カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

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スコピエ~オフリド湖(マケドニア)

スコピエ~オフリド湖(マケドニア)


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カウチサーフィンのホスト、アナと。
スコピエには2泊したのですが、彼女の家には1泊しかできませんでした。

スコピエはあまりおもしろそうな街ではなかったので、2泊でじゅうぶんだろうと思っていたのですが、ちょっともったいないことをしたかな、と反省しております。

たしかにスコピエの街自体はそれほどたいしたことなかったのですが、ホストのアナはよかった。
カウチサーフィンを利用して旅をしていると、そこで出会った人の印象が、その街の印象にかなり大きな影響を与えるのです。

知的なのに情熱的。
繊細なのに豪胆。
いろんな面を併せ持つマケドニア人女性というのは、スラヴ民族の中でも、かなり強烈な特色があるように見受けられました。

その土地土地に住む人を観察しながら旅をするのって、ものすごくおもしろいです。
やっぱり私はカウチサーフィンじゃなきゃ旅行できないや。


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今日は平日なので、当然アナには仕事があるのですが、忙しい中、私に朝食を付き合ってくれました。

マケドニアの朝食といえば、やはり「ブレキ」だろう、ということで、彼女が連れてきてくれたのがここ。
ブレキというのは、ようするに「パイ」なのですが、朝からなかなか濃いーなー。
マケドニア人が彫りの深い顔立ちをしている理由がわかったような気がしました。



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今日は朝からすがすがしい快晴。
スコピエの街を見下ろす山の頂上にはミレニアム十字架がくっきりと見えます。
その十字架を眺めながら食べるバルカン名物のブレキの味はまた格別です。

スコピエを離れるのがもったいなくなってきました。
というより、アナと別れるのが名残惜しいというべきか。


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なんとなーく、「スコピエ~オフリド」って書いてあるような気がする。

このバスの運賃、ガイドブックに載っている値段よりかなり安かったです。
普通、ガイドブックの情報よりも価格が上がっていることの方が多いので、安かったりすると不安になります。
ほんとにこのバスであっているのだろうか。


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鉄道網があまり発達していない東欧では、ミニバスが市民の重要な足となっています。
なので、通常、車内はかなり生活臭がただよっているのですが、オフリド行きのバスは違います。

まず、乗客の年齢層が若い!
おまけに肌の露出度が高い!
日焼け止めや香水の匂いがプンプンする!

もうね、なんとも言えない解放感にあふれているんですよ。
オフリド湖といえば、東欧屈指のリゾート地(らしい)。
夏のバカンスに向かう人々の熱気で、ミニバスの中はムンムンとしています。

わけのわからない熱気にやられて、つられて私もなんだか興奮してきました。
もしかしたら、ひと夏のアヴァンチュールが待ってるかも?!


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スコピエ~オフリド間のドライブは快適そのもの。
カラッとした天気で、窓の外を眺めるのが気持ちいいです。

マケドニアにはなにもないけど、こののどかな風景が私は好きです。
山と山の間に小さな村落が点在しています。
家と家の間も広く離れていて、日本とは大違い。


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こんな小さな集落にもモスクが存在するんですね。
ここの人々はよほど信心深いようです。


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途中のバスターミナルで車が停まります。
外に出て体を伸ばすのが気持ちいい!

いかにも夏らしい空の下、山の稜線がくっきりとしてきれいでした。


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ここで別の車に乗り換えです。
オフリドから来た乗客と、スコピエから来た私たちとがそれぞれのバスを交換する形となりました。

なんだかよくわからないけど、めんどくさい。


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そうこうしているうちに、オフリドに着いたようです。

「オフリドだ。ここで降りるか? それともバスターミナルまで行くか?」

と聞かれたのですが、とっさには答えられませんでした。
私はあまり綿密な計画をたてるタイプではなく、いつも着いてからその場で考えるからです。

あわてて地図を見ると、どうやらオフリドのバスターミナルは街の中心部からはかなり離れた所にあるようです。
ここで降りることにしました。

しかし、その前にすることがあります。
現在地を確認せねば。

というのも、以前私はラオスで、変な所でバスを降ろされて、その後数時間、重いリュックを担いで歩くはめに陥ったことがあるからです。

運転手を捕まえて、「ここはどこだ?」と聞いたのですが、「オフリド」という答えしか返ってきません。
そんなことはわかってるんだよ。
ここはオフリドのどこなのかを聞きたいんだ!

地図を見せて現在地を示すように促したのですが、なかなか要領をえません。
地球の歩き方に載っている地図は、通り名が現地の言葉で表記されています。
それなのに、彼は地図上で現在地がどこかわからないようです。
地図の読めない運転手の車に乗っていたのか、俺は・・・

悪戦苦闘したあげく、運転手は地図を指さしながら答えました。
「ここだ(と思う)」

彼の口ぶりはいかにも適当で、まったく信用できません。
(そして実際、彼は間違ってました。後でわかったことですが・・・)

それでもまあ、ここで降りることにしました。
今夜の宿を予約してあるわけでもないし、まだ日没までには時間があります。
なんとかなるでしょう。



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バスを降りたとたん、一気にテンションが上がります。
いかにも南国!といった雰囲気がビンビンと伝わってくるんです。

たしかギリシャもこんな感じだったような気がする。
気候風土が似ているのだろうか。


タクシーの運転手が何人か寄ってきましたが、地図を見る限り、オフリドの街はそれほど大きくはありません。
タクシーを使う必要はないでしょう。

そして、怪しげなおじさんも近づいてきました。

「今夜の宿はもう決まってるのか? まだならうちに泊まればいい。湖からは近いし、値段も安いぞ」

どうやら彼は、プライベートルームの勧誘に来たようです。
プライベートルームとは、日本でいう民宿のようなもので、バルカン諸国では利用する機会が多いです。

ちなみに、地球の歩き方のマケドニアの項にはこんな記述があります。

「マケドニア人は気さくで旅行者に親切な人が多く、プライベートルームでの宿泊は、宿主の家族にお茶を誘われたり、ときには食事に誘われるようなことも起こりうるなど、一般のマケドニア人の生活に触れられるまたとない機会となりうる」


おおー。なかなかおもしろそうです。
だが、問題は値段。

ところが、このおじさん、なかなか値段を言わないんです。

「とにかくうちに来い。実際に部屋を見てから料金の話をしようじゃないか」

あ・や・し・い。
怪しすぎる。
こういう場合、値段は相場よりも高いにきまっている。

おじさんとの交渉を打ち切って、歩き出そうとしたのですが、このおじさん、なかなかしつこくて、私を離してくれないのです。
「だからいくらなんだよ!」
それがわからないかぎり、交渉のしようがありません。
何度もしつこく聞いて、やっと答えてくれました。

「7ユーロ」

7ユーロ?
安いじゃないか。
なんで最初からそれを言わないんだよ。

地球の歩き方には、プライベートルームの相場は1500円くらいからと書いてあります。
だとすると、7ユーロはかなりお得じゃないか。

はっ!
「もしかしてドミトリー?」

おじさんに問いただすと、やはりドミトリーでした。
しかもすでに3人ほど同宿の人間がいるというではないですか。

あぶないところだった。
ドミトリーなら安くて当たり前じゃないか。
やはりこのおじさん、かなりのくせものだな。

「ちょうど日本人も泊まってるぞ。うちに来いよ」

この一言で、私がドミトリーに泊まる可能性は消滅しました。
なんでマケドニアまで来て日本人とつるまなきゃならないんだよ。

「ドミトリーはいやだ。 個室ならいくら?」

と聞いたのですが、やはりおじさんは答えません。
「部屋を見てから話し合おう」、の一点張りです。

疲れた。
もういいよ、あんたのとこで。


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ここが、今夜私が泊まることになったプライベートルーム。

個室を見せてもらうと、なかなか豪華です。
値段もかなり安い!
なんで最初から言わないんだよ。
この値段なら即決したのに。
まったく時間の無駄だ。

私はこの個室に決めたのですが、おじさんはまだ不服そうです。
「なんでドミトリーにしないんだ?」

普通、バックパッカーは1円でも出費を切り詰めるために、ドミトリーに好んで泊まります。
私の身なりはみすぼらしいから、おじさんも親切でドミトリーを勧めているんだろうと思っていました。

