カウチサーフィンをしている人には、それぞれ事情がある。
本来なら、今夜からイタリア人のロレンツォを泊めるはずだった。
だが、来なかった。
カウチサーフィンをやってるとよくあることだ。
だが、このロレンツォには少し事情がある。
彼はサイクリニストなのだ。
北海道から自転車で日本を縦断しようとしている。
なかなかのタフガイだ。
そんな彼に惚れこんで、ホストすることにした。
それなのに、約束の日に来ない。
なんの連絡もなしに。
もちろん、自転車でやってくるのだから、正確な時間は読めまい。
でも、今日中に京都にたどり着けないことが判明した時点で私に連絡してくれてもよさそうなものだ。
自宅の電話番号も携帯の番号もロレンツォには知らせてある。
おそらくどこかでテントを張ってるんだろう。
あーあ。
明日ロレンツォから電話があったらどうしようかなあ。
ホストするの断ろうかなあ。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行
はじめまして。 突然失礼します。
とても興味の湧く記事だったので、コメント(&質問)させてください。
私もCouchSurfingに登録しており、時間の余裕のある時
外国人観光客に東京などを案内しています。
英語を使う機会を作りたくて。
楽しい思い出ができる一方、私も残念ながら
相手の無断キャンセルや大幅な遅刻などに遭って
そこそこ振り回されています。
外国の方々って、時間の感覚が大らかというか何というか
2時間位の遅れは気にしないのでしょうか?
私はまだ若輩者なので、相手が現れないと傷ついてしまいます。
今回の記事の件、結局ロレンツォさんは1日遅れで来ましたか?
> 楽しい思い出ができる一方、私も残念ながら
> 相手の無断キャンセルや大幅な遅刻などに遭って
> そこそこ振り回されています。
>
> 外国の方々って、時間の感覚が大らかというか何というか
> 2時間位の遅れは気にしないのでしょうか?
>
> 私はまだ若輩者なので、相手が現れないと傷ついてしまいます。
>
なんの連絡もなしにキャンセルされることはしょっちゅうありますよ。
特に一人で旅行している女の子にその傾向が多いので、
「やっぱり見知らぬ男の家に泊まるのは抵抗があるのかな。直前になって不安になったのだろうか」
などと思っています。
外国人の時間の感覚は、日本人とそれほど変わらないのではないでしょうか。
ほとんどのカウチサーファーは約束の時間の前にきっちり現れますし。
ただ、日本の交通事情に不慣れな人が多いので、大幅に遅れてくることもあります。
その場合でも、「反対方向の電車に乗ってしまったから遅れる」
などと連絡してくる人がほとんどです。
また、約束の時間に遅れてきた場合、たいていのカウチサーファーは申し訳なさそうな表情をします。
大幅に遅刻しておいて謝罪の一言もなかった人は数えるほどです。
カウチサーフィンをしている以上、相手に振り回されるのは仕方のないことかもしれません。
私の場合、予防策として、実際に会う前にいろいろと口実をつけて相手と頻繁にメッセージのやり取りをするようにしています。
すぐに返信をくれる人はしっかりとした人が多いですし、
なかにはこちらからの問いかけに対して返事をくれない人もいます。
そういう場合、「この人は来ないかもしれないな」と心の準備ができるわけです。
また、どこかで待ち合わせることは極力避け、
駅に着いたら電話してもらうようにしています。
冬の寒い日に待ちぼうけを喰らわされるのはいやですから。
> 今回の記事の件、結局ロレンツォさんは1日遅れで来ましたか?
翌日彼からメールがきました。
彼の話を総合すると、すでに私以外のホストを見つけていて、そちらに泊まることにしたそうです。
二股かけていたわけですね。
私は彼をホストするために、他のカウチリクエストを断っていたんですよ。
残念ながら、モラルの低いカウチサーファーはたくさんいます。