路上の散髪屋さん(ホーチミン、ベトナム) 7月3日

今日はこのファムがホーチミンを案内してくれます。
もちろん彼もカウチサーファー。
ホーチミンのカウチサーファーはとても親切。
バイクで一日、市内を案内してくれるんですよ。
もちろん無償で。
カウチサーフィン最高~

いかにもベトナムって感じでしょ

これもベトナムっぽい

「オイシイ」って日本語じゃないか

まずは腹ごしらえ

ベトナム名物、路上のカフェ


ファムと一緒に路上のカフェで朝食。
気分はすっかりベトナム人!

今朝の朝食、バイン・ミー

どっちを向いてもバイクだらけ。
うーん、ベトナムだねえ

これだけ交通量が多くても、不思議と渋滞にはならないんですね
(ただし、自分はバイクに乗っている事が前提。車だとすぐに身動きが取れなくなってしまうおそれあり)

まずはホーチミン観光の定番、統一会堂へ

これがあの有名な、サイゴン陥落の際、統一会堂に突入した戦車か?
と思ったのですが、違いました。

なぜか戦闘機も飾ってあります

統一会堂の中

観光ガイドはアオザイ着用。
初めて見た!

屋上にはヘリポートも。

屋上からの眺め

当時の室内の様子が再現されています。
写真 ボケちゃった

あっ!
「展示品に触るな」
って書いてありますね

ファム、お前も仲間だ

この鉄柵を戦車が突っ切って行ったわけですね。
そんな激動の歴史の舞台も、今では観光客の記念撮影スポットと化している。
平和だねえ。

サイゴン大教会。
ここは昨日の夜、ランと一緒に来たのですが、やはり昼と夜とでは雰囲気が違います。
どっちの方が良かったかって?
そりゃもう・・・

郵便局の脇では、おばちゃんがおやつを売っていました。
ベトナムですねー

ホーチミン作戦博物館(だと思う)
ベトナムにはこの類の博物館があちこちにあって、歴史に興味の無い私には全部同じに見えるのだ。



撃墜された米軍機の残骸


受付の人にカメラを向けると、微笑んでくれました。
でも、彼らは例外。
他の軍事博物館では、とてもそんな雰囲気ではありませんでしたから

ホーチミン市人民委員会。
街のあちこちにおフランスの香りが漂ってます

ホーチミン先生は、この巨大なイカビルを、どんな気持ちで日々 眺めておられるのだろうか

ベトナムで車の運転はしたくないものだな

これはどこだっけ?
デタムかな

ファムのバイクにも食事が必要です。
いっぱい走ったからねえ。
実はファムの家はホーチミンの郊外にあり、
今日はわざわざ私をガイドするために数十分かけてバイクを飛ばして来てくれたのです。
感謝、感謝。

ファムははるばるチョロンまでバイクで行ってくれました。
チョロンと言えば、やはりビンタイ市場。
中に入る前から人々の熱気がものすごいです。

市場の中は商品がギッシリ

(ガイドブックも注意を促す、日本語を話すベトナム人)
ファムとはぐれてしまい、どうしたものかと思っていると、一人の男が日本語で話しかけてきました。
地球の歩き方には、
「ビンタイ市場に出没する、日本語使いに注意」
と書いてあります。
ははーん、さてはこの男の事だな。
なるほど、その男はかなり日本語が達者。
「おもろい」とか「なんでやねん」という言葉遣いを見ると、大阪に住んでいた事がある模様。
その男が「市場を案内してやる」と言って私と一緒に歩き始めました。
ついていっても大丈夫かな?

男が「何が買いたいんだ?」と聞いてくるので、「ベトナムの帽子」と答えると、このお店につれてきてくれました。


ベトナムにはマクドナルドやスターバックスは無いのですが、その代わりロッテリアやKFCをよく見かけます。

笑っちゃうくらいたくさんのバイク

学習塾の前で子供を待つ親たち。
ベトナムでもお受験は盛んなようです

ファムはよく近道をします。
バイクだとこういう細い路地にもスイスイ入って行けちゃうんですね。
普通のツアーだと、まずこんな道は通らないだろうから、これもカウチサーフィンならではの体験と言えなくはない?