でも、どうもその口ぶりから、彼は別のことを心配しているようです。
どうやら彼は、私が女を買ってこの部屋に連れ込むことを警戒しているようです。

そんなことするかよっ!
(そもそもそんな金は無い)

自分がそんな目で見られていたのかと思うとショックでした。
もちろん私はそんなことをするつもりは毛頭ありませんでした。
この時は。

しかし、このおじさんの心配は、単なる杞憂ではなかったのです。
(詳しくは別の記事で)


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時刻はすでに夕方でしたが、せっかくオフリドまで来ているのに部屋に閉じこもっているなんてもったいない。
ヨーロッパの夏は一日が長い。
軽く湖まで行ってみることにしました。

私の予算は限られているので、リゾート地はあまり好きではありません。
物価は高いし、おしゃれに着飾った人々を見ていると、なんだか自分には場違いな気がするからです。

でも、このオフリドは違います。
東欧屈指のリゾート地でありながら、それほどけばけばしくないんです。
それに、このカラッとした空気がなんとも言えない解放感を与えてくれます。
イスラム地区のしっとりした空気もいいですが、このオフリドもなかなか捨てたもんじゃありません。


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オフリド湖へと向かうメインストリート沿いには、たくさんの出店があります。
そのうちのひとつの店の人に呼び止められました。

「一緒に写真を撮ってくれ!」

侍の格好をしてヨーロッパを歩いていると、こういうことはよくあるのですが、それぞれの街ごとに反応は異なります。
スコピエではほとんど無視状態でした。

でも、ここオフリドは違います。
なんというか、人々のノリがいいんです。
南国のカラッとした風土が、人々の精神に影響を与えているのでしょうか。

お店の人は写真を撮った後、

「ありがとう。 お礼になにかやるよ。 欲しいものがあったらなんでも持っていきな!」

と言ってくれたので、お言葉に甘えて、絵葉書を一枚もらいました。
しかも大きいサイズのやつ。

役得、役得。


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宿からオフリド湖まではすぐのはずなのですが、たくさんの人からの写真攻勢を受け、なかなか前に進めません。
10メートルおきに声をかけられます。

マケドニア人はサムライが好きなのか?!


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ようやくオフリド湖に到着。


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湖なんて世界中どこも同じはずなのですが、やはり人気リゾートはなにかが違います。
心の底からウキウキ感が湧き上がってくるんです。
リゾート地なんて嫌いだったはずなのに、なんとも言えない解放感に包まれました。


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「おい!」

鼻歌混じりで湖畔を歩いていると、どこからか声をかけられました。
あたりを見回してみたのですが、誰もいません。

「おい! ここだ!」

声は下の方から聞こえます。
湖岸に近寄ってみると、ボートの中に男が二人、私を手招きしています。


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「こっちへ来て、まあ一杯やっていけよ」

男たちは私を船へと誘います。

どうやらこれは遊覧ボートのようです。
乗ったが最後、無理やり出港して、乗船料をとられるんじゃないだろうか。
知らない男たちの船に乗り込んだりしたら、拉致されて北朝鮮に連れていかれるんじゃないだろうか。

いろいろと不安が頭をよぎりますが、そんなことを気にしていたら旅なんてできません。
ここは素直に彼らの誘いに応じることにしましょう。


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「ウェルカム・ドリンクだ!」

船長らしき男は船倉の扉を開けて、一本の瓶を取り出しました。
バルカン諸国の国民酒、ラキヤです。
なんと、彼の自家製だというではありませんか。

瓶の中には、なにやら得体の知れない怪しい海藻が漬かっています。
まさか、俺にこれを飲めというのか。


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普段お酒を飲まない私には、ラキヤはきつすぎます。
こんな強い酒を船の上で飲んだりしたら、すぐに気分が悪くなってしまうことでしょう。

でも、飲まずにはいれらませんでした。
エメラルドグリーンというのでしょうか。
グラスに注がれたラキヤは、何とも言えないきれいな色をしています。

私はお酒のことはよくわかりませんが、このラキヤは普通のラキヤとは違います。
オフリド湖の上で飲むラキヤは、どんな高級バーで飲むものよりもぜいたくな味がしました。

「明日はオフリド湖で泳ごう」

なんの脈絡もなく、ふと、そんな考えが沸き起こってきます。



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左が船長のドラガン。
彼は私と話をしている最中でも、観光客が船のそばを通るたびに、

「サムライと一緒にオフリド湖クルーズはどう? サムライ・ツアーだ!」

と声をかけています。

この野郎!
俺を客寄せパンダに使いやがったな。


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船長の帽子を借りて記念撮影。


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「コンニチハ!」

日本語で声をかけられました。

というのも、この男性、日本に暮らしていたことがあるそうです。
神戸のラジオ局でDJをしていたのだとか。
なんと、日本でCDも出したといいます。

いやー、世界ってせまいなー。


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今度はひとりの美少女が私のことを見つめています。
最初は気のせいかと思っていましたが、なんだか私を見つめる彼女の目がハート型になっています。

それもそのはず、彼女は日本のことが好きで好きでたまらないのだとか。
日本語を毎日熱心に練習しているというではありませんか。

そうか。俺のことが好きなんじゃなくて、この侍の衣装を見つめていたんだな。
そんなこったろうと思ったよ。


彼女の名はマリア。

「オフリドでも日本人の姿はたまに見かけるけど、侍の衣装を着ている人を見るのはこれが初めてよ」

それはそうでしょう。
まともな日本人はこんな格好で旅行したりはしませんから。

だが、恥を忍んで着てきたかいがあった。
こんなかわいい女の子と知り合いになれたのだから。


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「あっ、もうこんな時間。 もう行かなきゃ。
 私、この近くのレストランでバイトしてるの。 あなたともっと話したいわ。 よかったら来てくれる?」


行く行く行くー。 
なにがあっても絶対に行きます!


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私がマリアとの蜜月を楽しんでいる間に、 二コラはいつの間にか家族を呼び寄せていました。
どんだけひまなんだよ、お前。

平日の昼間っからボートの上で酒を飲んでいる二コラ。
彼はいったい何者なんだろう。

夏のバカンスにでも来ているのだろうか。
いずれにせよ、ゆったりとした時間を楽しむ彼の姿勢は、日本人とはほど遠い物です。
彼らは人生の楽しみ方を知っている。
日本人にはない心の余裕を持っている。
私もそんな人生を送りたいものだ。


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船長のドラガンは

「今からクルーズに行こうぜ。 安くしとくからさ」

と言いますが、もうすぐ日が暮れます。
どうせならもっとゆっくりと楽しみたい。

なので、明日、ドラガンの船でオフリド湖巡りをする約束をして別れました。


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出窓が特徴的な建築スタイル。
これは後日、アルバニアでたくさん見ることになります。

あとでガイドブックを確認したら、どうもここは国立博物館っぽい。
しまった! 見過ごした。


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オフリド湖は真珠の産地としても有名なんだそうです。
まあ、興味ないけど。


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オフリドなんて小さな街なのに、教会の数はやたら多いです。
その独特の形を見ていると、「ああ、オフリドに来たんだなー」という実感がわいてきます。


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彼は日本の古い映画が好きだと言っていました。
ほとんどの日本人はオフリドのことなんて何も知らないのに、オフリドの人は日本のことをよく知っている。
やっぱり日本ってすごいんだな。


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結婚式の写真を撮っていたカップルに、「一緒に写ってくれ」と頼まれました。
光栄です。


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せまい階段でサッカーをする子供たち。
そういえばこの街では広い空き地を見かけなかったな。
こんな場所でサッカーをしてたら、さぞかしボールコントロールがうまくなることでしょう。


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オフリドの人たちはほんとに陽気。

「まあ一杯飲んでいけよ」

とカフェに誘われました。
オーナーのおごりです。
やっぱり侍の衣装はお得だなー。


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今度はレストランに連れ込まれました。
ウェイターやシェフに取り囲まれて記念撮影。
ここでもコーヒーをご馳走になりました。
うう。 げっぷが出そう。


