5月28日(月) こんなにそばにいるのに・・・(ジョージタウン、ペナン、マレーシア)

ジョージタウンでのホスト、ゲオク。



ジョージタウンのナイトマーケット









屋台の裏



後ろからゲオクの写真を撮っていると



彼女ににらまれました















夜市の後は、ロマンチックな港に連れて行ってもらいました







なかなかいい雰囲気でしょ。
でもね、



彼女の部屋、恐ろしく汚ないんです



これが今夜の二人の愛の巣？！



5月28日(月) 女弁護士とカウチサーフィン(ジョージタウン、ペナン、マレーシア)

ゲオクも私のオープンリクエストを見てメッセージを送ってくれました。
なんでも、彼女が京都を旅行した時、カウチサーフィンのホストを探していて、私のプロフィールを見ていたそうです。

結局はゲオクは私の所には来なかったのですが、
これも何かの縁ということで、私のホストを引き受けてくれました。

マレーシアの人って社交的なのだな。


ゲオクも車に乗ってさっそうと私を迎えに来てくれました。
セクシーだけどスキのない、ビシッとした格好で。

それもそのはず、彼女は弁護士なのです。
うわぁー、かっこいいー。

ところが、ゲオクと話していると、なんとも言えない違和感を感じます。
たしかに彼女は頭は良さそうです。
でも、世間一般でいうところの弁護士像からはかけ離れているのです。

一人でノリとツッコミをこなし、常にハイテンション。
マレーシア人と日本人とでは笑のセンスが異なるらしく、
オチを聞いても笑えません。

私が反応に困っていると、ゲオクはきまって
「ウーン」とうなって話を切り上げます。

なんだかからみづらい女性だな。


話が途切れた時に気づいたのですが、
彼女の車の中ではずっと「浜崎あゆみ」の曲が流れています。

彼女のファンなの？
と私が聞くと、

「ううん、違うわ。
このCD、知り合いの警察官からもらったの。
海賊版よ、これ。
彼、時々 押収品を横流ししてくれるの。」

お前 ほんとに弁護士か？
というより、この国 腐ってやがる。


ジョージタウンと言えば夜市の屋台がおいしいことで有名です。
もちろんゲオクに連れていってもらいました。

ただ、蒸し暑い。
このナイトマーケットでいろいろ食べましたが、
結局 フルーツミックスかき氷が一番美味しかったです。

屋台の裏で、2人並んで一つのかき氷を食べていると、
なんだか不思議な気分になります。

さっき初めて会ったばかりなのに、一緒にかき氷を食べてる。
カウチサーフィンって面白い仕組みだよな。


夜市の後、港を散歩したりして ちょっぴりロマンティックな雰囲気になってきました。
これはひょっとしてひょっとするかも？


という私の甘ーい幻想は、ゲオクの部屋に一歩足を踏み入れた途端、
木っ端微塵に粉砕されてしまいました。

泊めてもらう身分でこんな事言うのも申し訳ないんですが、
汚ない。
とにかく部屋が汚ない。

こんなシャワー使いたくない。
こんなトイレ使いたくない。
こんな所で歯を磨きたくない。

これが本当に若い女の子の部屋なのだろうか。
彼女のきれいな身なりからは想像もできない汚さ。
ゲオク、お前彼氏いないだろう。
こんな部屋に男呼べないよな。


でも、男ってイヤな生き物ですよね。
また変な事考えちゃいました。

ゲオクの部屋には布団が二組敷いてあります。
思えば、女の子のホストと一緒の部屋で寝るのって初めてだよな。

しかも彼女の部屋は狭いため、軽く寝返りを売っただけで彼女に触れてしまいます。

そうか、その手があったか！

などと不埒な事を考えていたのですが、
不覚にも一瞬で熟睡してしまいました。

暑い暑いマレーシアを一日中観光したのです。
やはり睡魔には勝てません。