カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

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世界遺産「五つの修道院」(モルドヴァ地方の教会群)(ルーマニア)

カウチサーフィンの威力!


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(左:ゲストハウスの女将さん
 真ん中:近所のおじさん)


今日はルーマニア観光のハイライトの一つ、「五つの修道院」巡りの日です。
天気は快晴!
否が応でも気持ちが高鳴ります。


ゲストハウスの女将さんは今朝も朝食を用意してくれました。
もちろん眺めの良いバルコニーでいただきます。

そして今朝も近所のおじさんはやってきて、私と一緒に朝食を食べます。
会話にならない会話をしながら。

女将さんはこのおじさんにもコーヒーをだします。

それにしても、いくらご近所さんだからといえ、よくもまあ毎日毎日人の家のベランダにやってくるものだな。
コーヒーだってこんなにマズいのに。


はっ!

もしかしてこの二人はデキてるのか?
そういえばふたりとも独身っぽい。

こんなルーマニアの片田舎でも、静かにロマンスは進行している。
そんなふうに考えたら、意味不明のこのおじさんとの会話もなんだかおかしく思えてくるから不思議なもんです。


今日はジョージが車で5つの修道院を案内してくれる予定なのですが、約束の時間になってもまだやってきません。
彼は自分でビジネスを営んでいます。
自分が社長なので、わりと時間の融通がききます。
なので私の訪問にあわせて、今日はスケジュールをあけておいてくれたらしいのですが、どうやら突発的な事態が発生した模様。

「すまん、マサト。
 なるべく早く仕事を片付けるから、もうちょっと待ってくれ」

こちらこそなんだか申し訳ないです。
俺なんかにかまわず、仕事に専念してくれ、ジョージ。

とは言ったものの、スチャバ観光に費やせるのは実質今日が最後。
公共交通機関を利用して5つの修道院をすべてまわろうとすると、少なくとも3日はかかるらしい。
タクシーをチャーターするべきか・・・

5つの修道院を1日で全部見ようと思ったら、9時間ぐらいかかるみたいだ。
だったらそろそろタクシーを手配しないと時間切れになる。



そんなギリギリのタイミングのなか、ジョージから電話がかかってきました。

「待たせたなマサト。
 やっと仕事にケリがついた。
 すぐに迎えに行く!
 
 まだ何も食ってないだろうな?
 今日は腹を減らせておけよ。
 なんたってルーマニアの代表的な料理を1日で全部食べなきゃならないんだからな」



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(ジョージお勧めの食堂)


ゲストハウスまで迎えに来てくれたジョージはなんだか忙しそう。
ひっきりなしに電話がかかってきてます。
ほんとはまだ仕事は完全には終わってないのに、私のために無理して出てきてくれたにちがいありません。

すまん、ジョージ。

BMWの中にはジョージのほかに彼女のガブリエラと、そしてミッシェルも一緒に乗っていました。
ずっと電話で話し続けているジョージの代わりに、ガブリエラが車を運転しています。


まず最初に向かったのは、1軒のレストラン。
地味な造りの小さなお店なので、ガイドブックには載ってなさそう。

しかし、ジョージに言わせれば、
「この店のチョルバがベスト!」
なんだそうです。

チョルバというのはルーマニアの伝統的なスープ。
ジョージが太鼓判を押す、この店のチョルバの味はいかに?!


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さっそくなにか出てきましたが、これはチョルバではありません。
お皿にはトウガラシが載っています。

どうやって食べるんだ?


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ついにチョルバがやってきました。
見た目はなんのへんてつもない普通のスープのようですが、
これがまたうまいのなんのって!

さすがはジョージが絶賛するだけあります。
調子に乗ってパンと一緒にばくばくと食べてしまいました。


「あんまりがっつくなよ、マサト。
 今日は他にもまだまだ食べなきゃならないんだからな」

そういうことはもっと早く言ってくれよ、ジョージ。
食べ過ぎて、もうおなかいっぱいだよ。


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腹ごしらえを終えた後に立ち寄ったのはここ。


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どうやら陶器工場のようです。
この地方の名産品なんだとか。


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本来なら「ろくろ」を回して陶器作りを体験できるのですが、あいにく今日はお休み。
残念。


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出来上がった陶器に色をつけたらこんなふうに仕上がります。


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ルーマニアの定番おみやげ、イースターエッグ。

欲しいっ!
でも、私の旅はまだ1か月以上続きます。
こんな物をバックパックに入れておいたら、日本に帰り着くころには粉々になってしまうのは必至。
泣く泣く諦めました。


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「ドラキュラ」のモデルとなった人物。
かなり残虐な性格の持ち主だったようです。


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ルーマニアの民族衣装にも挑戦してみました。


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なかなか似合うでしょ?

と思っていたら、まだ続きがあるそうです。


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どうです?
これで私はどこからどう見ても「ルーマニアの男」でしょ。


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「あんた、ほんとによう似会っとるわ。
 いい男だねー」

どうやらこのおばあさんは私に惚れてしまったようです。
もしかしたらお歳のせいか、目が悪いのかもしれません。

俺と一緒に日本に来る?


おばあさんは
「かっこいい!」
「ルーマニア人でもここまでこの衣装が似合う男はそうはいない」
などと私のことを誉めそやします。

そこまで褒められたら、やはり悪い気はしません。
そんなに俺、かっこいいかな。
本気にしちゃうよ。


これが衣装を売りつけるための営業トークだということにまったく気が付きませんでした。


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山道をひた走り、ようやく一つ目の修道院が見えてきました。
スチャバ市内からはけっこうな距離があります。
バスでここまで来るとしたら、いったいどれだけの時間がかかるのだろう。
ジョージにはほんとに感謝してます。


車を降りて、いざ修道院に入ろうとしたら、入り口のところでシスターたちがどよめきます。

「ブルース・リーが攻めてきたの?
 ダメよ、武器を持ってる人をここに入れるわけにはいかないわ」

もしかしてブルース・リーって俺のことか?
どうやら東欧の人にとっては、ブルース・リーもサムライも一緒のようです。

ジョージにこれは本物の刀ではないことをシスターたちに説明してもらって、ようやく中へ入れてもらうことができました。


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ついにやってきました、5つの修道院!
私はもう興奮状態で、写真をバシャバシャ撮りまくります。


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独特の形をしたこの修道院。
ここを訪れるのはずっと私の夢でした。
世界遺産の写真集を眺めながら、
「いつかは行きたい!」
とずっと願っていたものです。

