ヒゲとバーボン

今回のカウチサーフィンはジェームスと。
彼はアイルランド人。
そういえばアイルランドからのカウチサーファーは彼が初めてなのだな。
アイルランドと聞いて私が真っ先に思い浮かべるのはアイリッシュパブ。
ダブリンは酒とたばこが良く似合う街です。
そしてこのジェームスも酒の好きそうな男。
いかにも「アイルランド人やってます!」という風貌がいい感じです。
ボサボサの長髪と無精ヒゲがなんともいえない「男」の味を醸し出しています。
飲んだくれの売れないミュージシャンみたい。
メールのやり取りの段階では彼に対してあまり良い印象は持っていなかったのですが、
実際に会って話してみるとなかなかいい奴です。
ただ、彼の話す英語は難しい。
息を継がずに一気にベラベラベラーとまくしたてるだけでなく、
彼の英語には抑揚がないのです。
ジェームスは頻繁に「You know...」を使うのですが、
思わず「知らねえよっ!」と返したくなります。
普段私はNHKの英語講座で勉強しているのですが、どうやらそれだけでは不十分なようです。
もっと洋画やドラマを活用して実践的な練習をするべきなのかもしれません。
ジェームスは旅の経験が豊富です。
いろいろな国の話を聞かせてくれました。
これから東南アジアに行こうとしている私には大いに参考になる話しばかりです。
それにしてもジェームス、旅行ばかりしてないで少しは働けよ。
カウチサーフィンをやっている人の中には、
「良い子のみんなは真似しないでね。」
という生き方をしている人が多いです。
仕事に縛られる人生よりも、旅人となって世界をさすらう人生を選ぶ。
「自由人」と言えば聞こえはいいのだけれど・・・
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
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