バルセロナの夜























バルセロナの夜
サグラダファミリアの行列に並ぶ気にはなれず、もう一度市場やカサ・ミラを散歩した。
何度来ても楽しい。
どうやらバルセロナとは相性がいいらしい。
昨日と同じことばかりするのも芸がないので、モンジュイックへと向かう。
私の目的はお城や風景ではなく、オリンピックスタジアム。
その昔、水泳選手だった私はバルセロナオリンピックを目指して猛特訓していた。
そういう意味で、バルセロナのオリンピックスタジアムはある意味で思い入れのある場所なのだ。
丘の上にあるオリンピック関連施設は静かで、しばし感慨にふけるにはちょうど良かった。
電車の中ではギターの演奏をしている人を見かけた。
スペインではよくある光景らしいが、私には珍しい。
写真を撮ってる私を 他の乗客は半笑いで眺めていた。
ファクたちの家に帰ると、マリアたちが熱い歓迎をしてくれた。
これだからサウスアメリカンは大好きだ。
近くのお店で夕食にしたのだが、やはり初対面のカウチサーファーとは違い、なんだか一緒にいてホッとする。
お腹が一杯になったところで海岸を散歩した。
彼らは実にいい場所に住んでいる。
夏にはトップレスの女性が大勢ビーチに寝そべっているらしい。
本当だろうか。
もしそうなら、来夏にはぜひ来なくては。
お金が貯まったら彼らはヨットを買うとか。
ぜひともそのヨットでマヨルカやイビサに連れて行ってもらいたいものだ。
明日はバルセロナを発つ。
ファクとマリアと別れるのは少しさびしいな。
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