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オフリドの街はほんとに風情があって飽きません。

石畳の路地。おしゃれなカフェ。
アップダウンの激しい地形のおかげで、特徴的な教会の建物をいろんな角度から眺めることができます。
そして時おり姿を見せるオフリド湖。

私のお気に入りの街の一つになりました。
死ぬまでに絶対にもう一度ここに来よう。
今度は誰かと一緒に来たいな。


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古代劇場跡。
いつ頃の時代のものだろう。
しまった。予習を怠ったから、この街の歴史的背景なんて全然知らないや。
きちんと勉強してから来れば、また一味違った見方もできたことだろうに。


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教会がたくさんありすぎて、地図を見ても自分が今どの教会を見ているのかわからなくなってきました。


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聖クリメント教会。
この建築様式がとても気に入ったので記念撮影。
でも、太陽が沈みかけているため、なんだか薄暗い。
明日もう一度来よう。


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もうすぐ日が暮れるのですが、岬の先端にある聖ヨハネ・カネオ教会まで行ってみることにしました。
ここがこのオフリドのメインのような気がしたからです。


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夕陽で真っ赤に染まる聖ヨハネ・カネオ教会は、筆舌に尽くしがたいほど美しい。
思わず記念撮影。


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ちょうど夕陽がオフリド湖に沈む瞬間だったので、大勢の人が教会に腰掛けて景色を楽しんでいます。
でも、私は夕陽なんかよりも、この聖ヨハネ・カネオ教会の方が断然いいと思う。


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聖ヨハネ・カネオ教会に見とれていると、大柄の男が近づいてきました。
気のせいか、彼が私を見つめる目はハート形をしています。
まさか侍の衣装は美少女だけでなく、こんな毛むくじゃらの大男までも虜にしてしまうのか。

身の危険を感じた私は思わず後ずさりしたのですが、にじり寄ってくる彼のために、ついに崖っぷちまで追い詰められてしまいました。


実はこの男性、合気道をたしなんでいるのだとか。
オフリド湖の近くに合気道の道場があるなんて意外でした。

そして彼は彫刻家でもあります。
彼のアトリエは聖ヨハネ・カネオ教会の中にあるといいます。

「ちょっと寄っていきませんか」

と誘われたので、もちろん、お言葉に甘えることにしました。
普通の観光客は中に入れてもらえませんからね。
これも侍の衣装のご利益です。


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彼は教会から依頼されて、装飾を修復したりしているそうです。
そのひげもじゃの顔つきからは想像できませんが、かなり手先が器用なんでしょうね。


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彼はお土産なんかも作っているというので、オフリド周辺の土産物屋で売っている民芸品は、彼の作品である可能性が高いです。


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ライトアップされる聖ヨハネ・カネオ教会。
夕陽に染まる姿も圧巻でしたが、夜は夜でまた美しい。
明日は太陽に照らされる姿をボートから眺めるとしよう。


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オフリドのメインストリート。
昼間よりも夜の方が人通りが多い。
きっと暑い日差しを避けて、みんな夜に活動するのだろう。

このオフリドは有名観光地なのだが、他のリゾートとは違って、それほどうるさくない。
ちょうどよい活気があって、人混みが嫌いな私でも楽しめました。


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オフリドパールの店もけっこうあります。


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湖岸のレストランを何軒かあたって、ガイドブックに載っている「ロベチュカ・シュニツラ」という料理を食べようとしたのですが、
どこも扱っていませんでした。

なので方針を転換して、今夜はスーパーで買い物をして部屋で食べることに。
東欧はどこも物価が安いのですが、ここオフリドはリゾート地なので高いだろうと思っていました。

が、安い!
スーパーではほとんどタダ同然でパンやジュースが買えます。

明日はマリアのレストランで奮発するかもしれないので、今夜は節約だ。
それでも、マケドニアのビールは忘れずに購入しました。
その土地のビールを飲む。
ささやかなぜいたくです。


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今夜のところは、ダブルベッドに独りさびしく横たわります。
でも明日は!
明日はきっとなにかが起こる(はず)。

オフリド湖の熱風は、人の心を狂おしくさせます。



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テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

モスクで雨宿り(スコピエ、マケドニア)

スコピエでカウチサーフィン(CouchSurfing) スコピエ、マケドニア




このプライベートルームでは、朝食も宿泊料に含まれていました。
あまり豪華とは言えないけど、もらえるものはありがたくいただいておきます。


マケドニアでも、外国人旅行者は宿泊証明書が必要です。
公式には。

これまでの例から見て、きっと宿泊証明書はいらないだろうとも思えたのですが、やはり不安なので、宿主に要求しました。
しかし、
「え? 宿泊証明書? なにそれ?」
という反応が返ってきました。
やはりこのルールは死文化してしまっているようです。

まあ、なくてもいいや、と思っていたのですが、宿主からは思わぬ答えが。

「昨日のうちにインターネットで登録しておいたから大丈夫」

いかにもウソっぽい表情でウソっぽい答えが返ってきました。
ついさっき思いついたような顔をしています。
それに、私は彼らにパスポートを預けていないのに、どうやって登録したのでしょうか。



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これが私の泊まったプライベートルーム。
自分が予約した宿はホテルだとばかり思っていたので、この場所を探し当てるのに苦労しました。
夜中に、しかも雨の降りしきる中、何度もこの建物の前を素通りしたのです。


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昨夜はお金を払ってプライベートルームに泊まったのですが、今夜はカウチサーフィンを利用します。
ホストの住所はもらっているのですが、どうもわかりにくそう。
なので、スコピエ市内を観光する前に、一度ホストの家を下見しておくことにしました。
あらかじめ場所を確認しておけば、万が一暗くなってから到着したとしても、迷うことはないだろうと考えたからです。

そして実際、彼女の家はかなりわかりにくい場所にありました。
マケドニアも旧共産圏の一部。
その名残か、公共住宅は無機質で特徴がなく、どの建物も区別がつきにくいのです。


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ホストの家の下見を終え、いよいよスコピエ観光開始です。
この街を歩いていて気づいたのですが、おそろしく静かです。
車の数が少ないからでしょうか。
とにかく音が聞こえないのです。

と思っていたら、前の方からは馬車がやってきました。
なんと。
ここは首都の中心部なんだけどな。

いや、でも、騒々しいよりは静かな街の方が好きですよ。



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おっ!
なんだかマケドニアっぽい建物。
おそらく政府関係の建物でしょう。


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スコピエの観光地図。
なんだかいっぱい写真が載っていて、見どころ満載! なようにも見えますが、
この街はそれほどおもしろくありません。

でも、政府が必死で観光客を誘致しようとしている空気は伝わってきます。


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聖クリメント大聖堂。
なんだか奇抜な建築スタイルなので、思わず立ち寄ってしまいました。

でも、見たところかなり新しそうな建物です。
スコピエ全体に言えることですが、アレキサンダー大王の街にしては、歴史的建造物が少ないような気がします。


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聖クリメント大聖堂の中。
誰でも自由に入れます。
観光客向けではなく、市民の信仰の場のようです。


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スコピエの中心部、マケドニア広場についにやってきました。
おそらくここがスコピエ観光のハイライトなのでしょう。
お約束として、アレクサンダー大王と一緒に記念撮影。


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観光客の姿もちらほらと見えますが、それほど混雑しているというわけでもありません。
再開発が進んでいるのか、工事中の建物が多いような気がします。


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マケドニア門。
いかにも「マケドニア!」という雰囲気を醸し出しています。

が、かなり新しそう。

スコピエ市内にはたくさんのモニュメントがあるのですが、どれも真新しいものばかり。
ほとんどがここ数年内に作られたものだそうです。
ひどいのになると、去年できたばかりだとか。

アレキサンダー大王が活躍したのは2000年以上も前のことですが、この街にはどうも歴史を感じることができません。
マケドニア政府が観光客を誘致しようと躍起になって次々とモニュメントを建造しているようですが、あまりやりすぎると逆効果のような気もします。


