Silly me...(ハノイ、ベトナム)
ハノイの駅で電車を待っていた時のことだ。
ここ、ハノイB駅はクーラーすらないショボい待合室なのに、
なぜか無料でWiFiが使える。
それもけっこう高速。
これから夜行列車に乗って、山岳民族の村に向かう予定だったので、
インターネットが使えるうちにできるだけのことはしておきたい。
カウチサーフィンのホストとの連絡、情報収集、facebookのチェック、たまっていたメールの返信・・・
ああ忙しい!
しかし、「時間が無い」と言いながら、ちゃっかりキティとスカイプでしゃべったりもする。
まあたまには息抜きも必要でしょ。
時間が惜しいので、作業は同時並行で進める。
キティと話しながら、ペギーへメールの返信を書く。
これが間違いだった。
キティとの会話を終え、ipadを閉じようとしたその瞬間、facebookのチャット画面が開いた。
ペギーからだ。
「ちょっとマサト、私の名前はキティじゃないわよ。
キティって誰?
あんたの恋人?」
あわわわわ。
やってしまった。
どうやら、ペギーへのメールの冒頭で、
「Hi Kitty,」
と書いてしまっていたようだ。
ベッドの上で、間違って他の女性の名前を呼んでしまう間抜けな男がいるとは聞いていたが、
まさか自分も同類だったとは。
「いや、ごめんペギー。
昨日は夜行バスの中であまり眠れなくて、頭がボーっとしてたんだ。」
こんな言い訳をしても意味がないことはわかっている。
人の名前を間違えるのは、もっとも失礼な行為だ。
ペギーはさぞかし不愉快だろう。
どうやったら彼女の機嫌をなおすことができるだろうか?
おそらく、それは不可能だろうな。
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