リュブリャナ スロヴェニア




















リュブリャナ スロヴェニア
ヨーロッパは今日から冬時間。
おかげで一時間長く眠れたが、疲れが残っている気がする。
カールは今日も朝食を用意してくれた。
ありがたい。
デザートのケーキも勧められたので遠慮なくいただいておいた。
最初は怖かったが、今回のカウチサーフィンは特別なものになった。
いろんな意味で。
オーストリアの次はスロヴェニアだ。
駅のホームからホストのドラガンに電話しようとしたら、彼の方から話しかけてきてくれた。
なんと、ホームまで迎えに来てくれたのだ。
彼はとても話し好きで、車のなかでもずーっとしゃべりっぱなしだった。
今回のカウチサーフィンも楽しいものになりそうだ。
余談だが、機会があれば、ドラガンのカウチサーフィンのプロファイル写真を見て欲しい。
インディジョーンズにそっくりで笑ってしまう。
彼の家はリュブリャナの駅から車で10分ほど。
家のなかでは奥さんのソーニャが待っていた。
さっそく昼ご飯を作ってくれると言う。
野菜たっぷりのシチューとポテトと豚肉、それにサラダ。
とても食べきれない。
二人ともとにかくよくしゃべる。
日本についても興味津々だ。
オーストリアでのホスト、カールの話をしたら大ウケだった。
食事の後、彼らが車でブレッド湖まで連れて行ってくれることになった。
これはありがたい。
ソーニャの卒業した大学は湖の近くにある。
観光について専攻したとか。
これは頼もしい存在だ。
ブレッド湖に着いた時にはすでに暗くなりかけていたが、それでも美しかった。
こんな小さな湖が有名リゾート地なのもうなづける。
ブレッド城は夜8時まで開いている。
今日はハロウィーンの日らしく、仮装した子供達が城内を走り回っていた。
お城もハロウィーン仕様に飾り付けられていた。
城内には古い活版印刷所や鋳造所などがあって面白い。
展望台から見る湖はまさに絶景。
これがもし晴れた昼間なら、と想像したら鳥肌が立った。
ブレッド城は外からの眺めもすばらしい。
夜はライトアップされていて、とても幻想的だ。
ドラガンもソーニャもとても熱心に説明してくれる。
自分たちの街にそうとう誇りを持っているようだ。
ここに来るのはややこしそうなので、車を持っている彼らがホストで本当に良かった。
このブレッド湖が発祥の地だというデザート、クレムシュニタの店にも連れて行ってもらった。
確かにおいしい。
さすが地元のカウチサーファーが勧めるだけのことはある。
スロヴェニアの地元のビールがのみたいという私のリクエストに応えて、パブにも連れて行ってくれた。
ラシュコというらしい。
ツマミはブレック。
これは少々脂っこい。
ビールのツマミにピッタリだ。
そのあとはお待ちかね、リュブリャナ旧市街の観光だ。
三本橋に竜の彫像。
やった。
これで願いがかなった。
ほんとに彼らはサービス精神旺盛だ。
それに休みなくしゃべり続ける。
ヘトヘトになってしまった。
もちろんいい意味でだ。
ドラガンが昼間のうちにあちこち電話をかけまくって明日の私のスケジュールを組んでくれた。
どうやらシーズンオフで、洞窟城やシュコツィヤン鍾乳洞へのバスは無いらしい。
タクシーを使うしかないらしい。
いずれにしても、明日は忙しい一日になりそうだ。
早く寝たかったが、ドラガンの家には高速Wi-Fiが備わっている。
インターネットが使えるうちにできるだけのことはしておきたい。
今夜も寝る時間はほとんどなさそうだ。
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