あの頃は、まさか自分がほんとにこの場所を訪れることになるなんて思ってもいませんでした。
あの頃の自分にこの写真を見せてやりたい。
きっと、

「なんで侍の格好をしてるんだ?」

と首をかしげることでしょう。


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鮮やかな内部の壁画。
最近修復されたものなのでしょうか。


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敷地内には大勢の観光客がいるのですが、よく手入れされたこの庭はとても静かです。
ベンチに腰を下ろして、一日中修道院を眺めているのも悪くはありません。
今度ここを訪れる時には、1日に一つずつゆっくりと回ってみようと思います。


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外から見ると、まるで要塞のよう。
実際、ここは砦としても使われていたようです。
トルコ軍というのは、こんなに山奥にまで攻め入ってきたのだろうか。


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興奮醒めやらぬまま、一つ目の修道院を後にしました。


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車でしばらく走り、本日2軒目のレストランに立ち寄ります。


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ここはあのチャールズ皇太子が訪れたという由緒正しきお店。
高くないのだろうか。
ちょっと緊張します。


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テーブルの上の敷物もルーマニアっぽくっていいです。


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「じゃんじゃん食えよ、マサト!」

ルーマニアの伝統料理が次々と運ばれてきます。
高級レストランだけあって、料理の味もなかなかのもの。
貧乏バックパッカーの俺がこんなにぜいたくをしてもいいのだろうか。


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ルーマニアの料理は味付けが濃い。
すぐにお腹がいっぱいになります。
もう無理。
食べられない。
おいしいのに、もっと食べたいのに、食べられない!
苦しいっ!


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そして極めつけはこのデザート、「パパナッシュ」 !

こんなにおいしいデザート、今まで食べたことない。
もうお腹はパンパンで、胃袋がはちきれそうだったのですが、スプーンを持つ手を止めることができません。

パパナッシュは甘くてこってりとしていましたが、それでも全部食べ切りました。
クリームの一滴だって残したくはなかった。
そんなもったいないことできるかっ!


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レストランの外では、カップルが結婚写真を撮っていました。


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レストランの他の客も、珍しがって私に近寄ってきます。

ルーマニアのこんな山奥に侍がいたら、そりゃびっくりするわな。


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辺鄙な場所にあるこのレストラン。
私一人で旅行していたら、絶対にここには来れなかったと思います。

もしも、カウチサーフィンと出会っていなかったら、私の旅は恐ろしいほど味気ないものとなっていたにちがいありません。
また、なにかに引き寄せられるかのようにジョージと知り合えたことも幸運でした。
仕事で忙しいなか、こんな山奥まで車を走らせてくれるホストがいったいどれだけいるでしょう。
もしも私が若い女の子だったら、こんなふうに親切にしてもらうことも珍しくはないのかもしれません。

でも、私はむさくるしいおっさんなのです。
それなのに、今回の旅ではホストに恵まれました。
みんな信じられないくらい私に親切にしてくれました。

俺は意外と運がいいのかもしれない。


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山道を縫うように走った後、ジョージは車を停めました。
ここは峠となっており、見晴らしの良さで有名な場所なんだそうです。

たしかに、駐車場には多くの車が停まり、土産物屋などが数軒あります。


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ミッシェル。
彼はカウチサーファーでもないのに、まるで昔からの親友のように私に接してくれます。
ルーマニア人ってこんなにも明るいんだな。


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それにしてもガブリエラはきれいだ。
こんな美しい娘がほんとにジョージの彼女なのか。

ちくしょー、ジョージの野郎。
許せん。


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手作り感満載の屋台。
ルーマニアの物価は安いので、いろいろ買ってもよかったのですが、いかんせんもうお腹がいっぱいです。
食べ物なんて見るのもいや。


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二つ目の修道院にやってきました。


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やっぱりいいなあ、この建物。


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その外見からは想像できませんが、ジョージは意外にも美術や歴史に造詣が深く、壁画についてもいろいろと解説してくれました。

しかし、それは馬の耳に念仏というものだ。


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修道院の中では礼拝が行われていました。
ルーマニアでは、歌うようにお祈りをささげるのですね。
とてもきれいで、宗教行事というよりは、合唱コンクールのようでした。


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花壇もよく手入れされていて、目を楽しませてくれます。


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私が世界遺産を楽しんでいる間も、ジョージは仕事に追われています。
ひっきりなしに電話がかかってきては、なにやら深刻そうに話し込んでいます。


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修道院の壁画はどれも同じではなく、それぞれにテーマがあるようです。
ここでは戦争を題材にしたものが目につきました。


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南側に面した壁画は、ほとんど消えかかっています。
太陽にさらされ続けたせいでしょう。


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修道院は山間にあり、とても静か。
ルーマニアという国には、独特の雰囲気があります。
この先どんなに時代が変わっても、この国だけは変わらないでいてほしい。


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走っている時に窓から美しい建物が見えたので、ジョージに頼んで車を停めてもらいました。
中世のお城かと思ったそれは、教会でした。
ブコヴィナ地方にはなんともいえない雰囲気があります。
トランシルヴァニアを訪れた時もその美しさに息をのみましたが、ここにはまたそれとは違った良さがあります。
ますますルーマニアのことが好きになりました。


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次の修道院へと向かう途中、馬車とすれ違いました。
もう夕方なので、畑から帰ってくる時間です。

ああっ、馬車に乗ってみたい!

そんな私の気持ちを読み取ってくれたのか、ジョージが車を路肩に停めてくれました。

「乗りたいんだろ? 行って来いよ」

いいの? ほんとに?


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ルーマニアを紹介するガイドブックには、必ずと言っていいほどこの馬車の写真がでてきます。
素朴な風景が今なお残るルーマニア。
この馬車はその代名詞なのです。

だがしかし、まさか、まさか自分がその馬車に乗る日が来ようとは、夢にも思いませんでした。
うそみたいだ。
もしかして俺、今、ルーマニアの一部になってる?


