アグレッシブ

(カウチサーフィンのプロフィール写真より。
実物の彼らは、写真よりももっと美男美女です。)
彼らは意外と早く帰ってきた。
先斗町がどうのこうの、と言っていたので、
てっきり帰りは遅くなるものだと思っていた。
聞けば、軍資金が底をついてきたのでカードでお金をおろしたかったのだが、
嵐山近辺では適当な場所が見つからなかったのだとか。
そう。
残念ながら、このあたりにはセブンイレブンはない。
だから、一緒に河原町へと繰り出すことになった。
セブンイレブンでお金を引き出した後、
夕食は何が食べたい?
と聞くと、
「うなぎ」
という予想外の答えが返ってきた。
そこで、日本食のレストランへと向かったのだが、
彼らの希望で、途中で先斗町に寄った。
それがいけなかった。
先斗町には魅力的なお店がたくさんある。
彼らは目移りしてしまったようだ。
夕食に何を食べたいのか、わからなくなってしまった。
先斗町、木屋町、河原町をウロウロしたあげく、
最後には結局、
「安い店がいい」
と言い出した。
最終的に入ったお店はうどん屋さん。
なんと、これが彼らの
「初うどん」
体験だそうだ。
満足してくれたようでよかった。
だが、彼らの冒険はまだまだ続く。
いきなり無茶苦茶でかいカメラとレンズと三脚をバッグから取り出した。
そしてあたりかまわずシャッターをきりまくる。
道行く人はみな、彼らを不思議そうに見ている。
それはそうだろう。
こんななんの変哲もない場所で、ごついカメラを構えているのだから。
前にも述べたが、
彼らの英語はとてもクール!
だが、あまりにもかっこよすぎて、
ときどき理解不能になる。
やばいぞ。
何言ってるかわからないや。
しかし、考え方によっては、
これは最高のチャンスだ。
彼らに英語力をみっちりと鍛えてもらおう。
それにしても、なんでアメリカ人って攻撃的なんだろう。
べつに彼らが暴力的だというわけではない。
でも、なんというか、彼らと話していると、
圧倒される。
物理的ではなく、精神的に圧迫感を感じるのだ。
「America as number one !」
体中でそう表現しているようだ。
木屋町、先斗町、新橋通り、祇園、
と大撮影会を終えて、なんとか帰路についた。
ふぅーっ。
長い4日間になりそうだ。
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