「署までご同行願えますか?」

ウィラはいつも頭にバンダナをつけています。
アメリカで流行っているのでしょうか?

中国系アメリカ人の彼女は、中国のお菓子をお土産にくれました。

同じく、中国のお菓子。

日本に来る前には韓国を旅行していたウィラ。
韓国のお菓子をお土産にくれました。

韓国のお菓子、その2.

日本に来る前にはマレーシアも旅行していたウィラは、マレーシア版のポッキーもくれました。
でも、「チョコバナナ」とカタカナで書いてあるのはなぜ?
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今回のカウチサーフィンは、アメリカ人の女の子、ウィラと。
その日は別のカウチサーファーたちとお好み焼きを食べに行っていたのですが、
家に帰ってみると、彼女から何度も電話がかかってきていました。
私の携帯の番号はウィラに教えてあったはずなのに、なぜかけてこなかったんだろう?
あわてて嵐山駅に迎えに行くと、なにやら人だかりが・・・
2人の警察官と、複数の駅員が集まっていて、何やらただならぬ気配。
何か事件でも起きたのかな?
ちょっと興味がありましたが、今はウィラを探すことの方が大事です。
下手に巻き込まれるのもいやだったし、その場を通り過ぎようとしたら・・・
「マサト?」
その警察官たちの集団の中心から、私を呼ぶ声が聞こえます。
見ると、若い女の子。
どうやら彼女がウィラのようです。
しかし、なぜ彼女が警察官に囲まれているんだ?
「あなたが三木さんですか?」
警察官が私に詰め寄ります。
うっ!
なんで警察官が俺の名前を知ってるんだよ。
別に悪い事をした覚えはありませんが、なんだか緊張します。
ウィラは何度も私に電話をしたけれども、つながりません。
そこで半泣きの状態で駅員に相談したそうです。
1時間ほどウロウロしていた彼女の事が心配になって、その駅員は警察に通報したということです。
私は若い警察官の職務質問を受けました。
「あなたたちは面識がないそうですが、彼女は今夜あなたの家に泊まるそうですね。
あなたと彼女とはいったいどういう関係なんですか?」
「どういう関係」って・・・
一応カウチサーフィンのことを説明はしましたが、
どうも納得していない様子。
「署までご同行願えますか?」
って言われたらどうしようっ、って内心ビビってました。
幸い、警察に連行こそされませんでしたが、私の名前も住所も電話番号も知られてしまいました。
当分悪い事はできそうにありません。
それにしても、なぜ携帯がつながらなかったんだろう?
日本ではまだまだカウチサーフィンの認知度は低い。
今回の件であらためてそのことを思い知らされました。
その日の夜、見知らぬ番号から電話がかかってきました。
「アメリカ人の女の子とは会えましたか、三木さん?」
うっ!
誰だ、この人は?
なんで俺の名前と電話番号を知ってるんだよっ!
ウィラは私の家を探してあちこち尋ね歩いたようです。
この電話の主は近所の焼鳥屋のご主人。
以前、他のカウチサーファーと一緒に行ったことがあるお店です。
今日はいろんな人に名前と電話番号を知られてしまった。
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