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「こいつはいったいなにをやってるんだ?」

うさん臭そうな目で私を見るおじさん。
それはそうでしょう。
いきなり侍の格好をした東洋人がやってきて、
「あんたの馬車に乗せてくれ!」
なんて言われたら、誰だって面食らいます。

にもかかわらず、馬車を停めてくれ、その上私を乗せてくれたこのおじさんにはほんとに感謝しております。
一日の仕事を終えて、早く家に帰りたいだろうに、こんなわけのわからない奴を乗せてくれたルーマニア人。
時間の流れ方がゆったりしているこの国だからこそ、こんなことが実現可能だったんでしょうね。


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車の中で、馬車に乗っている自分の写真を何度も見た。
スチャバでは5つの修道院がメインイベントのはずだったのだが、馬車の写真も私にとってはかけがえのないものとなってしまった。

世界遺産や5つの修道院の写真なんて、ガイドブックや写真集にいくらでも載っている。
スチャバを旅行した人のブログだって、ネット上に腐るほどある。

だが、侍の衣装を着てルーマニアで馬車に乗っている私の写真はこの数枚だけだ。
世界中どこを探しても他にはない。
うれしくて、ニヤニヤしながらずっと車の中で写真を眺めていた。

やったぞ。
俺はルーマニアの馬車に乗ったんだ。


「なにニヤニヤしてるんだよ、マサト。
 そんなに面白い物でも写ってるのか?
 ちょっと俺にも見せろよ」

ミッシェルはそう言って私の手からカメラをもぎ取って写真を見たのだが、
「いったいなにがそんなにおもしろいんだ?」
という表情をしていた。

そりゃそうだろう。
彼らにとって、こんな馬車なんて珍しくもなんともない。
でも、これこそが俺にとっての「The ルーマニア」なんだよ。


今回の旅行のスケジュールを組むにあたって、前に一度来たことのあるルーマニアはパスしようかとも思った。
だが、来てみて正解だった。
こんなに心踊らされる国はそうはない。
いつかきっとまた来るぞ。


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五つの修道院は基本的にどれも似たような構造をしている。
もちろん細かく見ればそれぞれに特色があるのだろうが、建築に興味のない私にはあまり違いはわからない。
内部の装飾なんかも見る人が見れば違いが一目瞭然なのだろうが、あいにく私にはそっちの方面の知識もない。

「どれも同じならば、5つすべてをまわる必要はないんじゃない?」
というふうに思う人もいるかもしれないが、そんなことはない。
素人には素人なりの楽しみ方というものがあるのだ。
いくつかの修道院を見て歩くうちに、「自分のお気に入り」とでも言うべき場所もできてきたりする。

私にとってはそれがここだった。
たぶんここは「ヴォロネツ修道院」だと思う。

他の修道院と比べてどう違うのかと聞かれても返答に困るが、建物の感じがなんとなくしっくりとくるのだ。
壁面の色もいい。
全体的に青を基調とした落ち着いたトーン。
ジョージはこの修道院のことを「青の修道院」と呼んでいた。
なかなかいいネーミングだ。


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青の壁画をバックにみんなで記念撮影。


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観光に来ていたカップル。
やはりルーマニア人女性はきれいだ。


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私が写真を撮ろうとすると、いつもミッシェルが邪魔をする。
俺は門の写真を撮りたいんだけどなー。お前じゃなくて。


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次の修道院に着いた頃には、日が沈みかけていました。
だんだん暗くなってきてなんだかあせりますが、さすがにこの時間になると他の観光客の姿はほとんどなく、
落ち着いて鑑賞することができます。


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いや、だからミッシェル。
俺の写真の邪魔をしないでくれってば。


ジョージは相変わらず誰かと電話をしている。
まだ仕事が片付いていないらしい。

そんな忙しい中、俺のために一日中ひっぱりまわして悪かったな。
でも、おかげで助かった。
自分一人だったら、とてもこんな充実した観光はできなかっただろう。


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どこか疲れた表情のジョージ。
帰りの車では運転せず、ハンドルをガブリエラにまかせて助手席で爆睡していた。


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「一緒に写真を撮ろうぜ、マサト!」

ミッシェル。
いつもヘラヘラ笑ってる奴。
ほんの二日前に出会ったばかりだというのに、やたらと馴れ馴れしい奴。

また一人かけがえのない親友ができた。
ルーマニア北部の小さな町に友達がいるなんて、ほんの数年前まで想像もできなかった。


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各修道院でそれぞれ一枚ずつ絵ハガキを買うつもりだったのに、ここの売店はすでに営業時間を終了していた。
残念、コンプリートできず。

まあいいさ。
ルーマニアにはまた来るんだから。
絶対にまた来る。


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宿に帰り着いたのは夜遅く。
にもかかわらず、おばちゃんは明るく迎えてくれた。

「私、英語できるわよ」
と豪語する割に、あまり言葉は通じない。

ルーマニア人というよりは、イタリア人といった感じのこのおばさん。
にぎやかだったけどいい人だったな。

楽しかった。
今度スチャバに来る時も、この宿に泊まろう。

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テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行

炎よ燃えろ (スチャバ、ルーマニア)

スチャバ(ルーマニア)でカウチサーフィン(CouchSurfing) 2日目


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ゲストハウスの共用スペース。
といっても、宿泊客は私一人なので、実質家を一軒まるごと独占状態です。


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宿のおばさんに「洗濯機はどこ?」と聞いたら、洗濯してくれました。
といっても、後で料金を請求されるんだろうな。
いくらだろ。


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宿のおばさんはとても気さくな人で、「朝食の準備ができたから食べろ」とバルコニーに連れていってくれました。
とてもうれしい配慮なのですが、このコーヒー、あまりおいしくありません。
朝食代は宿泊料に含まれているのだろうか。
これで別料金とられたらいやだなー。

バルコニーで朝食を食べていると、一人の男性がやってきました。
どうやら近所に住んでいる人のようです。
あまり言葉は通じないのですが、無理やり会話しました。
お互いにお互いの話していることが理解できない状態での会話なので、かなり疲れます。
頭をフル回転させて、相手が言わんとしていることを解釈しなければなりません。

それでも、やはり誰かと一緒に食べる食事はいいものです。
ルーマニア人って素朴で温かくって、なんだか好きです。

このゲストハウスは恐ろしく交通の不便なところに位置しているのですが(だから他に客がいない)、
宿のおばさんが車でスチャバ市内まで送ってくれました。

今日は平日で、ジョージは仕事があるため、夕方まで一人で時間をつぶさなければなりません。


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世界遺産に登録されている、「モルドヴァ地方の教会群(5つの修道院)」。
スチャバはそれらを巡る拠点となり、それぞれの修道院はかなり離れたところにあります。

ところが、わざわざ郊外まで出かけなくても、このスチャバ市内にもたくさんの修道院がありました。
この地方でしか見られない、あの独特の建築様式です。

うわあー、俺ほんとにルーマニアまで来ちゃったんだなー。
この修道院を見て、初めてその実感がわいてきました。


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ルーマニア人というのはよほど信心深いのか、街中いたるところに教会があります。
どれもみな似たような形をしているのですが、よく見ると細部が微妙に異なっています。

スチャバという街はそれほど大きくはなく、教会以外は特に見るべき物もないので、ひととおり歩いたら時間が余ってしまいました。
今日は快晴なのですが、風がびゅうびゅうと吹いていてとても寒いです。
今は8月だというのに、なんでこんなに寒いんだろう。
風をしのぐためにスーパーに入って昼食を買いました。
かなり大きなパンを買ったのですが、安い。
ほとんどタダ同然です。


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夕方、仕事を終えたジョージが宿まで迎えにきてくれました。
もちろんBMWでです。
かっちょいー!


