アレクシィスとヴァージニィー(フランス)とカウチサーフィン:トイレットペーパー

カウチサーフィンは文化交流の場だ。
しかも、ホストをする場合、日本にいながら外国気分を味わうことができる。
今、我が家にはフランス人カウチサーファー、アレクシィスとヴァージニィーがいる。
彼らはパリでホストの経験もあり、とても謙虚で礼儀正しい。
昨日、ちょうどトイレットペーパーが切れた。
そこで、二人のうちどちらかがトイレットペーパーを補充してくれたらしい。
それはいいのだが、その付け方が日本とは異なる。
逆向きなのだ。
細かいことだが、どうも使いづらい。
だが、今すぐトイレットペーパーをつけ直すのも角が立ちそうでこわい。
だからそのまま放置することにした。
「このトイレ内の空間だけはパリなんだ。
ここは日本じゃない、フランスなんだ。」
トイレを使うたびに自分に暗示をかける。

昨日の夜は、アレクシィスとヴァージニィーがビールを買ってきてくれた。
私は何もおもてなしできないので、申し訳ない。
彼らは比較的おとなしい性格で、私もおしゃべりは得意ではない。
最初の日はいろいろと話す話題もあったのだが、二日目はちょっと停滞気味だった。
だが、3日目ともなると、お互いかなり打ち解けてきて、自然と話も弾むようになる。
このタイミングでお別れとは、少し寂しい気がするが、彼らにも予定がある。
次の目的地、高山へ出発しなければならない。
もしカウチサーフィンにデメリットがあるとすれば、この別れ際の寂しさだろう。
高山か。
行きたいなあ。
きっと白い雪に覆われていて、きれいなんだろうなあ。
でも、寒そう・・・
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
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