんなものは無い」と言われました。
まさに「名もなき村」です。
途中、水牛の背中に乗って遊ぶ子供たちの姿が見えました。
サパの子供たちは遊び方もワイルドなのだな。

いよいよお目当ての村に到着。
この村には、ここにしかテレビがありません。
だから子供たちが集まってきてるんですね。
さっそく黒モン族の衣装を着た人たちと遭遇。
仲良くなれるかな?

ここには後から戻ってくるとして、さらに村の奥へと進みます。

これ、なんだと思います?

藍染の原料なんだそうです。
これらからあの黒モン族の服が染められるんですね。

黒モン族の男性と。
なんだかおっかない顔をしている彼ですが、機嫌が悪いわけではありません。
いつもこんな感じなんだとか。

家の中を案内してもらいました。

いいなあ。
こういう家に泊りたかったなあ。

タイミング良く、子供たちが大勢やってきました。

古タイヤが彼らの遊び道具です。

パ、パンツくらいはかせてやれよ。
テンスの説明によると、この村はサパ近郊の村の中でも最貧なのだとか。
外国人観光客を受け入れている他の村は、どんどん豊かになっていくというのに、
昔ながらの生活を守るこの村は、発展から取り残されてしまった格好です。


私は黒モン族の衣装がとても好きです。
本気で買おうかと思ったくらいに。
でもこの衣装、おばあさんが着ると違和感を感じるのは気のせいでしょうか。
なにゆえにミニスカート?!


なんだか大勢集まってきました。

先ほどの、村に唯一、テレビのある場所に戻ってきました。

大人たちが働いている間、年長の女の子が小さな子の面倒をみる、というシステムのようです。

この女性はなぜ、傘を2本持っているのだろう。




それにしてものどかすぎる。
この黒モン族の村でカウチサーフィン、したかったな。
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