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このゲストハウスはおそろしく不便な場所にあります。
幹線道路からは遠く離れていて、もちろん公共交通機関もありません。
おまけに道路は未舗装。


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スチャバ郊外にあるジョージの村へと向かいます。
信号なんてありません。
渋滞なんてありません。


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途中、馬車とすれちがいます。
これぞルーマニア!


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さらに馬車。


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一日の仕事を終えて、ちょうど畑から帰ってくる時間帯なので、大量の馬車と遭遇することができました。


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ああっ、俺も馬車の荷台に乗りてー!


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畑の間を音もなく貨物列車が通り過ぎていきます。
なんてのどかな光景なんだ!


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ようやくジョージの村に到着しました。
なんて辺鄙な村だ。
こんな僻地を訪れた日本人なんて他にはいないだろう。

と思っていたのですが、残念。
少なくとも2人はこの村に泊まったことがあるそうです。
日本人カウチサーファーって世界中にいるのだな。


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ルーマニアっていいなあ。
どうして俺はこの国にこんなにも心惹かれるのだろう。


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まず最初に案内されたのは、ジョージの彼女の家でした。
私のために手料理を作って待っていてくれたのです。
うれしいじゃありませんか!

ところでジョージ、お前、彼女いたの?
日本へは一人で旅行に来てたから、てっきり独り身なのかと思ってたよ。
まあどうせジョージの彼女なんだから、熊みたいな女なんだろうけどさ。


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左側にいるのがジョージの彼女。

うわっ! むっちゃ美人じゃん!
なんでジョージにこんなかわいい彼女がいるんだよ。
うらやましすぎる。

なんか無性に腹がたってきた。
殺意に近いものを感じる。

ちょっとその場所を変われよ、ジョージ。


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左側にいるのはジョージのいとこ。
といっても、この村は小さいからみんな親戚みたいなもんだそうです。


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「あれは何? 祠?」
と聞いたら、

「井戸だ」
という答えが返ってきました。

ルーマニアではどこの家庭にもこの井戸があるそうです。

もっとも、最近では水道が普及したため、この井戸を使う機会はほとんどないということです。
なんだかさびしいですね。


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敷地内には家畜小屋もあります。
彼女の家では豚を飼っていました。


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庭ではブドウだって採れます。
まさに自給自足。


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ルーマニアの伝統的な門。


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食事の後、いよいよジョージの家へとやってきました。


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「おーい、マサト! 遅かったじゃないか」

見上げると、そこにはミッシェルがいました。
なにやってんだ、そんなとこで?


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現在、ジョージの家を建築中で、ミッシェルはその手伝いをしているのだとか。


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大工さんたち。
みんなこの村の住人です。


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ジョージの家の前には牛が一頭いました。
おとなしい動物のはずですが、近づいてみるとけっこうこわい。
若干ビビり気味の私。


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牛さんと仲良くなろうと思い、餌づけを試みます。


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恐怖のあまり絶叫してしまう私。
なんと情けないサムライだ。


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こんな小さな村にもバーはあります。
もちろんビールの銘柄は「スチャバ」!


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バーはこの一軒しかないので、仕事を終えると、村中の若者がこの店へと集まってきます。

といっても、全部で10人ほどですが。


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侍の私に対抗してか、先ほどの大工さんが家から刀を持ちだしてきました。
あんた、なんでそんなもん持ってるんだ?


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「夕陽のきれいな丘がある」

ということで、ジョージに連れてきてもらったのがここ。
一面畑が広がっている雄大な景色に、心洗われます。


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きれいな景色になど目もくれず、チャンバラを始めるジョージとミッシェル。
まったく、こいつらときたら・・・


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ジョージの目が怖い・・・


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俺ははるばるルーマニアまでやってきて、いったいなにをやってるんだろう。


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この丘の中腹には牧場もあります。

おとなしい羊も、これだけたくさんいると、ちょっとこわい。


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暗くてよく見えませんが、草をたっぷりと食べた後、一日の終わりに羊さんたちはみんな乳を搾り取られてしまいます。


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柵の中に入れてもらいました。
地面はぬかるんでいて、足元がグニョグニョします。

なんでこんなに柔らかいんだ? 雨でも降ったのかな?
まさか・・・

泥だと思っていたものは、すべて羊のフンでした。
あたりは一面フンだらけ。

うへぇ、気色悪ぅー。


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丘の別の斜面では、ジョージの友人たちがバーベキューの準備をしてくれていました。
私のためにジョージが企画してくれたようです。


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とてもうれしいのですが、 寒い!
8月なのにたき火が恋しくなるとは。

日本ではまだまだ猛暑が続いているというのに、私は東ヨーロッパで火にあたりながら震えている。
旅の日程はまだ一か月以上残っている。
これからもっともっと気温が下がっていくんだろうなあ。

リュックの中には夏用の装備しかない。
大丈夫かな、俺。


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バーベキューのメインメニューはこれ。
ミンチをスティック状にして、特別な味付けをしたもの。
ルーマニアの定番料理だと言っていました。
おいしそう!