ファムの行きつけのカフェでひと休み

ベンタイン市場前のロータリー。
またイカビルが見えました。

ベンタイン市場。
特に買いたいものは無かったけど、有名な観光名所だからね。

ベンタイン市場の中。

この市場の店員さんはかなりしつこく、私の腕をしっかりつかんで、何か買うまで放さない勢いでした。
彼らにとって日本人は上客のようです。
他の日本人観光客もかなり激しい勧誘攻勢にさらされていました。

ベトナムでは路上のお店をよく見かけます。
しかし、経済発展の著しいこの国のことです。
こういう風景もそのうち見れなくなっちゃうんでしょうね。

路上に座り込んでおやつを食べる少女たち。
さしずめ、ベトナムのファーストフード店といったところでしょうか。

ファムは永厳寺(ヴィンギエム寺)にも連れていってくれました。
今日は長い一日なのだな。

ファムはお線香を買って、私に手渡してくれました。

しかし、どうすればいいのかわかりません。

そこでファムがお手本を見せてくれることに

さすがは地元民。
線香をあげる姿も様になってます



チョロンのビンタイ市場で買ったベトナム・ハット。
似合うでしょ

戦争証跡博物館にも行ってきました。
ベトナムにはこの手の博物館が至る所にあるんですね



カフェで一休み


いよいよ次は、ベトナム名物、路上の散髪屋さんです


このおっちゃん、なんか真剣すぎて怖い。
殺意を感じるんですけど

仕上げは耳掃除。
このおっちゃんには、優しさの欠片もありません。
あんた、俺の鼓膜 破る気満々だろ



ホーチミン駅の近く。
この後、とてつもない豪雨に襲われ、立ち往生することに

今日の夕食はバイン・セオ(ベトナム風お好み焼き)

食べ方が分からなかったので、ランに教えてもらいました。

お姉さんが、手取り足取り教えて あ・げ・る


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ホーチミンというのは、とてもカウチサーフィンのやりやすい所だ。
ホストを探している時、たくさんのメッセージをもらった。
「俺の所に泊りに来いよ。」
「私のカウチでよかったらいつでもどうぞ。」
ヨーロッパを旅行しているときには、こんなメッセージをもらったことなど一度もなかった。
とにかくホーチミンではそんな調子だったので、宿泊をお願いする立場であるはずの私がホストを選ぶ、
という贅沢な状況だったのだ。
最終的に絞り込んだのはランとファムとあともう一人の女性。
ファムのオファーはとても魅力的だった。
彼のバイクでホーチミン市内の観光、お母さんの手作りベトナム郷土料理・・・
だが、最終的に私はランをホストに選んだ。
彼女の魅惑的な笑顔には勝てなかったのだ。
許せファム。
君も男ならわかってくれるだろう?
君が俺と同じ立場なら、やはり同じ決断を下すはずだ。
ベトナムに来たら一度やってみたかったことがある。
路上の散髪屋さん。
以前、何かでその写真を見て、
「ベトナムでやりたいこと」のリストの筆頭に挙げていたのだ。
そこでファムに頼んで連れて行ってもらったのだが、
理想と現実とは大きくかい離していた。
まず、散髪屋のおっちゃんがとてもがさつ。
丁寧さのかけらもない。
(日本の)駅前にある800円カットの店の方が100倍くらいサービス精神にあふれている。
次に、おっちゃんは耳掃除もしてくれるのだが、これが恐ろしく痛い!
ゴリゴリゴリッ!
と私の耳の穴を引っかき回すのだ。
本気で鼓膜のことを心配した。
そして、これはある程度覚悟していたことなのだが、衛生環境の悪さ、という問題がある。
使った器具はそのまま使い回す。
剃刀の刃も交換しない。
水が無いから髪を洗うこともできない。
散髪の後はやはり頭を洗いたかったので、ファムに「どこかでシャワーを浴びれないか?」と尋ねたら、ホテルに連れて行ってくれた。
男2人で昼間っからホテルに入るのか。
しかも2時間だけ。
どう見ても怪しすぎる。
ホテルの従業員は俺たちのことをホモだと思ったに違いない。
ベッドで一緒に1時間ほど昼寝したから、似たようなものか。
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