待ちぼうけ
たまには不愉快な思いをすることもある。
本来ならば、今日からオーストラリア人の女の子がうちに泊まるはずだった。
オーストラリアで生まれ育ったのだが、両親が中国人なので、見た目はまるっきりアジア人だ。
今はシンガポールで働いている。
カウチサーフィンをしている人の中には、こういうインターナショナルな人が多い。
彼女の名はマンディ。
プロフィールを見た感じではとてもよい感じの女の子だ。
何度かメールをやり取りもしたが、しっかりした印象を受けた。
ところが、マンディは来なかった。
なんの連絡もなしに。
もちろん、それなりに理由はあるのだろう。
カウチサーフィンをしている人は自由な旅行が好きだ。
突然のスケジュール変更もあるだろう。
それでも、一言連絡くらいくれてもよさそうなものだ。
こちらの電話番号も住所もメールアドレスも教えてある。
その気になれば、いくらでも連絡のとりようはあるはずだ。
もしかしたら、若い女の子が一人で見知らぬ男の部屋に泊まる事に抵抗を感じたのかもしれない。
その気持ちはよくわかる。
それでも一言あってもよさそうなものだ。
最低限の礼儀ではなかろうか。
実は、今回のような事はこれが初めてではない。
カウチサーファーが来なかったのはおそらくこれで4度目だ。
そのうち3回は女性一人のケース。
俺ってそんなに信用ないのかな。
ときにカウチサーフィンは、俺の自尊心を傷つける。
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