6月22日(金) ルームメイト(シパドーン、ラオス)


この舟に乗って対岸へ


この車に乗り換えてナーカサンへ

ナーカサンからは、直接 シーパードンへは渡らず、イルカウオッチングに

相変わらずメコンの水は汚ないなあ。
でも好き

ボートで渡った先はカンボジア領。
ここから川イルカを見物します

でも、なかなかイルカなんて見えません。
ガイドは「ほら、見えた。あそこだ」と言いますが、私には見えません。
どこにイルカがいるかわかります

これがそのイルカだそうです

こんなにハッキリとは見えなかったなあ。
ロンリープラネットにはこう書いてあります。
「イルカと言っても、海のそれと同じ物を期待してはいけない。
メコンの川イルカは水面をジャンプしたりはしない。
息継ぎのために時折浮かび上がって来るだけだ。」
いいことばかり書いて、必要以上に期待させたりはしない。
ここらあたりが日本のガイドブックとは違うところですね。

カンボジア国境付近では、こんな遊びをしている子供を見かけました。
流行っているんでしょうか。

コーンパペンの滝

「危険」だと聞くと、余計に行ってみたくなるのが人間


一緒に旅をすることになった、シンガポール人のダン


こんな急流にもかかわらず、漁師の姿が。
彼はどうやってそこへ行ったのだろう


道路を牛が横切っても驚かなくなりました

ナーカサンの街並み

地元の人用のボート乗り場

外国人用のボート乗り場

シーパードンの街並み

ダンと一緒に夕食。
やっぱり一人より二人の方が楽しい



私には蚊帳は必需品です

これが今夜の二人の愛の巣
6月22日(金) ルームメイト(シパドーン、ラオス)
川イルカ ウォッチングの後から一緒に行動するようになったシンガポール人のダン。
ナーカサンから同じボートでデット島に渡り、
ゲストハウスを二人で探した。
そこまではいい。
だが、まさか部屋をシェアすることになるとは想像もしていなかった。
「40000キープか。
この部屋を二人で使うから、
一人20000キープだな。」
ダンはさらりとそう言ってのけた。
日本円にして約200円か。
安いな。
という問題ではない。
彼とはついさっき会ったばかりだ。
悪い奴ではなさそうだが、一緒に寝るのは やはり少し抵抗がある。
私は京都にいる時、ほぼ毎日のようにカウチサーフィンのホストをしていた。
他人と一つ屋根の下で寝ることには慣れている。
だがカウチサーフィンの場合、リクエストをもらってから実際に泊めるまで少なくとも数日の猶予がある。
その間に心の準備を整えることができる。
ダンと出会ってからはまだ2、3時間。
しかも一方的に彼が主導権を握っている。
私は何も決めていない。
まあいいか。
男同士なんだし、そんなに気にすることもないだろう。
「Free WiFi」
の看板につられて決めたこの宿。
確かに部屋でWiFiにつなぐことができる。
だが、おそろしくスピードが遅い。
遅過ぎて使い物にならない。
メールの送受信すらまともにできないのだ。
しかたがない。
1泊200円の宿なんだから。
ダンの話を聞くのは楽しい。
彼はラオスに来る前はカンボジア、ベトナムに立ち寄っている。
私とは逆回りのコースだ。
しかも彼は並の旅行者ではない。
普通の公共交通機関を使おうとはしないのだ。
ローカルバス、乗合タクシー、ヒッチハイク・・・
徹底的に地元民の目線にこだわる。
ナーカサンからデット島に渡るボートには2種類ある。
外国人旅行者用と、地元の人用。
もちろんダンは地元の人の乗るボートに乗ろうとしたのだが、断られた。
「ダメだ。お前らはあっちだ」
そう言われても諦めずに他のボートをあたる。
なんて打たれ強い奴なんだ。
そんな彼だから、カンボジアでもいろんな経験をしてきている。
なかでも私の興味を引いたのがプリアヴィヘア。
ここは数年前、国境線を巡ってカンボジアとタイの軍隊の間で銃撃戦が繰り広げられた場所だ。
双方に死傷者もでている。
彼はそこへ行ってきたという。
なんだか血が騒いできた。
そんな事件があった場所だから、てっきり外国人は入れないものと思っていたのだが、問題ないらしい。
いや、厳密に言うと問題はあるのだが、そこはダンにアドバイスをもらってクリアすることにした。
部屋の外にはハンモックが吊るしてある。
ダンは嬉々として、
「今日は俺はここで寝る」
と宣言した。
よくそんな所で寝れるなあ。
一晩中外にいたら蚊に喰われまくるぞ。
「大丈夫だ。ここには蚊なんていないぞ。」
いないもんか。
今この瞬間にも私は蚊に数カ所刺されている。
部屋の中に蚊取り線香を焚いて、蚊帳を吊るして寝る私。
部屋の外のハンモックに、丸腰で眠るダン。
日本人とシンガポール人とではこうも違うものなのか。
ダンにメイサンの事を話した。
彼女の会社は、シンガポール人なら誰でも知っているほど有名らしい。
実際ダンも、メイサンの会社の商品をよく食べているとか。
彼曰く、メイサンの家はかなりの資産家に違いない。
それを聞いた私は、その夜 メイサンにメールを送った。
「May San、I Love You!」
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