6月5日(火) 首長族 (メーホーソン、タイ)

ついにやってきました、メーホーソン!

まずは寝る場所を確保



この犬に噛まれました。
もし私が狂犬病に倒れたら、
誰か保健所に通報してください

ワット・チョーン・カムとワット・チョーン・クラーン

このお寺では何か催しがあるようです

チョーン・カム湖
湖といっても、実際は池

この車で首長族(パドゥン・カレン族)の村へ

途中、何度も道路上を流れる川を渡ります

フアイ・スア・タオ村











ここで昼食




空港の近くのお寺




市場






ゲストハウスでお昼寝

夕食はこのレストランで




6月5日(火) 首長族 (メーホーソン、タイ)
バスがメーホーソンに着いたのは朝の5時。
辺りは暗く、寒い。
思わず長袖のシャツを着てしまった。
念のため持ってきた長袖だが、まさか本当に使うことになるとは。
見知らぬ土地を暗いうちに動くのは危険だと感じたので、夜が明けるのをここで待つことにしよう。
虫の声が耳に痛いくらい響いている。
目当てのゲストハウスに到着した途端、手厚い歓迎を受けた。
3匹の犬に取り囲まれたのだ。
タイに限らず、東南アジアの国では飼い犬でも鎖にはつながれていない。
放し飼いにするのが当然なのだ。
この3匹の犬たち、けたたましく吠えながら私に迫ってくる。
がぶっ!
まさか、まさか、犬に噛まれてしまった。
頭の中を「狂犬病」の3文字がよぎる。
本人たちは甘噛みのつもりだろうが、けっこう痛かったぞ。
そんな歓迎はいらないよ。
噛まれたところは傷もついてないし、血も出ていない。
だが念のため、石鹸でよく洗い流しておこう。
夜行バスでは眠れなかったのだが、今日は昼寝している場合ではない。
首長族に会いにいかねば。
車をチャーターして、一番近い村に向かう。
運転手の男は日本語が少し話せるの。
彼に限らず、この村の観光に携わる人の中には、日本語を話せる人が少なくない。
というのも、20年くらい前は、この村は日本人の観光客であふれるかえっていたのだ。
だが、今はさっぱり。
バブルが弾けちゃったからねえ。
途中、警察の検問にあったり、車で川を渡ったりしたが、
なんとか村に到着。
さて、念願の首長族とのご対面だが、思ったより感動は少なかった。
なんというか、首長族の人々は、みんな疲れきった顔をしているのだ。
気のせいだろうか。
カメラを向けると、快く撮影に応じてくれるのだが、どこか寂しげな表情をしている。
村全体に覇気がない。
「何かが違う」
村にいる間、ずっとその気持ちが拭えなかった。
いったん宿に戻り、スタッフの兄ちゃんと話をする。
彼は日本の文化が大好き。
スラムダンクや明日のジョー、XーJAPANのファンだそうだ。
こんな辺鄙な村にまで日本の文化は浸透しているんですね。
日本語を勉強中の彼は、
「僕の名はパーンだっ!」
と自己紹介した。
どことなく不自然な日本語。
きっと何かのアニメの影響を受けているのだろう。
首長族の村にまでどうしても納得できなかったので、
明日、別の村を訪問することにした。
ツアー会社のおばちゃんは
「どこも同じよ。一カ所で十分」
と言っていたが、こうなったら3つの村 全てをこの目で見てやる。
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