カウチサーフィン(チェコ共和国・レンカ)
今日は雨が降ると天気予報では言っていたので、とりあえず錦市場へと向かいました。

カウチサーフィンをしていると、いろんな夫婦に出会うことができます。
この二人はかなり対照的な性格をしています。
レンカは錦市場が大いに気にいったようで、私にいろいろと質問してきます。
それに対して旦那さんは少々退屈気味。
どんどんと一人で先に歩いて行ってしまいます。
錦市場をあとにした我々は、錦天満宮に行きました。
その後祇園へと向かうのですが、新京極の商店街でもしばしば足を止めます。
私にはなんの変哲もない場所でも、彼らには新鮮にうつるようです。
町を歩く若い女性のファッションについて、レンカは苦言を呈します。
「なんで日本の女の子はあんなに短いスカートをはくの?
私たちの国でそんな格好をしてたらトラブルに巻き込まれるわよ」
そういうレンカさんのスカートも十分短いような気がするんですが気のせいでしょうか。

パチンコにも興味津々の二人。
日本人がギャンブル好きだという事実がうまく飲み込めないようです。
レンカは顔をしかめます。
「こんなに煙たくてうるさい場所によく何時間もいられるわね」

パチンコ店の様子をビデオカメラに収める二人。
でも、店員さんに止められました。
もちろん私はすかさず他人のフリをしましたよ。
銀玉1ケースで数千円の現金と交換できる、
と私が説明すると、
「え?
たったそれだけ?
そんなはした金、ギャンブルとは言わないぞ」
と、レンカの旦那さん。
いったい彼は、普段どんな生活をしているんでしょうか。
レンカの希望で、うなぎ屋さんへと向かいます。
ロンリープラネットオススメのお店です。
しかし、情報は古くなっていたようです。
本に載っていた値段よりもかなり高い。
そこで急きょ予定を変更して安い定食屋に入りました。
レンカは几帳面な性格で、計画をたてるのが大好き。
旦那さんはそれとは正反対で、かなりズボラです。
むしろ、普通の観光を嫌います。
私が提案したコースをことごとく拒否。
観光コースをわざと外れて、
なんの面白味も無い路地を歩いて行ってしまいます。
しかもかなりの遠回り。
おかげで知恩院にたどり着いた時にはもう閉まっていました。
高台寺にも行けません。
残るは清水寺だけです。
二年坂、三年坂でもかなりウロウロしたので、
清水寺にはギリギリの時間に到着。
が、ここでも旦那さんのわがままが炸裂しました。
「中でタバコが吸えないんなら俺は行かない」
清水寺よりもタバコを選ぶとは・・・。
というわけで、清水寺へはレンカと私だけが行きました。
カメラのケースが欲しいという二人のリクエストに応えて、
京都駅前の家電量販店へ向かいます。
コンピュータ関係の仕事をしている旦那さんは、このお店がとても気にいったようです。
いったいこの人は京都へなにしに来たんでしょうか。
なんだかとても疲れた一日でした。
今日の格言:
「考えるな。
とにかくやれ!」
(レンカの旦那さんの言葉)
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
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