6月14日(木) ルアンパバーン(ルアンパバーン、ラオス)

パークベンの朝市


こんな物も売ってます。
哀れなカエルさんたち。
彼らの運命はいかに!?

ゲストハウスの子供たち

今日も一日、この舟でメコンの川下り





スピード・ボート。
これに乗ればルアンパバーンまで6時間で行けちゃいます。
それをあえて二日かけて川を下る。
ぜいたくな時間の使い方です

水は茶色くて汚いけれど、
それでも私はメコンが好きです

いよいよルアンパバーンに到着

トゥーンさん。
この人に逆ナンされて、この宿に泊まることにしました

ルアンパバーンのナイトマーケット






6月14日(木) ルアンパバーン(ルアンパバーン、ラオス)
翌日の舟では、ニュージーランド人の男性と隣り合わせになった。
彼は日本に3年住んでいたらしい。
スキーをこよなく愛する彼は、東北地方に住んでいたのだが、福島の現状を嘆いていた。
二日目のボートトリップは雨に降られることもなく、
順調に進んでいたのだが、もうすぐルアンパバーンに到着する、
というところで一波乱あった。
舟の前の方から大勢の乗客が走ってくる。
なんだ?
その後ろには刃物を持った男。
それも普通のナイフではない。
くの字形に曲がった、かなり大きなやつだ。
彼は大声で何かをわめいているが、英語ではないのでわからない。
ゆっくり歩いて来たその男は、私の隣で止まった。
おいおい、勘弁してくれよ。
シージャックするなら豪華客船とかにしてくれないかな。
幸いなことに、私とその男の間には大柄のニュージーランド人男性が座っている。
彼が何とかしてくれるはずだ。
実際 彼は、その男に飛びかかる真似をしておどけている。
頼りになる男だ。
緊張していたのは私だけのようで、
舟がルアンパバーンに着くと みんな何事も無かったかのように舟を降りていった。
これが日本ならどうだろう。
刃物を持った男が騒いでいたら、間違いなく誰かが通報するはずだ。
そして警察が取り押さえるだろう。
それが、ここラオスでは、みんなスルー。
こんなこと、日常茶飯事なのだろうか。
船着場には大勢の人が我々を待ち受けていた。
ホテルやゲストハウスの客引きだ。
そのうちの一人の女性が日本語で私に声をかけてきた。
「日本人ですか?」
彼女の名前はトゥーン。
日本に3年半住んでいたことがある。
京大の大学院で勉強するためだ。
彼女はその外見通り温厚そうな性格で、
見込み客に声をかける時もオドオドしている。
客引きには向いてないんじゃないだろうか。
まあ、だからこそ彼女を信頼して、彼女のゲストハウスに泊まることに決めたのだが。
こんなオドオドしてちゃ、人は騙せないでしょう。
トゥーンさんのゲストハウスはとても豪華だった。
バスタブのある部屋に泊まったのは、これが初めてだ。
本来なら私などが泊れる宿ではないのだが、
シーズンオフということで、値引きしてもらったのだ。
ただし、エアコンのリモコンは取り上げられてしまったが。
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