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このお肉、独特のクセがあるのですが、食べだしたら止まりません。
焼いても焼いても、足りません。
みんなバクバク食べています。

お肉もお酒もみんな彼らが準備してくれていて、私は完全に「お客さん」状態。
いいのかな、こんなにお世話になっちゃって。


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夜も更けてくると、ますます冷え込んできました。
彼らのうち何人かが森へ入って、薪を集めてきました。
器用に火を起こし、盛大なキャンプファイアーの始まりです。

そういえばスロヴァキアでも同じようなことがあったっけ。
日本ではたき火をしたことなんてほとんどなかったのに、この東欧の旅ではすでに2回も経験してしまった。

満天の星。
草原を見渡す丘。
温かいたき火と肉の焦げるにおい。

そして素朴なルーマニア人たち。

俺には分不相応な、ぜいたくな夜だ。

テーマ : バックパッカー
ジャンル : 旅行

旧友との再会(スチャバ、ルーマニア)

スチャバ(ルーマニア)でカウチサーフィン(CouchSurfing)


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2日間お世話になったアントンのアパート。
「共産主義時代のオンボロだ」
とアントンは言いますが、いやいや、なかなか快適でしたよ。
少なくとも日本の団地なんかよりもはるかに広くて落ち着けます。

ここからいったんバスでキシニョウ市内まで出て、そこでバスを乗り換え、南側のバスターミナルへと向かう予定です。
市内までは乗り換えなしでストレートに行けるから、道に迷う心配も無し。
キシニョウ市内はもうすでに何度も見ているので、降りる場所を間違うこともないでしょう。

初めての土地だといろいろと緊張しますが、もうキシニョウは私の庭のようなもんです。
たった3日間の短い滞在でしたが、それでも愛着のようなものを感じます。
「もうちょっとゆっくりしてもよかったかな。今度来る時はじっくりと腰を落ち着けてモルドヴァ観光をしよう」
などと物思いにふけりながら車窓を眺めていると、行く手には異変が。
警官が道路を封鎖しているのです。

なんだ?
沿ドニエストル共和国が攻め込んで来たのか?

バスは通常のルートから外れて、細い道へと入っていきます。
すっかり忘れていましたが、今日はモルドヴァの独立記念日でした。
市内では大々的に記念式典が行われるのでしょう。
そのための交通規制が敷かれているようです。

バスは狭い道を右へ左へと縫うように走ります。
そのうち私は方向感覚を失い、いったい今自分がどのあたりにいるのかわからなくなってしまいました。

まずいな。
これではどこでバスを降りればいいのか見当もつかない。

周りの乗客に聞いてみたのですが、英語を理解できる人はいないようです。
独立記念日の今日は祝日。
まだ朝早いので学生やビジネスマンといった層は市内へ向かうバスには乗っていないのです。

今日は移動日で、のんびりとバスの旅を楽しむ予定だったのに。
とんだ誤算だ。
年に一度しかない独立記念日の日にモルドヴァを訪れてしまった自分の不運を呪います。

そうしている間にも、バスはまったく見覚えのない景色の中を走り続けます。
いったいどうすればいい?
いったんバスを降りて、英語のわかる人を捕まえるべきだろうか。

と考えていたら、遠くの方に見覚えのある教会が見えてきました。
あの独特の形は、聖ティロン大聖堂だ!
知らないうちにこんなところまで来てしまっていたのか。
だが、ここから街の中心部への行き方ならわかる。
いいぞ。俺はツイてる。

喜び勇んでバスを飛び下りました。

しかし、なにか違う気がする。
こんな場所通ったっけ?

近づいてよく見てみると、聖ティロン大聖堂だと思った教会はまったく別のもののようです。
やってしまった。
脇の下を冷たい汗が流れ落ちていきます。


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ここはどこだ?

道端には廃墟のようなものもあり、どうやら市の中心部からは遠く離れているような気がします。

あっ!
グーグルマップを使えばいいじゃん。

急なバスの進路変更でパニくっていた私は、そんなことにも気が付きませんでした。


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独立記念日の今日はバスのルートは大幅に変更になっているようです。
もうバスを利用するのはやめておこう。

重い荷物を抱えたまま、えっちらおっちらとキシニョウ市内を目指します。
なにをやってるんだ俺は。
体力と時間の無駄遣いだ。
独立記念日のばか。


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ようやくシュテファン・チェル・マレ通りへとたどり着きました。
道路沿いには観光案内図のようなものが掲げてありますが、この国はちっとも旅行者に優しくなんかないぞ。

時間を大幅にロスしてしまったので、さっさとバスターミナルへと向かいたかったのですが、キシニョウ市内ではまだやることが残っています。
私にはすべての訪問国から絵葉書を送るというミッションがあるのです。

なんとか絵葉書を購入したものの、売店では切手を売ってくれません。
郵便局でしか買えないというのです。
モルドヴァに限らず、そういう国はけっこうあります。

そしてその郵便局はバスターミナルとは逆方向。
はーっ。
たかが切手を手に入れるために、この重い荷物を抱えて歩かなきゃならないのかよ。

途方にくれていた私ですが、捨てる神があれば拾う神もあるのです。
しかもとびっきり上玉の女神が二人!

「なにかお困りですか?」

私にむかって、二人の美少女がほほえんでいるではありませんか。

そうだ、忘れていた。
モルドヴァは美人の宝庫だった。

今日は一日バスに乗りっぱなしで、楽勝の日のはずだった。
それなのに重い荷物を担いで、熱い中、余分な距離を歩いてきた俺に、神様がご褒美をくれたにちがいない。


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二人とも流ちょうな英語を話し、とても柔和な表情を浮かべています。
東欧の女の子はおっとりした性格の娘が多い。
日本人好みです。

モルドヴァ最後の日に思わぬ僥倖に恵まれ、ウキウキしながら彼女たちとの会話を楽しんでいました。

ところが、だんだんと雲行きが怪しくなってきます。


「人生の意味ってなんだと思う?」
「あなたが苦しんでいるのは神様のせいなのかしら?」
「死んだら、いったいどんな世界が待っていると思う?」

えーっと・・・
もっと色気のあるお話をしません?


