6月11日(月) 金三角(チェンセーン、タイ)

このソンテオに乗って、ゴールデントライアングルへ

ソンテオの中で知り合った、タイの女の子たち。

やって来ました、ゴールデントライアングル






金三角=ゴールデントライアングル

沿道には、土産物屋がいっぱい

メコン川沿いのレストラン

舟の往来を眺めながら、食事

メコンで採れた魚


チェンセーン

メコン川

メコン川沿いには屋台が並んでいます




6月11日(月) 金三角(チェンセーン、タイ)
メーサーイからチェンセーンへと向うソンテオで、二人の女の子と一緒になった。
そのうちの一人が、なんだかチラチラとこちらを見ているなあ、
と思っていたところ、他の乗客が降りてしまって3人だけになった後、話しかけてきた。
二人ともタイ人で、バンコクから旅行にきているらしい。
最初、彼女たちは私に
「タイ語は話せますか?」
と聞いてきた。
私は日本人です。タイ語なんて話せません、と答えると、
二人とも「やっぱり」という顔をしてうなづいていた。
彼女たちは学校で日本語を習っていたので、私が日本語のガイドブックを読んでいることには気づいていたらしい。
「でも、あなたは日本人には見えなかったから、
どうやって話しかけようかずーっと迷っていたの」
日本人に見えないって?
じゃあいったい何人に見えたんだろう。
ちなみに、彼女たちの持つ日本人像とは、
「オシャレで、洗練されている」というものだそうだ。
日本人らしくない俺って・・・
「タイを旅行した感想は?
やっぱり日本とは違う?」
彼女たちが聞いてきた。
タイに限らず、東南アジアに対する第一印象は、
とにかく暑い!
その一言につきる。
「でしょうねえ。
私たちタイ人でも暑いもの。
私なんて日傘と帽子の両方無いと死んじゃうわ」
そうなのか。
彼らは平気なのかと思っていた。
それと、タイの料理は辛い。
薄味好きの日本人には、あの辛さはかなりつらい。
「私も辛いのはダメなの。
タイ料理は苦手。」
君、そんなんでよくバンコクに住んでいられるなあ。
今日の観光ポイントはゴールデントライアングル。
あの、麻薬の一大産地として名を馳せた場所だ。
その名前を聞いただけで、なんだかハードボイルドな展開を予測させる響きだ。
しかし、モニュメントにはこう書いてある。
「金三角」
いや、確かにそうなんだけど、
ちょっとストレート過ぎないか?
英語と日本語とでは、こんなにも語感が違ってくるものなのか。
このゴールデントライアングル、その名の通り三つの国の国境が接する。
ミャンマー、ラオス、タイ。
だから何?
と言われればそれまでなのだが、大勢の観光客を引き寄せる何かがある。
せっかくだから、メコンの流れを眺めながら魚を食べることにした。
が、この魚、やたらと骨が多い。
というより、身なんてほとんど無いぞ、これ。
私は日本人だから、魚を食べることには慣れているはずなのだが、
それでも骨を取り除くのには苦労した。
メコンの恩恵を受けているはずの魚なのに、
意外と痩せぎすなんだな。
がっかりだよ。
このままチェンコーンまで行って、ラオスに入ることも可能だが、
チェンセーンのゲストハウスが安かったので、ここに泊まることにした。。
WiFiもホットシャワーも備わっていて1泊400円は安い。
ゲストハウスのオーナー(たぶんアメリカ人)はおそろしく愛想が悪いが。
それに、川沿いの眺めも気に入った。
屋台が並んでいて、メコンを見ながら夕食を食べることができる。
とても静かだ。
ここにはやかましい欧米人バックパッカーもいない。
また魚を頼んでしまった。
メコンで採れた魚を、メコンを眺めながら食べるのは格別なのだ。
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