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マケドニアといえば、アレクサンダー以外にも、マザー・テレサという偉大な人物を輩出したことで有名(だそうです)。
私はここに来るまで、マザーテレサがどこの国の人かさえ知りませんでしたが。


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ライオンと兵士の像。
なかなかマケドニアっぽいけど、やはり新しすぎてウソっぽい。


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カメン・モスト。
ガイドブックによると、オスマン朝時代に作られた石橋らしい。
そう言われてみれば、なんとなく風格があるような気もする。


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石橋を渡ってみます。


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石橋を渡った先にも多数のモニュメントが。
一応写真は撮りましたが、なんなんだろう、この物足りなさは。


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観光客と一緒に記念撮影。
侍の衣装を着て歩いているというのに、人々の反応は薄い。
東洋人の観光客はほとんどいないから、私の姿は目立っているはずなのに、どうもスルーされてるっぽい。
マケドニア人はもっと陽気なのかと思っていたのに、どうもイメージと違うぞ。


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石橋(カメン・モスト)の先をさらに歩いていくと、オールド・バザールと呼ばれる地区にでます。
ガイドブックによると、どうやらここはトルコ人エリアらしい。
そしてだんだんとイスラム色が濃くなってきます。
マケドニアにもムスリム地区があるんですね。
なんだかノヴィ・パザルを思い出してしまいました。
やはり私はイスラム文化が好きらしい。


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オールド・バザールとはいうものの、なかなかおしゃれな街並みです。
少なくとも私には、この地区はスコピエの中心部なんかよりずっとおもしろいです。


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道の真ん中に物乞いのような人が座っていましたが、このような光景は東欧に限らず、世界中どこでも見受けられる光景ですね。


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トルコ風の浴場でしょうか。
ううっ。このエキゾチックな雰囲気がたまらん!


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イスラム地区ですから、もちろんモスクもあります。


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写真だと伝わりにくいかもしれませんが、この通りを歩いているだけで、ものすごくウキウキした気分になります。
ムスリムの街並みって、なんとも形容しがたい雰囲気があるんです。
異国情緒に溢れているはずなのに、なぜかどこか懐かしい匂いがするのは、私の気のせいでしょうか。


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食事をする所を探していたところ、ショーウィンドーにおいしそうな食べ物が並んでいるお店を見つけました。
なんとなくマケドニアの伝統料理っぽい。
ガイドブックを確認したところ、どうも「タフチェ・グラフチェ」という食べ物に似ているような気がする。
お店の人に確認すると、「そうだ、タフチェ・グラフチェだ」という。

ガイドブックの写真と少し違うような気もしますが、店の人がそう言うのだから、まあ間違いないのでしょう。
ここで食事することにしました。


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これがその「タフチェ・グラフチェ」。
インゲン豆の煮込みらしい。
ガイドブックに書いてある通り、青とうがらしもついてきた。
これをちびちびかじりながら食べるのがマケドニア流らしい。

やっぱり旅行に出かけたら、その土地の食べ物を食べなきゃね。
ガイドブックをなぞってるだけだけど、私は旅の達人ではないのでこれでじゅうぶん楽しいのさ。


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このお店でトイレを借りたのですが、私は侍の衣装を着ているので、なにかと時間がかかる。
緩んだ紐を締め直して出てくると、店の主人が私を待っていた。
愛想の悪いイメージのあった店の主人だが、「ピクチャー! ピクチャー! OK ?」と言っている。
どうやら私と一緒に写真を撮りたいらしい。

店の奥から彼の父親らしき人も出てきて、みんなで一緒に記念撮影タイム。
なんと、食事代もチャラにしてもらえました。
侍の衣装を着ていると、役得が多いなー。
はるばる日本から持ってきてよかったー。


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食事の後も、オールド・バザールをブラブラと歩きます。
迷路のように小さな路地が入り組んでいるのですが、小さな街なので、しばらく歩くとすぐに見覚えのある場所に出てきてしまいます。
それでも楽しいんです。
私はほんとにこの街が気に入りました。


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侍の衣装を着ていても、スコピエの市街ではスルー状態だったのに、このオールド・バザールではいろんな人から声をかけられます。
トルコ系の人は陽気な性格をしているのだろうか。


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急に人通りが少なくなったと思ったら、雲行きが怪しくなってきました。
どうやら一雨きそうです。
雨宿りできる場所を探さねば。


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雨がポツポツと落ちてきたので、少しあせります。
丘の上にはモスクが見えます。
あそこなら雨をしのげる場所がありそうだ。


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このモスクで雨宿りさせてもらうことにしました。


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どのモスクにもこのような水場があるのですが、うまい具合に屋根もあります。
ここなら多少の雨はしのげそうです。

ここに逃げ込んだとたん、バケツをひっくり返したような大雨となりました。
ギリギリセーフ。

おそらく夕立なのでしょうが、この大雨じゃあ、しばらくは身動きがとれそうにありません。
なすすべもなく空を見ながらぼーっとしていると、突然スピーカーからお祈りのような声が聞こえてきました。
おそらくイスラム教のコーランでしょう。

すると、たくさんの人がモスクへと向かって歩いてきました。
おそらく礼拝の時間なのでしょうが、この土砂降りの大雨をもろともせず、大勢の信者たちがやってきます。
私は侍の格好をしていて、彼らからすれば明らかに「異教徒」です。
敷地内にいることを咎められるのではないかと心配でしたが、誰もなにも言いませんでした。

礼拝には大人だけでなく、子供たちもやってきます。
さすがに好奇心の旺盛な子供たちは、外国人である私のことをチラチラと見ていましたが、礼拝の時間が差し迫っているためか、モスクの中に駆け込んでいきました。

イスラム教の礼拝がどういうものか興味はありましたが、さすがに中に入って見学するだけの勇気はありません。
みんなモスクの中に入ってしまったので、再び私ひとりだけが外で雨宿りをすることになりました。


礼拝が終わり、人々は雨の中、それぞれの家へと帰っていきます。
信心深い人というのはすがすがしい空気を発していて、とてもおだやかです。

子どもたちは礼拝が終わった後、授業があるみたいで、モスクの隣にある教室へと入っていきます。
何人かの子供たちは私のことをチラチラと見ていきます。
その中の一人と目が合いました。
とてもかわいらしい女の子です。

彼女は足を止めて、私に何か言いたそうな表情をしたのですが、彼女の友人たちが私から逃げるように教室へと入っていったので、彼女も仕方なく立ち去っていきました。

「待って!」
と言って彼女たちを引き止めたかったのですが、「あまり変なことをするとイスラム教徒たちに殺されるかも」と怖くなり、声は出ませんでした。


雨はほとんど止んでいたのですが、さきほどの女の子のことが妙に気にかかり、雨宿りをするふりをして授業が終わるのを待つことにしました。
まるで変質者ですね。
日本の小学校の近くでこんなことをしたら、余裕で通報されるレベルです。


ほどなくして授業は終わり、子供たちが出てきました。
さきほどの女の子たちもいます。

例の女の子はまたもや私のことを見ています。
今度は覚悟を決めたのか、友達と一緒に私の方へと歩いてきました。
好奇心も勇気もある女の子のようです。



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右から2人目の女の子がリーダー格のようです。
私と話すのはもっぱら彼女だけ。
他の子は英語が苦手なのか、それとも恥ずかしがり屋なのか、一言もしゃべりませんでした。

「それは刀なの?」
リーダー格の女の子がたずねます。

「ああ、これ? これは偽物だよ。触ってみる?」
彼女たちを驚かせないように、できるだけおだやかな笑顔を浮かべながら刀を引き抜くと、彼女たちは一斉に息を飲みました。
よほど怖かったようです。


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彼女たちがそれぞれ手にしている物。
もしやと思い聞いてみたら、やはり、あのイスラム教の経典、「コーラン」でした。
実物を見るのはこれが初めてです。
彼女たちに見せてもらいました。

「コーラン」というと、もっと厳粛でおっかないイメージがありましたが、女の子たちのコーランは色とりどりのカバーに覆われています。
やはりどこの国の女の子も、こういうかわいらしい物が好きなんですね。