「答えはすべてここに書かれているのですっ!」

彼女たちがそのかわいらしいバッグから取り出したのは聖書でした。


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(キシニョウ市内の郵便局)


くそっ。
また予定外の時間を使ってしまった。
まあそれなりに楽しかったけど。

今度こそ郵便局へと向かいます。
しかし今日は独立記念日。
日本の郵便局なら祝日は閉まっています。
東欧の郵便局が日本人よりもよく働くとは思えん。
もしも閉まっていたら切手は買えない。
ということは、モルドヴァから絵葉書を出すことはできないのか。
それは困るなー。


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(郵便局の中)

幸いなことに、郵便局は営業していました。


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絵葉書に切手を貼ってもらい、無事に投函することができました。
これにてミッション完了。


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シュテファン・チェル・マレ通りでこんな物を見つけました。
なんの広告かは知らないけど、なにか間違ってる気がする。


キシニョウには3つのバスターミナルがあります。
ルーマニア行きのバスは南バスターミナルから出るということだったので、あらかじめアントンに詳しく行き方を聞いておきました。
教えられたとおり、シュテファン・チェル・マレ通りからバスに乗り、バスの運転手や他の乗客に、自分が南バスターミナルに行きたいんだということをアピールしておきます。
日本のバスのように案内表示があるわけではないので、こうでもしておかないと、どこで降りればいいのかわからないのです。

普通なら、まわりの人に声をかけておけば、
「次があんたの降りる場所だよ」
と誰かが教えてくれます。

でも、モルドヴァは違いました。

バスの窓からバスターミナルらしきものが見えたので、
「あれはバスターミナルか?」
と聞いたら、
「そうだよ」
という返事がかえってきました。

あれほど「バスターミナルへ行きたい」と念押ししておいたのに、誰も教えてくれなかったのです。
一駅離れたバス停で急いでバスを降り、もと来た道を歩いて戻ります。
重いリュックを担いでいるので、その一駅がとてつもく遠い距離に感じます。

モルドヴァ人 冷てー。



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事務所らしき建物に入り、スチャバ行きのチケットを買おうとすると、
「ここはバスターミナルじゃない」
と言われてしまいました。
ほんとのバスターミナルは、ここさらさらにバスで2駅先にあるのだそうです。

なんだとー。
バスの運転手も他の乗客も、私がバスターミナルへ行きたがっていたことはわかっていたはず。
それなのになぜ誰も教えてくれなかったんだ?

モルドヴァ人って、ほんっと冷てーな!


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(キシニョウの南バスターミナル)

このバス停2駅分が遠いのなんのって。
今日は楽勝の移動日のはずだったんだけどなー。

スチャバ行きの直通バスは午前中にしかなく、Iasi で一度乗り換えなければならないらしい。
予定していたよりもかなり時間がかかりそうだ。
日没までにスチャバに着けるか?


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(キシニョウの南バスターミナル)


キシニョウを出発してから2時間ほどで、ルーマニアとの国境に差し掛かります。
そのころには天候は急変し、土砂降りの大雨となりました。
なんだか気分が滅入ります。

しかも国境通過の審査にやたらと時間がかかっています。
早くしてくれよ。
暗くなる前にスチャバに着きたいんだ。

しかし文句は言えません。
時間がかかっているのは私のせいでもあるのですから。

私のパスポートをチェックしていた女性係官が眉をしかめます。

「あなた、沿ドニエストル共和国に入国したの?!」

やはりモルドヴァの官憲はあの国のことを快くは思っていないようです。
彼女は私のパスポートのページを繰りながら、同僚となにやら話し合っています。
それにしても、なぜ俺が沿ドニエストルに行ったことがバレたんだろう。

国境審査官は私の荷物を念入りに検査していましたが、なんとか通してもらうことができました。
返してもらったパスポートを見ても、沿ドニエストル共和国の痕跡はありません。
はて?

パスポートをパラパラめくっていると、ありました。
一番後ろのページに沿ドニエストルの入出国スタンプが押してあったのです。

いろいろと黒い噂の絶えない未承認国家、沿ドニエストル。
その国に入国した記録をパスポートに刻まれてしまった。
このことは今後、私の旅行を不便なものにするのだろうか。
不安になると同時に、貴重な記念品をもらったような気もして、ちょっとうれしかったです。


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(Iasiの駅前)

夕方5時ころ、ルーマニアのIasiに到着しました。
ここでスチャバ行きのバスに乗り換えです。

私は数年前ルーマニアを旅行したのですが、その時にはブカレストやシギショアラ方面しか訪れていません。
ルーマニア東部を見るのはこれが初めてなのですが、なんだか私の抱いていたルーマニアのイメージとはかけ離れているような気がしました。
以前にこの国を訪れてからけっこう時間が経ってしまったから、それだけこの国の雰囲気も変わってしまったのだろうか。
もっと素朴で懐かしい土地だったのに、なんだかすっかり様変わりしてしまっている。
ちょっとさびしい。


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おっ!
なんだかルーマニアっぽい建物。


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バスが出発するまでには少し時間があったので、モルドヴァのお金をルーマニアのものに換えることにしました。

「これでいい?」
両替商の女性が電卓を叩き、数字を私に見せます。

ルーマニアの通貨の価値がとっさにわからず、私も自分の電卓で計算してみます。

うわーっ!
むちゃくちゃ目減りしてるー!

私は自分でも気づかないうちにギョッとした表情をしてしまったのでしょう。
窓口の女性は肩をすぼめて、
「悪いわね。それがうちの会社のレートなのよ」
とすまなさそうに言います。

ここIasiはルーマニア東部の玄関口。
駅やバスターミナルの近くなのですから、探せば他にも両替商はあるはずです。

でももういいや。
雨は降ってるし、重いリュックを担いでまた別の店に行くのもめんどくさい。


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Iasiのバスターミナル


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19:30頃、ついに今夜の目的地、スチャバに到着しました。
さすがに日も暮れかかり、だんだんと暗くなってきています。

私はここでのホテルを予約していませんが、まったく不安はありません。
なぜなら、このスチャバには世界で一番頼りになる、「あの男」がいるからです。


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(金閣寺でJKと戯れるジョージ)

数か月前、京都の私のもとに一通のカウチリクエストが届きました。
ジョージというその男は、ルーマニアのスチャバという街に住んでいるといいます。

スチャバ!
なんという偶然。

ちょうどその時私は、今回の東ヨーロッパの旅行を計画していました。
ルーマニアには以前訪れたことがあったので本来ならパスする国なのですが、ルーマニアはちょうどモルドヴァからセルビアへの通り道にあたります。

しかも前回この国を訪れた時、他の西欧諸国にはない独特の雰囲気に引き込まれ、私のお気に入りの国のひとつでもあったのです。
どうせならまだ訪れたことのないブコヴィナやマラムレシュ地方に行ってみたい。
特に5つの修道院!

