ヘイリー、トリスタン(イギリス)

JR嵯峨嵐山駅の近くの居酒屋「八剣伝」で夕食。

ヘイリーとトリスタンはイギリス人カウチサーファー。
彼らは現在、世界中を旅行中です。
それもかなりの長期間。
ロシアに1カ月、モンゴルでも1カ月。
中国には数カ月、日本の後に行く東南アジアにも数カ月かける・・・
いやはや、なんともうらやましい限りです。
カウチサーフィンをやってる人の中には、こういった長期旅行者がけっこういます。
彼らと一緒に過ごすと、人生に対する考え方が変わっちゃいます。
せっかく生まれてきたんだから、思いっきり楽しまなきゃ。
日本人は人生を損しているような気がしてなりません。
トリスタンもヘイリーも、とても社交的。
私の家に来る前の晩は、京都のカウチサーフィンのミーティングに参加したそうです。
もっとも、ミーティングといってもただの飲み会なんですけどね。
私はカウチサーフィンを語学の実践の場と位置付けているので、
彼らのようなネイティブ・スピーカーと一緒に過ごす時間は貴重です。
普段はわからない単語があっても、前後の文脈から類推して、
なるべく会話が途切れないように努力しています。
でも、今回はあえて話を遮るようにしました。
知らない単語ははっきりと「それ、わからない。どういう意味?」と尋ねるようにしたのです。
トリスタンもヘイリーも親切に教えてくれました。
調子に乗った私は、知らない単語が出てくるたびに大げさに首をひねります。
その度に、彼らは易しい言い回しに変えて話をしてくれます。
おかげで会話の盛り上がりには欠けたかもしれませんが、
私には大いに収穫のあったひと時でした。
たとえ意味がわからなくても、愛想笑いをして相槌を打っていればその場はなんとかしのぐこともできます。
でも、それじゃあカウチサーフィンをやってる意味が無いしね。
トリスタンとヘイリーには悪いけど、私のプライベート英語教師になってもらいました。
ありがとう。
居酒屋から帰ってきた二人は、急に大声で歌を歌い始めました。
なんでも、今日はトリスタンの弟の誕生日なんだとか。
そのためスカイプを使って、ハッピィバースデーの歌をプレゼントしたというわけです。
なんとも微笑ましい光景ですが、事前に一言言って欲しかった。
急に歌を歌われたらびっくりするじゃないか。
トリスタンにはベトナムにも別の弟がいます。
なんと、ジェットスターのパイロットなんだとか。
私が東南アジアを旅行する期間と、彼らのスケジュールは一致するので、
もしかしたらどこかで会えるかもしれません。
日本で出会ったイギリス人と、ベトナムで再会する。
世界はどんどん小さくなっていくような気がします。
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
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