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しかし、そのかわいらしい外観とは裏腹に、中身はやはり難しそうなアラビア文字がぎっしりと詰まっています。

「これ読めるの?」
と彼女に聞くと、

「当然でしょ」
という顔をしていました。


カバーの中に、さらに布があって、コーランを包んで保護しているのがわかるでしょうか。
イスラム教徒にとって、コーランとはそれほど重要な物なのでしょうね。


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男の子たちも私に寄ってきました。
わんぱくさの中に、礼儀正しさも垣間見えます。

このおだやかな顔をした子どもたちも、大きくなったらイスラムの戦士として世界中で暴れるのだろうか。
アラーの名のもとに、異教徒を皆殺しにしようともくろむのだろうか。
とてもそんなふうには見えませんでした。

これは、彼らがまだ子供だからというわけではなさそうです。
このモスクに来ている他の大人たちも、みなおだやかな表情をしています。

仏教、キリスト教、イスラム教。
信仰に篤い人というのは、その奉ずる宗教とは関係なく、みんなおだやかな表情をしています。
凛とした姿勢をしています。

思うに、今、世界中を震え上がらせているイスラム原理主義者たちは、コーランの教えを誤解しているのではないでしょうか。
きちんとその協議を学習してこなかったのではないでしょうか。

「イスラム」と聞くと、思わず身構えてしまいますが、テロを行っているのはごく少数の例外だと思いたい。
ほとんどのイスラム教徒は、このモスクに通っている人たちのように、平和でおだやかなのだと信じたい。


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モスクの脇にある水場。
ここで足を清めてから礼拝に向かうのでしょう。


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とてもすがすがしい気分に包まれて、トルコ人地区を後にします。
スコピエの中心部に戻ってきました。
アレクサンダー大王像の遠く彼方の山頂に、十字架が立っているのが見えるでしょうか。

ミレニアム十字。
高さ66メートルの世界最大級の十字架だそうです。
この十字架が山の頂上からスコピエの街を見下ろし、市内のどこからでもその姿を見ることができます。

バルカンを旅していると、イスラムとキリスト教とがせめぎあっているのを肌で感じることができます。
二つの異なる文化が混ざり合って、とても刺激的な印象を与えてくれます。
特に宗教心に薄い日本人にとっては、この刺激は強すぎます。

バルカン諸国はあまりメジャーな観光地とは言えませんが、その知名度の低さに反して、とても楽しめます。
街を歩いているだけで鳥肌が立ってくるんですよ。


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マザーテレサ通りを歩いていて、こんな標識を見つけました。
これきっと、「マザーテレサ」って書いてあるんでしょうね。


今夜のカウチサーフィンのホスト、アナの家に着いて、呼び鈴を鳴らしたら、彼女はびっくりしていました。

「よくここがわかったわね?!」

なにを言ってるんだい。
住所をくれたのは君じゃないか。
それはつまり、自力でここまで来いという意味だろ。

それともなにか?
俺が迷うことを前提にしていたのか。
それならどこかわかりやすい場所を待ち合わせ場所に指定して、迎えに来てくれてもよさそうなものなのに・・・


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アナは暑いお茶と甘いお菓子で私をもてなしてくれました。
お茶は乾燥させた茶葉から淹れた本格的なもの。
お菓子もマケドニアの伝統的なものなのだそうです。

いったい彼女は親切なのか不親切なのか、よくわからなくなってきました。


アナの家は旧共産圏の公団住宅なのですが、その無機質な外観からは想像もつかないほど中身はゴージャス。
独り暮らしの彼女ですが、大きな部屋がいくつもあります。

でも、私にあてがわれた部屋は物置のようなせまいスペース。
どういうこと?


アナはけっこうお堅い仕事をしていて、その肩書もなかなかすごい。
留学経験もあり、相当なインテリのようです。

そういうわけだったので、彼女との会話はかなりシリアスなものとなりました。
日本の出生率の低下と働く女性の劣悪な職場環境との相関性とか、そんな話ばっかり。

若い女性の一人暮らしの部屋に招かれたという高揚感はみじんもありません。
くっ。
このまま色気のない話のまま終わってしまうのか。


そんな私の内心を知ってか知らずか、アナは

「もうすでにスコピエ観光をすませたんでしょうけど、これから私が「夜の」スコピエを案内してあげるわ。
化粧してくるからちょっと待っててね」
と言って自分の部屋へと消えていきました。

「夜の」スコピエ。
なんだか怪しげな響きです。
いったいどんなすごいことが待ち受けているのでしょうか。

あんなことやこんなこと、私がめくるめく妄想の世界に没入していると、
化粧を終えた彼女が戻ってきました。

おーっ!
メイクをばっちりきめた彼女は、なんだか別人のようです。
これだけ気合入れて化粧してきたってことは、ひょっとして、ロマンスを期待してもいいですか?


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まずは腹ごしらえのため、アナのおススメのレストランへと向かいます。
厨房ものぞかせてもらいました。
本格的なレンガ造りのかまどが見えます。


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台の上で職人さんが生地をこねます。
まさに手作り。


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かまどの中には、熱で膨れ上がった生地が見えます。
おいしそー。


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アナにすべておまかせして、マケドニアっぽい料理を注文してもらいました。


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おしゃれなレストラン。
豪勢な食事。
甘美なワイン。
そして、目の前にはマケドニア美女。

うわー、俺らしくねーぞ。
こんなぜいたくしていいのか?


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左が今夜のカウチサーフィンのホスト、アナ。
彼女に限らず、マケドニアの女性は彫りの深い顔立ちをしている。
それに加えてかなりどぎついメイクをするもんだから、どうしても「猛獣」を連想してしまう。


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食事のあとは、いよいよお待ちかね、「夜の」スコピエ探検です。

一国の首都にも関わらず、スコピエの街はとても静か。
東欧のロマンチックな街並みを美女と一緒に歩いていると、なんだか妙な錯覚にとらわれます。
俺はいったい今、なにをしてるんだろう?

アナが連れてきてくれた公園には、無数の球体が埋め込まれていて、それらが幻想的な淡い光を発しています。
人通りはほとんどありませんから、この光景を占有しているのは私たちふたりだけです。

ああ、俺はなんてぜいたくな旅をしてるんだろう。
ついこの間までスコピエなんてその存在すら知らなかったから、まったく期待していなかった。

それなのにどうだ、この充足感は。
カウチサーフィンでホストに恵まれると、その土地の魅力は十倍増しになる。



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これが今夜の私のカウチ。
なんか、生活感があふれてますねー。

いや、いいんですよ。
その土地の生の暮らしを味わえる。
それがカウチサーフィンの魅力なのですから。

けっして甘いロマンスを期待してはいけないのです。


テーマ : バックパッカー
ジャンル : 旅行

クラリェヴォ(セルビア)からスコピエ(マケドニア)へ

長かったセルビアとも今日でお別れ。
そして、クラリェヴォでの宿、ドラガチェヴォともお別れだ。

最後の最後に、大雨となった。
今回の旅行では、訪れるすべての国で雨に祟られている。
これも日ごろの行いの報いか。



セルビアを旅行する外国人は、出国時に宿泊証明書を提示しなければならないそうだ。
それがないと、思わぬトラブルに巻き込まれるのだとか。

ホテルに泊まる場合は宿主が宿泊証明書を作ってくれるからなんの問題もないのだが、
問題はカウチサーフィンを利用した場合。

その場合、家主とともに警察署に出頭し、宿泊証明書の手続きをしなければならないらしい。
ややこしい。

もちろん、そんなめんどくさいことをホストに頼むわけにはいかないから、ベオグラードでカウチサーフィンを利用したときは、
宿泊証明書をもらっていない。


だが、このホテル「ドラガチェヴォ」は安ホテルのくせに、きちんと宿泊証明書を用意してくれていた。




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クラリェヴォのバスターミナルには、例のおっさんがいて、ゲートを守っている。
私の顔を見て、

