村上春樹のプレゼント
イギリスから来たバーニーは、良い意味で先入観を裏切ってくれた。

彼はなんと100カ国近くの国を訪れている猛者なのだ。
だから私はとてもタフでワイルドな男を想像していた。
ある意味、この想像は当たっていた。
最初にあいさつをした時握手をしたのだが、
その握力に圧倒された。
ものすごい力で私の手を握るのである。
喧嘩を売ってるのかと思ったくらいだ。
そして体臭がとてもワイルド。
えっと。
空気清浄機のパワーをマックスにしなくちゃ。
この間もイギリスからのカウチサーファーをホストしたのだが、
その時はイギリス英語が聞き取れなくて苦労した。
バーニーもロンドン出身だから、内心、おっかなびっくりだったのだが、
なかなか聞き取りやすい英語だ。
いいぞ、これならコミュニケーションが十分とれる。
うれしいことに、バーニーは気の利く男だ。
私が村上春樹のファンだという事をちゃんと知っていて、
本をプレゼントしてくれた。
しかも2冊も!
問題は、これらが英語で書かれているという事だ。
村上春樹なんて、日本語で読んでも意味を取りにくいのに、
英語でなんて・・・。
ところで、バーニーはしきりとカウチサーフィンのミーティングに一緒に行こうと誘ってくる。
やんわりと断っているのだが、なかなか引き下がらない。
なにゆえに、そんなに私を誘いたいのだろうか。
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