そう思って調べてみると、どうやらこの地方は交通の便が悪く、5つの修道院を個人が公共交通機関を利用して全部回るのは至難のわざのようです。

どころが!
ジョージはスチャバに住んでいるというではありませんか。
この街は5つの修道院観光の拠点となる場所です。
しかも彼のカウチサーフィンのプロフィールを読むと、これまでにホストしたカウチサーファーを彼の車で5つの修道院に案内しているようです。

こんなにうまい話があっていいのだろうか。
私ははりきってジョージを京都でもてなしました。
そうです。
「海老で鯛を釣る」作戦です。


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(嵐山の竹林でやまとなでしこの肩を抱くジョージ)


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(清水寺で着物女性に囲まれてご満悦のジョージ)

私のこの作戦はみごとに成功し、京都観光にいたく感激したジョージは、

「マサト、今度は俺がお前に恩返しする番だ。
 ルーマニアに来た時にはぜひ俺にお前の世話をさせてくれ」
とまで言ってくれたのです。

なんという義理人情に熱い男だ、ジョージ。
遠慮なくその好意に甘えさせてもらうぜ。


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(スチャバのバスターミナル)


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夕焼けに染まるブコヴィナ地方。
遠くにはこの地方独特の様式をした教会が見える。


太陽が沈み、あたりが暗くなってきた。
さすがに少し不安になってくる。
ジョージはまだか?
もしかして俺は、降りるバス停を間違えたのだろうか。

心細さがMaxになったちょうどその時、ジョージは現れた。
しかも乗っている車はBMWの四駆。
わおー。
ジョージ、お前実はけっこうな金持ちだったんだな。

車から降りてきたジョージは、くしゃくしゃの笑顔で私を抱きしめてくれる。
「よく来たな、マサト」
がっちりと固い握手を交わす。


外国を一人で何か月も旅していると、時々どうしようもなく寂しい気持ちになることがある。
特に夕暮れ時なんかには、なんともいえない焦燥感に襲われる。
しかもここはルーマニア。
あのドラキュラ伝説で有名な国なのだ。

そんな時に知っている顔に会うと心からホッとする。
しかも相手は誰よりも頼りになる男、ジョージ。
俺が女なら間違いなく奴に惚れている。


張りつめていた緊張感がとけて、急に力が抜けた。
よかった。
ジョージと合流することができた。
これで4日間はのんびりと過ごすことができる。


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「腹が減ってるだろう、マサト。
 近くにいい店があるんだ」

さっそくジョージはレストランに連れていってくれた。


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店の中はこんな感じ。


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さっそくビールで乾杯。
実を言うとこの時私は少し肌寒かったので、できれば暖かい飲み物の方がよかったのだが、そんなことはどうでもよかった。
久しぶりに旧友と再会したのだ。
しかも日本からはるか遠く離れたルーマニアで。
これが飲まずにやってられるか!


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「これがまたうまいんだぜ。 食えよ、マサト!」

そう言ってジョージが私のために注文してくれたのがこれ。
ルーマニアの伝統料理ではないそうだが、彼の言う通りほんとにうまかった。
ボリュームもたっぷりあり、じゅうぶんお腹をすかせていたはずなのに、満腹になってしまった。


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うまい酒、うまいメシ、そして温かい親友。
これ以上いったいなにを望めというのか。

強いてぜいたくを言わせてもらえば、ルーマニア美女がこれに加われば最高なんだけどな。




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なんと、願いがかなってしまった。

「マリア! マリア! 」

ジョージはこの女性と知り合いらしく、熱心に投げキッスを送っている。
なんという騒ぎようだ。
ルーマニア人の男というのはもっと寡黙なのかと思っていたが、マリアを口説いているジョージはまるでラテンのノリ。

しかし、それも理解できなくはない。
このマリア、線が細くて華奢な体つきなのに、なんとも言えない色っぽさを醸し出している。
体中からフェロモンをムンムンとあふれだしている。

これがルーマニア女性の威力なのか。
さすがは妖精の住む国。

どうやら俺はとんでもない国に来てしまったようだ。


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真ん中にいるのがホストのジョージ。
右側は彼の親友のミッシェル。

日本を出てから約1か月。
ここルーマニアで私の旅は、何度目かのピークを迎えようとしていた。


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スチャバでの私のカウチ。

夕食の後、その足でジョージの家に向かうのかと思っていたのだが、彼が連れてきてくれたのは1軒のゲストハウス。
実は彼の家は今改装中で、私をホストすることはできない状態なのだという。
そんな状況にもかかわらず、私との約束を果たすためにカウチリクエストを受け入れてくれたジョージ。
なんとお礼を言っていいものやら。

「料金はすでに払ってある。
 金のことは心配するな」

漢だ。
あんた、ほんまもんの漢や!

テーマ : バックパッカー
ジャンル : 旅行

キシニョウ(モルドヴァ)でカウチサーフィン(2日目)

キシニョウ(モルドヴァ)でカウチサーフィン(CouchSurfing)、 2日目


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キシニョウのバスターミナル。

もう夕方なのだが、まだまだ外は明るい。
ヨーロッパの夏の昼は長い。

こんなことならもう少し沿ドニエストル共和国でねばっとくんだった。
あんなに面白い国とめぐり合うことはそうはないだろうから。

だが、沿ドニエストル共和国にいる時にはとてもそんな楽観的な気持ちになれなかったのも事実だ。
どうしても日が暮れるまでには国境を越えておきたかった。
あの国で出会った人はみないい人たちばかりだったのだが、
「ヤバい国、沿ドニエストル」
という印象はどうしても最後まで拭い去ることができなかったからだ。
実際、警官たちに脅されもした。

だから無事モルドヴァに帰ってこれた時には正直ホッとしたものだ。
ほんの数日前まではこのモルドヴァも私の中では「油断ならない国」の一つだったことを思えば、
少しは私の経験値も上がったのかもしれない。

モルドヴァには日本国大使館は置かれていないのだから、まだまだ気を抜くわけにはいかない。
それでも、「一応は国際社会の目が行き届いている場所にいるんだ」という事実は大いに私を安心させてくれた。

自分で思っている以上に、沿ドニエストル共和国では緊張していたようだ。


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キシニョウのバスターミナルは人影もまばら。
市場の露店もほとんど店を閉め終わっている。
朝のあの喧騒が嘘のようだ。

もう一度あのヤクザや奇妙な女の子に会えないだろうか、とかすかに期待していたのだが、この様子では無理のようだ。


「沿ドニエストル共和国探検」という一大事業を無事なし終えて、今日のミッションは終了したかに思えたが、実はまだ難題が残っていた。
キシニョウでのカウチサーフィンのホスト、アントンの家は市の中心部からはかなり離れた所にある。
朝は彼の車で送ってもらったのだが、今度は自力で彼の家を探し当てなければならない。

