
バリでのホスト、ニョマンの家。


壁には穴が開いていて、蚊はフリーパスで入ってこれます

トイレ、シャワールームも清潔で快適。
バケツの水を柄杓で汲んで流すインドネシア式ですが

メイサのお父さん、ニョマンさん。
彼が今日一日、バイクでバリ島を案内してくれます




ウブドのモンキーフォレスト


ジャカルタから来たという色っぽいお姉さん。
テンションが高過ぎてついていけませんでした

ニョマンと記念撮影
後ろにはコモドオオトカゲが

ニョマンと昼食

ナシチャンプル

ウブド王宮

ウブド市場

この市場には日本語を話せるお兄さんがいて、けっこう親切に色々と教えてくれました

このお姉さんには水着を売りつけられてしまいました

この牛さんは、この後 無残な姿に・・・


バリ島名物の豚の丸焼き

美しい棚田

この棚田の隣には、日本語を少し話す土産物屋の主人がいて、親切に「写真を撮ってあげよう」と言ってくれます。
お言葉に甘えて撮ってもらったら、その土産物屋で何か買わなきゃ悪いような雰囲気に・・・

子供たちが走って来たと思ったら、

お祭りの神輿でした




炎に包まれる牛さん


ケチャとバリダンス


ガルーダの像


バリダンスの踊り子さんと









夕食の風景


お互いに疲れきっていて、ほとんど会話らしきものはありませんでした。
5月17日(木) ウブドとケチャ
メイサのお父さん、ニョマンは本当にメイサにそっくりだ。
あまりにも似すぎていて笑ってしまう。
今日は彼がバリを案内してくれるという。
公共交通機関があまり発達していないバリ。
ここは彼の好意に甘えることにした。
私の希望で、この日はウブドへと向かう。
モンキーフォレストを見学した後は、昼食にナシチャンブル。
その後マーケットへ。
さすがは観光地バリ。
大勢の日本人観光客がいて、あちこちから日本語が聞こえてくる。
土産物屋の人も私の姿を見つけると、しきりに日本語で話しかけてくる。
確かに日本で買うよりは安いが、インドネシアの物価を考えるとそれほど割安感はない。
ボラれているのかな。
バリの物売りはしつこいと聞いていたが、それは本当だった。
値段交渉をすると、すぐに半額くらいにはなるのだが、そこからはなかなか下がらない。
私が立ち去ろうとすると、「わかった、わかった。いくらなら買う?」と聞いてくる。
私は相場を知らなかったので、ニョマンに聞きに行こうとすると私の腕をつかんで離さない。
腕をつかんでくるのが若い女の子ならうれしいんだけどね。
ここの名物、棚田にも連れて行ってもらった。
ただ、今日は祭りがあるとかで、その時間に間に合わせるために駆け足での見学となった。
カウチサーフィンは地元の人に案内してもらうことができてとても便利だが、時として自分の思い通りにならないこともある。
牛のハリボテを燃やす祭りは面白かったが、イマイチ盛り上がりに欠ける。
個人的には棚田の方が面白かったな。
この後はケチャを見に行く予定だったのだが、今日はもう遅いから無理だ、とニョマンは言う。
おいおいおい。
あんたが祭りに連れて行ったんじゃないかよ。
祭りの見物なんて最初の予定には無かったのに。
私が不満そうな表情をしていると、
「わかった、わかった、なんとかやってみる」
と言ってくれた。
わざわざ私のために時間を取ってバリを案内してくれているのだ。
文句なんて言えた立場ではないが、やはりせっかくバリまでやって来たのだ。
ぜひともケチャやバリダンスは見ておきたい。
時間はないのだが、ニョマンは
「30分だけ時間をくれ」
と言う。
彼はイスラム教徒なので、礼拝に行かなければならないのだ。
それでもなんとかショーが始まる時間には間に合った。
入場料は60000Rp。
だが、バリの人は半額の30000Rp。
前座として美しい女性がバリダンスを踊っている。
ニョマンが「マサトも踊りたいか?」と聞いてくる。
できることならそりゃ踊りたいさ。でも、バリのダンスを見るのなんてこれが始めてなんだ。踊れるわけないじゃないか。
という言い訳も虚しく、ニョマンにステージに押し出されてしまった。
観客が一斉に私の方を見る。
どうやらみんなインドネシア人のようだ。
日本人は見当たらない。
恥ずかしいが、こうなったらもう踊るしかないではないか。
旅の恥はかき捨て。
しばらく適当に踊った後、ステージを降りた。
意外にも、客席からは拍手が沸き起こった。
みんな笑いながら手をたたいている。
あちこちから「ナイスダンス!」という声がかかった。
ニョマンはというと、お腹を抱えて笑っている。
「写真は撮ってくれた?」と私が聞くと、
「ごめん。忘れてた。マサトのダンスがあまりにも面白かったから、つい見入ってしまった。」
なにー!
人がせっかく恥を忍んで踊ったというのに、写真は撮ってないって?
そりゃないよ、ニョマンさん。
私とニョマンが話していると、一人のバリ人男性が近づいて来た。
「コンニチハ,ダンスが上手ですね。」
日本語が話せるらしい。
それもそのはず、彼は日本に14年以上も住んでいたという。
横浜や大阪、京都にも行ったことがあるらしい。
今はインドネシア国内でツアーガイドをしているそうだ。
今日はジャカルタから高校生の修学旅行の引率としてやって来た。
「何人かの生徒が日本語を習っているので、少し彼らの相手をしてやってくれないか?」
ということだったので、生徒たちとしばらく会話したのだが、彼らの日本語力はまだまだ。
だからあまり会話は続かない。
ケチャは完全に観光客向けのショーになっていて、私が期待していた神秘さの欠片も無い。
インドネシア語で何やらセリフを言っては、観客を笑わせていた。
こんなのじゃトランス状態になんて絶対になれっこない。
今度バリに来る時は、もっとよく調べて、本格的なものを見ることにしよう。
ケチャを見終わった後、二ょマンは大衆食堂のような所に連れていってくれた。
例のごとく、並んでいる食材を指差して適当に注文する。
二人ともお腹がペコペコだったので、貪るように食べ続けた。
疲れていたこともあり、ほとんど会話らしいものもない。
食堂のテレビからは、聞いたことのある音楽が流れてくる。
AKB48の歌で、「I want you~」とか言っている。
インドネシアではJKT48(AKBのジャカルタ・バージョン)とかいうのが流行っているとは聞いていたが、なんだか変な気分だ。
日本が懐かしくもあるが、インドネシアに来てまで日本の歌なんて聞きたくもないよな。
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