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ハンガリー人カウチサーファー、アティラとエスツァーはのんびりしているように見えて、実はかなり神経が図太い。

当初の予定では、アティラとエスツァーは2泊3日の予定だった。
今日は久しぶりに一人で眠れる、
はずだったのだが、
「あのさあ、今さっき思いついたんだけど、
もう1泊してもいいかな?」
ずいぶん軽く言ってくれるじゃないか。
いったい私の自由時間はどこへ?
昨日の強行軍がたたって、今日は3人とも足取りが重い。
なるべく歩く距離を短くするため、市バスの1日乗車券を使うことに決定。
連休中は道路が渋滞するので、できることならバスは使いたくないんだけどな・・・。

ゴールデンウィーク最後の日曜日ということもあって、金閣寺はかなりのにぎわいを見せていました。

金閣寺の中の夕佳亭の隣にある石の腰掛。
その昔、さる貴婦人がここに座っていたという故事を教えると、
「じゃあこのイスは私のために存在するのね」
とエスツァー。
その暴言に百歩譲るとして、なぜアティラまで・・・。

そしてなぜか私も座ってみたりする。

清水寺には今まで何回も行ったけれど、この石塀小路を通るのはこれが初めて。

私が写真を撮ると、彼らもすかさず真似をする。
なかなか分かりやすい人種だ。

もう夕方の5時ということもあって、清水の舞台はけっこう空いていた。

こう見えて、かなり好奇心旺盛なアティラとエスツァー。
音羽の滝について私が説明すると、さっそく試しています。
もう日が沈みかけていましたが、彼らの希望で京都御所へ。
ベンチに腰掛けて、軽く夕食をとりました。

我が家に到着して、さらに夕食を食べる二人。
彼らは寿司とわさびが大好きです。
ハンガリーにも、わさびにとてもよく似たスパイスがあるとか。
じゃあ日本ではもっと別の物を食べた方が・・・
あと、ハンガリーではスープに鯉をよく使うそうです。
日本のお寺にはたいてい池があります。
そしてその池の中には、たいてい鯉が泳いでいます。
それを見てエスツァーは、
「日本の鯉はのんびりと安心しきっているわね。
もし私たちの国にいたら、一発で料理されちゃうわよ」
そうか、そういう目で池に泳ぐ鯉を眺めていたのか。
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