状況によるわね

(ペギーとナオミと私。嵐山の渡月橋にて)
昨夜の2時過ぎに台湾人カウチサーファー、ペギーからメールが来た。
ドタキャンしたのかと思っていたのでビックリだ。
「明日、私をガイドしてくれない?
朝の9時にホテルを出る予定だから、
それまでに連絡をちょうだい。」
夜中の2時にメールを送ってきておいて、
約束は朝の9時だと。
なんだか非常識な気がする。
まあ、ナオミも一緒に行ってくれるというから、
とりあえず会ってみよう。
待ち合わせ場所のバス停に行ってみると、
ペギーがたこ焼き屋のおばさんとしゃべっている。
なんと、そのおばさんは台湾から来ているのだそうだ。
なんという偶然。
3人で嵐山の竹林を散策することにした。
それにしても奇妙な組み合わせだ。
ナオミはハーフだとはいえ、日本人の面影はない。
だが、かなり上手に日本語をしゃべる。
ペギーは台湾人だが、見た目は日本人と変わらない。
だが、話す言葉は日本語ではなく英語。
そして純日本人の私。

(ナオミとペギーと私。嵐山の豆腐屋にて。)
天龍寺を見学した後、3人で昼食をとった。
ナオミはカウチサーファーやウーファーにインタビューをして、
ドキュメンタリー映画を制作している。
ペギーにもインタビューしていた。
ひととおりインタビューが終わった後、
今度は逆にペギーがナオミに質問をぶつけていた。
実はペギーにとって今回がカウチサーフィン初体験。
だから、若い女の子であるナオミが私の家に泊まっていることに、とても関心があるようだ。
ペギー:「男の人の家に泊まって、
もし誘われたらどうするの?」
ナオミ:「状況によるわね。」
昼間っからなんの話をしているんだ。
女同士の会話って恐ろしい。
というより、昨夜はそんな話は全然でなかったじゃないか、ナオミ。
私など眼中にないということですか。
そうですか。
ナオミとはここでいったん別れて別行動をすることに。
私とペギーは金閣寺に向かいました。

この注意書きは上から順に、
日本語
韓国語
中国語
台湾語
で書かれているらしい。
中国と台湾とでは、書き方が微妙に異なるそうだ。
へぇー。
それで?

ペギーはお土産をくれました。
マグネットです。
台湾には中華系とは別に、原住民もいるそうな。
ペギーはアボリジニと言ってたけどなんか違うような。
下賀茂神社に行った後、
京都御所でコンビニで買ったお酒を飲みました。
なんて不謹慎な。
しばらくペギーと話してみた結果、そんなに悪い子ではないようなので、
明日も京都を案内することになりました。
着物を着て京都を歩いてみたいそうです。

家に帰ると、ナオミが料理を作ってくれていました。
彼女には悪いのですが、
私は彼女は料理が下手だと思っていました。
なんか男みたいな性格してますし。
ところが、この料理のなんとうまいこと!
細かいところまで手が込んでいます。
お世辞抜きで、彼女の料理は最高でした。
ワインも飲んで、ほろ酔い気分だったのですが、
残念ながら、「そういう状況」にはなりませんでしたとさ。
おしまい。
- 関連記事
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行