「チャイナ! お前のバスは6番ホームだ!」 と叫んだ。

昨日までは私のことを 「ブルース・リー」と呼んでいたのに、今日は格下げかよ。


スコピエ行きのバスはほぼ満席で、あいにく窓際の席は取れなかった。
約7時間の道中、外の景色を眺めることができず、退屈で死にそうだ。

夕方5時ごろ、国境を越えたが、宿泊証明書の提示は求められなかった。
どうやらこの規則は有名無実化しているようだ。



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スコピエのバスターミナル。
一国の首都だというのに、なんだかさびしい。


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スコピエのバスターミナル

今夜はカウチサーフィンではなく、予約しておいたホテルに泊まる。
インターネットの予約サイトで確認した地図によると、バスターミナルからホテルまでは歩いてすぐだった。

だが問題は、最初の一歩だ。
新しい街に到着してバスから降りたあと、私はいつも一時的に方向感覚を失う。
自分が今、どちらの方角を向いているのかわからなくなるのだ。

なのでいつも最初の一歩を踏み出すまでに時間がかかる。
なにかわかりやすい目印があれば、地図と照らし合わせて確認することができるのだが、このバスターミナル周辺にはそれといった特徴のあるものは見当たらない。

近くを歩いている人に確認しようとしたのだが、
「俺はここの住人じゃない」などと言われて、なかなか的確な答えを得ることができない。

ウロウロしていると、タクシーの運転手が寄ってくるが、歩いて行ける距離にタクシーを使うほど私は裕福ではない。

というわけで、グーグルマップのお世話になることにしたのだが、どうも調子が悪い。
現在地とマップ上の自分の位置がずれている。
今現在はバスターミナルにいることには間違いないはずなのに、グーグルマップ上では私はバスターミナルから離れたところに立っていることになっていた。


いつまでもこんなところでぐずぐずしているわけにもいかない。
もうすぐ日が暮れる。
暗くなる前に宿にたどり着きたい。


60パーセントくらいの確率で「まあこちらの方角だろう」という見当をつけて歩き出した。
交差点に備え付けられている標識にはストリート名が書かれている。
グーグルマップと照らし合わせてみるのだが、どうもしっくりとこない。

本当にこの道であっているのだろうか。
重い荷物を抱えながら歩いていると、ほんの少しのミスがとてつもないロスへとつながる。
貴重な時間と体力を無駄遣いしたくない。

そこへ、前から女の子の集団が歩いてきた。
年のころは高校生くらいなのだが、おそろしく化粧が濃い。
まるで今から舞台に立つかのようだ。
これがマケドニア女子のスタンダードなのか。

マケドニアの女の子は、それでなくても彫りの深い顔立ちをしている。
それに加えてこのメイク。
日本人がやったら明らかに「ケバい」のだが、彼女たちはとても似合っていた。

スコピエのJKは性格もサバサバしている。
親切に私の質問に答えようとしてくれるのだが、どうも要領を得ない。
こちらは一刻も早くホテルに着いて重い荷物を降ろしたいのに、一言話すたびに「きゃははは」と笑っている。
つられて私も笑ってしまった。

結局彼女たちからはなんの情報も得られなかったのだが、元気だけはもらえた気がする。
心なしか肩に食い込むリュックも軽くなった気がした。

しまった、写真を撮るのを忘れた。
きっとスコピエの女子高生の魅力に舞い上がっていたのだろう。



ホテルの予約サイトによれば、ホテルはバスターミナルから歩いてすぐのはずなのに、なかなか目的地は見えてこない。
とっくに日が暮れて、あたりは暗くなってしまった。
ブッキング・ドットコムのばかやろう。
おまけに再び雨。

もうずいぶんとスコピエの街を歩いたが、なかなかつまらなそうな街だ。
「これは!」というものがなにもない。


ようやく目当ての通りに到着した。
番地を一つ一つ確認していく。
細い通りだから、ホテルを見落とすことはないだろう。

と思っていたのに、通りの最後まで歩いても、ホテルなんてなかった。
いや、それらしき建物は一軒あったのだが、廃屋だった。

まさか、私が今夜泊まるはずの宿は、つぶれてしまったのだろうか。
そんなはずはない。
数日前にブッキング・ドットコムで予約したばかりなのだ。


雨が降りしきる中、暗い夜道を重い荷物をしょって通りを何往復もした。
どれだけ確認しても、ブッキング・ドットコムに載っていた住所には、ホテルなんて存在しない。
そこにあるのは、普通の民家だけだ。

いや、待てよ。
その民家の軒下にはプレートが掲げられている。
辺りが暗いので、そこになんと書いてあるのかは読めない。
もっと近づいて確認したかったが、そのためには門を開けて家の敷地に入らなければならない。

仕方ない。 
不法侵入だ。


幸い門に鍵はかかっていなかったので、勝手に開けて中に入っていった。
犬がギャンギャンわめいていたが、かまうもんか。
俺はもうへとへとなんだ。

その家に掲げてあるプレートには、「COMFY ROOMS TO RENT」と書いてあった。
なんてこった。
ここは「プライベートルーム」(日本でいう民宿)だったのか。

ブッキング・ドットコムで予約したから、てっきりホテルだとばかり思っていた。
バルカン諸国ではプライベートルームがポピュラーだという話は予備知識としては持っていたのに、まるっきり忘れていた。


家主は階上に住んでいて、生意気そうな男の子が私への対応にあたった。
きっとこの家の息子なのだろう。
ひととおり部屋の使い方を教えてくれた後、彼は「料金は前払いでお願いしたいんだけど」と言った。

そこで初めて私は、自分がまだこの国のお金を持っていないことに気づいた。
雨の降る中、重い足を引きずりながら、ATMを探しに外へ出ていくはめとなってしまった。

スコピエ。
なかなか手厚い歓迎をしてくれるじゃないか。


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今夜の私の部屋。
プライベートルームだったとは。
どうりで安いわけだ。


テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行

ソポツァニ修道院の聖三位一体教会とスターリ・ラス(ノヴィ・パザル、セルビア)

ソポツァニ修道院の聖三位一体教会とスターリ・ラス(ノヴィ・パザル、セルビア)




ホテルでの朝食。
食堂の壁には赤い修道院の写真が飾られている。
たぶんジチャ修道院だろう。
本来ならここも訪れる予定だったのだが、どうも無理っぽい。


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宿泊代に朝食が含まれていると聞いて期待していたのだが、なんだこれは・・・

いえ、ぜいたくは言いません。
どうせ私は貧乏パッカーですから。


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クラリェヴォでの私の宿、「ドラガチェヴォ」
受付では英語が通じず、女主人の愛想も悪かったが、けっこう気に入った。
値段は安いし、WIFIも速い。居心地も悪くない。
またクラリェヴォを訪れるようなことがあれば、ここに泊まろうと思う。

でも、再びこの街に戻ってくることなんてありえるのだろうか?


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クラリェヴォのバスターミナルは鉄道駅に隣接しています。
鉄道といっても、驚くほどボロいのだけど。


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バスターミナルといっても、まるで空き地のよう。
なんにもありません。

それでもいっちょまえに、バスのチケットを持ってないと中には入れてもらえない仕組みになっています。
その入り口の係員のおっさんがまたなかなかいいキャラクターをしている。

私のことを
「おい、ブルース・リー!」と呼ぶ。

英語はあまり通じないのだが、こちらの質問にはきっちり答えてくれる。
しかも、どうやらすべてのバスの時刻と発着ナンバーを暗記しているようだ。

ただし、間違っていたが・・・・
ウソ教えんじゃねえよ!