昨日の晩にアントンから詳しく道順を聞いておいたのだが、どうもしっくりこない。
教わった通りにバスを降りたつもりだが、なんだか間違ってる気がする。
今日の朝通った道を逆になぞればアントンの家に帰れるのだから、簡単な作業のはずだ。

それなのに、迷ってしまった。
自力でアントンの家まで戻れそうにない。
すでに太陽はビルの影に沈んでしまっているから、暗くなるのはもう時間の問題だ。
どうしようもない焦燥感に襲われる。

アントンの家はここからそう遠くはないはずなので、彼に電話して迎えに来てもらうことは可能だ。
でも、

「道に迷ったから迎えにきて! お願い!」

と言うのは恥ずかしすぎる。

そこで、

「今、君の家の近くまで帰ってきてるんだけど、よかったら一緒にメシでもどう?」

とメールを送ってみた。

ありがたいことに、アントンからは即座にOKの返事が来た。
助かった。

「昨夜夕食を食べた店で会おう」
ということになったのだが、実はそこへの行き方すらわからない。
恥をしのんでアントンに聞いてみたら、どうやら私は2つほど手前のバス停で降りてしまっていたらしい。
どうりで彼の家への帰り方がわからないわけだ。

私は一度彼の家を訪れている。
にもかかわらず迷ってしまった。
初見で彼の家を自力で探し当てたという日本人バックパッカーの女の子にはほんとに頭が下がる。
恐れ入りました。


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モルドヴァのファミレス、「La Placinte 」
二日続けて同じ店というのも芸がないが、ここがベストの選択だと思う。
ひととおりすべてのモルドヴァ料理がそろっているし、値段も安い。
市内に何軒も店を展開しているというから、キシニョウ市民からの支持も得ているのだろう。


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アントンに勧められて頼んでみた飲み物。
モルドヴァの伝統的なドリンクらしい。
甘いジュースのようだが、味は微妙。

口直しにモルドヴァワインを飲んだ。
こちらは文句なしの絶品。
この後、他の国でもいろんなワインを試してみたが、モルドヴァワインを超えるものはなかった。


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最期にアントンがアイスクリームを注文した。
「一緒に食べよう!」と言う。

しかし、「モルドヴァにしかない特別なデザート」というわけでもないらしい。
ただ彼が甘党だというだけの理由のようだ。
どうせならここでしか食べれないデザートの方がよかったんだけどな・・・


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夕食の帰り道、アントンが「いいところがある」というので連れていってもらった。
通り全体がイルミネーションで覆われているらしい。
これを見せてくれたアントンは、「どうだ、すごいだろう!」と言わんばかりに胸を張っている。

だが、しょぼい。
彼には悪いが、どうしようもなくショボい。

電力事情が悪いのだろうか。
この街全体が薄暗く、普通に道を歩くだけでも懐中電灯が恋しくなったほどだ。


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アントンの部屋には、合気道開祖、「植芝盛平」の写真が飾ってあった。
彼は合気道を習っていたらしい。


実はモルドヴァでのカウチサーフィンのホスト探しにはずいぶんとてこずった。
かなり前から何通もカウチリクエストを送っていたのだが、ほとんど無視されていたのだ。
キシニョウにはカウチサーファーの数自体それほど多くない。

私には、「すべての訪問国でカウチサーフィンを利用する」というミッションがある。
だが、国によってはそれが困難なこともある。
カウチサーフィン自体が認知されていない地域だってある。
モルドヴァもその一つだ。
どうも反応が鈍い。

なんとか一人のホストから受け入れの返事をもらっていたのだが、直前になって連絡が取れなくなってしまった。

「もしかして今回はダメかも・・・」

そんな時に私を救ってくれたのがこのアントンだ。

ホストはすべてのリクエストを受け入れたりはしない。
数多く受け取るリクエストの中から一人のカウチサーファーを選ぶにはなんらかの理由があるはずだ。

アントンは以前にも日本人の女の子をホストしている。
合気道をやっていたことからしても、彼が日本に対してなんらかの興味を抱いていることは確かだ。
だから私のカウチリクエストも受け入れてくれたのだろう。

そんな彼の期待に応えることがはたしてできただろうか。
日本人の名に恥ずかしくない行動をとることができただろうか。
どうも今回は自信がない。


昨夜彼はキシニョウの見どころを丁寧に教えてくれた。
それなのに私はそれらのほとんどを訪れていない。
ほとんどの時間を沿ドニエストル共和国のために費やしてしまったからだ。

夕食の時、私がアントンに聞かせた土産話はそのほとんどが沿ドニエストル共和国のもの。
キシニョウで訪れた場所はほんの少し。
きっと彼は落胆したことだろう。

モルドヴァ国民であるアントンにとって、沿ドニエストル共和国は敵国にあたるのかもしれない。
そんな彼に向かって私は、沿ドニエストル共和国旅行がいかに楽しかったかを目を輝かせながら語った。
いったい彼はどんな気持ちで私の話を聞いていたのだろうか。

そんなことにも気づかないくらい、私は興奮していたのだ。
モルドヴァの人には悪いが、私にとっては沿ドニエストル共和国の方がはるかに刺激的で面白かったのだ。


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キシニョウでの私のカウチ。

アントンは母親と恋人と一緒に暮らしている。
残念ながらアントンの彼女は旅行中で会えなかったのだが、母親には親切にしてもらった。
英語がまったくできないお母さんだったが、常ににこやかに接してくれた。

こういう温かい家庭でお世話になるといつも、
「ああ、カウチサーフィンやっててよかったな」
という気持ちになれる。

世界中にはいろんな国があり、肌の色や話す言葉はそれぞれ異なるけれど、
けっきょく人間ってみんなおんなじなんだな、とも思えてくる。


アントンの住んでいるのは共産主義時代に建てられた古い団地。
なんのへんてつもない、むしろどちらかといえばオンボロな建物なのだが、よくよく考えてみると、こんな所に泊まれるというのはすごいことなのかもしれない。

ほんの20年ほど前まで、モルドヴァは旧ソヴィエト連邦に所属していた。
その当時は日本人がこの国を旅行することも難しかっただろうし、ましてやホテルではない一般の家庭のお宅に泊めてもらうことなんてほとんど不可能だったにちがいない。

もっとじっくりとモルドヴァを味わっとくんだった。


テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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