ジェンマ

(ジェンマのカウチサーフィンのプロフィールより。)
お、大きい!
それが私のジェンマに対する第一印象だった。
オーストラリアの女性らしく、
彼女はとても独立心が強い。
京都観光も一人でこなし、
食事も外で済ませてくる。
だからといって、排他的というわけではない。
積極的に私と会話しようとしてくれる。
私が英語の練習をしたがっている事を知ると、
いろいろなテーマを振ってくれる。
外国語の習得には、
スピーキングの練習が命、
というのが彼女の持論だ。
彼女の心遣いはありがたい。
だが、問題は、彼女の話す英語が私にはとても難しい、ということだ。
彼女はネイティブのイングリッシュ・スピーカー。
しかもオージー。
ちょっと早口でしゃべられると、
もうついていけない。
それでも彼女はこう言う。
「マサトの英語はAMAZING!」
いや、何言ってるか全然わかんないんですけど。
最初の日の夜、
ジェンマと嵐山の鵜飼いを見に行った。
だが、あまり彼女の趣味には合わなかったようだ。
鵜飼いはそっちのけで、
彼女は話に夢中になっていた。

ジェンマは私にお土産を持ってきてくれた。
チョコレートだ。
オーストラリアのチョコレートか。
どんな味がするんだろう。


ジェンマはかなりの才媛らしい。
法学部を卒業した後、
今度はインドネシア語の学位を狙う。
そのため、インドネシアに数カ月滞在し、
インドネシア語もマスターした。
彼女曰く、インドネシア語はとてもシンプルで、
日本語をマスターすることに比べればとても楽だそうだ。
それでも一つの言語を習得するには、
それなりの困難を伴ったはずだ。
ジェンマは京都の後は広島へ行く。
そこで、平和と人権についての学生会議に出席するんだとか。
なんか、かっこいいぞ。

今夜はジェンマとお好み焼きを食べに行った。
これが彼女にとって初めてのお好み焼き。
かなり喜んでくれた。
少し残したけど・・・
ジェンマとはあまり一緒に過ごせなかったけれど、
それなりに有意義な時間だったと思う。
オーストラリアの英語に対する免疫も、
少しはできた(かな?)
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