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2時間後、ノヴィ・パザルのバスターミナルに到着。
バスを降りる前から背筋がゾクゾクとした。
「この街、おもしろそう!」


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変な形をした屋根。
この街はかなりイスラム色が強そうだ。
スカーフを被った女性も大勢歩いている。
これまで見てきたセルビアのどの都市ともまったく違う雰囲気を醸し出している。


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(ノヴィ・パザルのバスターミナル)

観光に繰り出す前に、まずは帰りのバスの手配をしておくことにした。

が、受付の女性はまったく英語が通じない。
なんとかクラリェヴォ行きのチケットが欲しいということは理解してもらえたようだが、それ以外は全然意思の疎通ができない。

「3番乗り場よ!」
と教えてくれたのだが、私が聞きたいのは、帰りのバスの時間なのだ。
それがわからないと、安心して観光に専念できない。

「5時台か6時台にクラリェヴォ行きのバスはある?」
と何度も聞いたのだが、ついに理解してもらえなかった。

こんなところで時間を無駄にするわけにはいかない。
帰りの時刻を確認することは諦めて、バスターミナルを後にした。

もしも帰りのバスがなかったら、この街に泊まればいいや。


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ノヴィ・パザルでは2つの世界遺産を訪れることにした。
だが公共交通機関はなく、タクシーを使うしかないようだ。

都合のいいことに、バスターミナルの隣にはタクシー会社がある。
たくさんのタクシーと、大勢のドライバーがたむろしている。

私がソポツァニ修道院に行きたがっていることを知ると、運転手たちは興奮して騒ぎ出した。
きっと、私が外国人旅行者だからたっぷりふんだくれると思ったのだろう。

そうはいくか。
頭のにぶそうな(人のよさそうな)ドライバーと交渉して、ガイドブックに載っている値段よりもかなり安い金額に決まりかけた、その時、英語のできる若い運転手が割り込んできた。
他のドライバーはみな英語ができないので、私のペースで交渉が運んでいたのだが、この男の登場によって一気にひっくり返されてしまった。

まわりを見渡しても、他のタクシー会社はなさそうだし、目的地に行くにはタクシーを利用するしかない。
どうやら私に勝ち目はなさそうだ。


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タクシーは狭い路地を走り抜けていく。
抜け道なのだろうか?
それとも、ノヴィ・パザルの道路はみんなこんな感じなのかな。


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何の変哲もない路地を走っているだけなのに、妙に楽しい。
ヨーロッパの街並みなんてどこも同じようなものだが、それでも確実に各街ごとに様相が異なる。
ごちゃごちゃした街中だと、その違いはいっそうはっきりと際立つ。
整備された高速道なんかより、こういう裏道を通る方がはるかにおもしろい。


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市街地を抜け、幹線道路に入った。
大きなモスクも見える。
ほんとにイスラム色の強い街だな。
同じセルビアといっても、ここまで違うものなのか。


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お目当てのソポツァニ修道院が見えてきた。


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こ、これは・・・・

昨日見たストゥデニツァ修道院とほぼ同じじゃないか。
いや、きっと全然違う形の建物なんだろう。
でも、建築物にはあまり興味のない私にとって、この二つの修道院はまったく同じに見える。

しまった。
これならジチャ修道院に行っとくべきだった。


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それでも来てしまったものは仕方がない。
貧乏性の私は、写真を撮りながらぐるりと修道院のまわりをまわることにした。


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昨日のストゥデニツァ修道院と違い、このソポツァニ修道院はけっこう観光客が訪れていた。
おしゃれな売店もあり、絵葉書を買うこともできた。


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それにしても、スラヴの女性のがたいはすごい。


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大型の観光バスが乗り付け、大勢の観光客が降りてきた。
そしてなぜか、私を囲んで記念撮影。
はるばるセルビアまで来て、俺はいったいなにをやっているんだろう。

そしてこの観光客たちも、俺の写真を取るためにノヴィ・パザルを訪れたわけでもあるまい。
修道院と侍なんてなんの関係もないじゃないか。


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スターリ・ラス。
ここも世界遺産に登録されているらしい。
が、なにもない。
ただのがれきの山だ。

きっと考古学的には貴重な遺跡なんだろうが、普通の観光客が訪れても楽しくもなんともない。
「世界遺産」といってもピンキリなのだな。

その昔、
「俺は世界遺産をすべて訪れる!」
と意気込んでいた時期が私にもあった。

でも、そんな必要はなさそうだ。



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世界遺産を二つとも訪れて、一応今日のノルマはクリア。
さて、あとはなにをしよう。


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またイスラムっぽい建物。
私は世界遺産なんかよりも、こっちの方がよっぽど好きだな。


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ノヴィ・パザルの中心部に戻ってきた。
この近代的な建物もモスクの一種らしい。



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案内してくれたタクシーの運転手さん。


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ノヴィ・パザルの中心部、イサベグ・イサコヴィッチ広場に降り立つと、いきなり子供たちに取り囲まれました。
といっても、もちろん私が人気者だからではありません。
彼女たちはなんの遠慮もなくお金をせびってきます。


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それにしても汚い服だなあ。
女の子がこんなドロドロの服を着てるの初めて見たぞ。


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ここノヴィ・パザルでは親友もできました。
彼の名はアドミラル。
家は貧しく、学歴こそありませんが、彼はなかなか流ちょうな英語を話します。
性格もおっとりとしていて、日本のことにも興味津々。
さっそくフェイスブックのアドレスを交換しました。

が、彼の持っている携帯電話を見てびっくり。
ものすごい旧式なのです。
画面の解像度も粗く、私のフェイスブックに載っている写真もぼやけてなにがなんだかわからない状態。

そういうわけだったので、アドミラルは私のiPhoneをとてもうらやましそうに見ていました。


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そしてここノヴィ・パザルでは、ガールフレンドもできました(うそ)。

それにしても、ムスリムの女の子ってどうしてこうも魅力的なんでしょうね。
澄んだ瞳がなんともいえずエキゾチック。
そう感じるのは私だけ?

そして自然な感じでそっと体を寄せてくる絶妙な間合いの取り方。
まだ子どもなのに、男心をくすぐるツボを心得ています。


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ムスリムの女の子と一度付き合ってみたいなあ。
婚前交渉とかは難しそうだけど・・・


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人種によって、顔の造りはこんなにも違うのか。


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妖精?
耳の形おかしくない?
目の形もかっこよすぎない?


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アドミラルとはすっかり意気投合して、彼の仕事が終わるのを待って、二人でノヴィ・パザルの街を歩き回りました。


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アドミラルのいとこ


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この娘、まだ子どもなのに妙に色っぽい。
スラヴの女は恐ろしい。


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一人の美少女が私たちに近づいてきました。


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この娘もアドミラルのいとこらしい。
セルビアにはいろんなタイプの美少女がいるんですね。


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彼女たちと一緒に過ごすのは楽しかったのですが、まだ完全に心を許したわけではありません。
私の足の間に荷物を挟んでいるのがわかるでしょうか。
彼女たちに中身をすりとられるんじゃないかと気が気でなかったのです。


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この女の子、なぜか妙に私になついていました。
スマートフォンがよほど欲しかったらしく、私に「貸せ、貸せ」とせがんできます。

その「お願い」をする仕草があまりにもかわいかったので、最後にはi Phone を彼女に貸してしまいました。
ちょっと軽率だったかな、とも思いましたが、彼女がうれしそうに i phone を何度もポケットに入れたり出したりして喜んでいるのを見てると、「まあいいか」という気になりました。


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イサベグ・イサコヴィッチ広場にあるセビリ(水場)。
イスラムの街のシンボルともいえるこのセビリに、なぜか私は心惹かれます。


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派手にクラクションを鳴らしながら、結婚式の車列が通り過ぎていきます。


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街のいたるところにイスラムの面影が。
ほんとに私はこのノヴィ・パザルが気に入りました。


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お菓子屋さんもなんともいえないエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

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侍の衣装を着ていると、私のようなどうしようもない男でも、こんな美女に逆ナンされます(うそ)。
役得です。


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歩き疲れたのでベンチに腰掛けていると、街の人たちに取り囲まれてしまいました。
みるみるうちに人数が増えて、最初のうちはちょっと怖かったです。

ほとんどの人は英語ができなかったのですが、アドミラルに通訳してもらいながら会話しているうちに、ものすごく盛り上がりました。
ノヴィ・パザルの人々は、好奇心旺盛な人が多かったです。
そういえば、この街では東洋人の姿を見かけなかったような気がする。
きっと日本人が珍しかったのでしょうね。


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私はほんとにこのノヴィ・パザルが気に入りました。
セルビアにはあまりいい印象を持てないでいたのですが、最後の最後にこの場所を訪れることができて本当にラッキーでした。

いつかきっとまた、この街に戻ってきたい。


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クラリェヴォに着いたのは20:00過ぎ。
それから昨日と同じレストラン「クラリュ」に直行しました。

昨日はラキヤを頼んだのですが、今日はセルビアのビールを注文しました。


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今日の夕食は、ラジュニチとコバシッツァ。
どちらもセルビアを代表する料理です。

セルビアは今夜が最後。
明日はマケドニアです。



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今日も朝から雨。
昨日のストゥデニッツァは期待はずれだったし、きっとスポツァニ修道院もどうせ大したことはないんだろう。
雨の中をわざわざバスに乗って行く価値はないにちがいない。
幸いここクラリェヴォではカウチサーフィンではなくホテルを利用している。
一日中部屋にこもっていても問題ない。
今日は休養日。
たまにはそういう日も必要だろう。

そう思っていた。

でも、できない。
せっかく外国にやってきているのに、一日中部屋に閉じこもっているなんて無理だ。


バスターミナルの受付は相変わらず不親切。
情報も不確実だ。
ある人は「9:25 に21番乗り場」だと言い、
ある人は「9:35 に25番乗り場」だと言う。


それでもノヴィ・パザルにやってきた。
片道2時間かけてでも来る価値はあった。
「この街はおもしろい!」
着いた瞬間にわかる。
相性というのは確実に存在する。
ノヴィ・パザルは私のツボにドンピシャ当てはまった。
バスを降りる前から身体中がゾクゾクする。
建物は他のセルビアの都市とは明らかに異なるし、スカーフを被ったイスラムの女性が普通に歩いている。
しまった。ここに泊まればよかった。
ノヴィ・パザルではなくクラリェヴォに宿をとったことを後悔した。


ソポツァニ修道院は予想通り大したことなかったが、たくさんの人と出会うことができた。
そのうちの一人が教えてくれた。
「サムライ」とはセルビア語で「唯一、神のもとに逝ける者」という意味だそうだ。

私はここノヴィ・パザルが大いに気に入った。
特に見所があるわけでもなくブラブラと歩いていると、小さな女の子が3人近づいてきた。
お金をくれ、と言う。
着ている服はみすぼらしい。
「ごめんよ、俺は人にあげるほどの余裕はないんだ」
そう言って断っても、なおもしつこく食い下がってくる。
無視して歩いても、どこまでもついてくる。
彼女たちは英語を話さないが、そのねだり方がまたかわいらしい。
両手をあわせて首をちょこんとかしげ、
「Please...」と哀願してくる。
もしも私に余分なお金があれば、いくらでもあげたくなるほどかわいい。

街の中心部にあるイサベグ・イサコヴィッチ広場に腰をおろすと、彼女たちも私の隣に座った。
彼女たちに奪われないように気をつけながら荷物を降ろす。
カメラに収めた写真を見ていると、彼女たちは「私たちの写真を撮れ」と言ってくる。
カメラを向けると大騒ぎしていた。
ポーズをとったり、逃げまわったり。
撮って欲しいのか嫌なのか、どっちなんだ?

そうこうしているうちに、彼女たちの知り合いがうじゃうじゃと集まってくる。
そのうちの一人の青年はかなり英語を話すので助かった。
彼はとても感じが良く、いろいろと話をし、みんなの写真を撮るのも手伝ってもらった。
名前はアドミラルというらしい。


そこへ別の男が近づいてきた。
場の空気が一瞬にして凍る。
「俺は警官だ。こいつらとはかかわらない方がいい。悪さをするからな。Be Careful 」
そう言い残して去っていった。

「警官だなんて大っ嫌い!」
男が去った後、一斉にみんながブーブーと文句を言い始める。
「俺たちは何も悪いことなんてしてないのに、なにかあるとすぐにあいつらは俺たちのせいにするんだ」
アドミラルはそう言って不満をあらわにする。

私の想像だが、どうやらこの子たちは貧民街(スラム)の住人のようだ。
みすぼらしい家に住み、人の嫌がる仕事にしかつけない。
子供達は日ごと観光客に金をせびりに広場にやってくる。
彼らと一緒に街を歩いていると、他の大人たちが彼らを追い払おうとする。
外国人観光客である私と一緒にいるところを目撃した警官は、
「コラッ、お前たち、その人に何をするつもりだ? さっさと失せろ」と怒鳴りつける。
明らかに彼らは差別されていた。

おそらく身を守るためには、この子たちのような人間とは関わらないのが賢明なのだろう。
ガイドブックにも「親しげに近づいてくる人間を信用してはならない」と書いてある。

でも、私はできるだけ地元の人たちに接してみたい。
ただ観光名所を巡るだけなんてつまらなさすぎる。
私だってそれなりに人生経験を積んできたから、人を見る目は持っているつもりだ。
私の見る限り、彼らはけっして悪い人間ではない。
もしも騙されたとしても、それは私に人を見る目がなかったというだけのこと。
その経験を次に活かせばいい。
私はこれからも人と触れ合う旅を続けていく。
多くの人々と触れ合って、人を見る目を養うことが私には必要なのだ。


女の子たちは私のカメラや携帯に興味を示した。
しきりに「使わせろ」と例の「プリーズ」ポーズをする。
アドミラルが「よさないか」と叱る。

「この子たちは俺のカメラを盗るつもりなのか?」とアドミラルに聞くと、
「いやいや、絶対そんなことはしないよ。ただ、あんたに迷惑かなと思っただけだ」と言う。

ならいい。
彼女たちに携帯やカメラを渡した。

ある女の子はカメラで写真を撮りまくっていた。
別の子は携帯をいじりまわし、ポケットに入れたり出したりしては、「へへへ」とうれしそうに笑っていた。

彼女たちはみょうに私になつき、体をすり寄せたり抱きついてきたりする。
10年後、いや5年後でもいい、彼女たちの胸が大きくなってからも同じことをしてくれたらうれしいんだけどな。

「もしや、俺の財布やパスポートを狙っているのか?」
と不安にもなったが、すでにカメラも携帯も彼女たちの手にある。
今さら疑っても仕方がないだろう。



ノヴィ・パザルの人たちは人懐っこい。
いろんな人が私に近づいてきた。
私の座っているベンチには、あっという間に人だかりができた。
どうやら「刀を抜いてなにかやって見せろ」と期待しているらしい。

悪いがそれは無理だ。
だってこれは本物の日本刀ではないのだから。

だが、そんなことを言ったら彼らを失望させてしまう。
私は神妙な顔をして、
「それはできない。刀は武士の魂だ。そんなに簡単に抜くものではない」と言うと、
みんな「おおっ」と感心していた。


また別の男が近づいてきた。
彼は片言の日本語を話す。
聞けば、合気道の初段を持っているらしい。
合気道の有段者は袴を履く。
だから彼は私も合気道の達人だと思ったらしい。

「ちょっと私の家で話をしないか?」と誘ってくる。
好意はありがたいが、もうすぐバスの時間だ。

彼は何人かの日本人の名前をあげて、彼らを知っているか?と聞いてくる。合気道連盟の重鎮らしい。
知っているはずがない。
私はこんな格好をしているが、合気道なんてやったことないのだから。

「セルビアには演武かなにかで来ているのか?」
彼は私を合気道の達人だと思い込んでいる。
申し訳ないが、この侍の格好は伊達なんだ。俺は本物の侍でもない。

コソボ国境に近いこんな辺鄙な街に合気道の有段者がいるとは・・・
冷や汗かいたぞ。


アドミラルはバスターミナルまでついてきてくれた。
道すがら、何人もの人に写真撮影を頼まれる。
「ごめんよ、本物の侍じゃなくて」
心の中で彼らに謝る。
日本に帰ったら、合気道や居合道の練習でもしようか。

ノヴィ・パザルにはまだまだ未練があったが、もう戻らなくてはならない。
クラリェヴォに帰り、昨日と同じレストランで食事をした。
ウェイターは「今夜も来てくれたんだ。ありがとう」と言って料金をまけてくれた。

セルビア。
けっこういい所だったな。
また来よう。





テーマ : バックパッカー
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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