カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

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余は満足じゃ

ジョージ(ルーマニア)とカウチサーフィン(CouchSurfing)


昨日とはうってかわって、今日は快晴。
陽射しは強く、まるで夏のようだ。

もっとも、これがこの時期の本来あるべき姿。
本格的な梅雨に入る前に、初夏のさわやかな陽気を楽しんでおきたい。

それに今日はルーマニアからの大切なゲストをおもてなししなければならないのだ。
あいにくの雨にたたられた昨日の失点を取り戻して、京都を思う存分楽しんでもらわなければ。

接待二日目、開始。


本日のスタートは嵐山から。
明るい陽ざしのもと、新緑がまぶしく映える。

「うおぅっ!」

ジョージが感嘆の声をあげる。
それはそうだろう。
今日の嵐山の眺めはいつもにもまして素晴らしい。
毎日この景色を見ている私ですらため息がでるほどだ。

「嵐山ってなにもないのね。山と川だけじゃない。なにがおもしろいの」

こんなふうに言うカウチサーファーだって少数ながら存在した。
だが、ジョージはちがうようだ。
彼ならきっと、竹林も気に入ってくれるにちがいない。


たしかにジョージは嵐山の竹林を大いに気に入ってくれた。

「話には聞いていたが、これほどまでとは・・・」

あれほど饒舌だった男が、今は言葉を失っている。
そこまで感激してもらえると、嵐山に住む者としてやはりうれしい。



だが、ジョージを喜ばせたのは竹林だけではなかった。






着物姿の女の子を見つけたジョージは、すかさず私にカメラを手渡す。

「マサト、頼むっ!」

と言い残して女の子の方へと駆け寄る。
ちゃっかりと二人の肩を抱いている。

がっしりと!

昨日の女の子たちは台湾人だったが、今ここにいる子は二人とも日本人。
いきなり体を触られて彼女たちが怒るんじゃないかと心配だったが、
ジョージがヨーロッパ人だったから大目に見てもらえたのだろう。

もしも私が同じことをしたら、ぜったいに通報されてるよな。
なんだか不公平だ。




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(ジョージと私。金閣寺にて)

嵐山からは本日の目玉、金閣寺へと向かう。
昨日は一日中歩きっぱなしだったが、今日はバスを目いっぱい使う。

「よかった。今日はそんなに歩かなくてもいいんだな。」

ジョージはほっとしている。
昨日はかなり疲れさせてしまったらしい。

しまった。
彼は大事なゲストなのだから、もっと丁重に扱うべきだった。


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嵐山の竹林は比較的すいていたのだが、さすがにここ金閣寺は大勢の観光客であふれかえっている。
そのうちの大部分を修学旅行生が占める。
ぎゃあぎゃあとはしゃいで、うるさいことこのうえない。
こいつらさえいなければ、もっと落ち着いて観光できるのに。

だが、ジョージはそういうふうには思っていないようだ。
女子高生の集団と一緒になってはしゃいでいる。

「マサト、頼む」

はいはい、わかってますよ。
ジョージからカメラを受け取り、ファインダーをのぞくと、
そこには満面の笑みを浮かべた一人の男がいた。

なんてうれしそうな顔をしているんだ。
もともと彼は陽気な男だが、それでも、こんなに楽しそうなジョージを見るのはこれが初めてだ。


接待、成功。
と言えるのかな。うん。



この後は北野天満宮と銀閣寺をまわり、本日の観光は終了。

「ありがとう、マサト。 お前は本当にいい奴だ。」
ジョージに求められて、がっしりと握手を交わす。

スチャバで会おう!


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テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

葵祭で接待だ。

偶然というのはおもしろい。


私は今、旅行の計画をたてている。

どうせならすでに一度訪れた国ではなく、なるべくまだ訪れたことのない国を優先的にまわりたいと思っているのだが、
ルートの関係でどうしても再び同じ国に立ち寄らなければならないこともある。

もちろん、飛行機を使えば簡単にスキップすることができるのだが、よほどのことがないかぎり陸路を使いたい。
ガタゴトと車体が揺れるのを感じながらじっくりと、次なる目的地へと向かう腹を固める。
そういう旅が私は好きだ。

もちろん、飛行機を使った方が快適で早い。
最近は電車よりも安い運賃の格安航空会社も珍しくなくなった。

それでも、点から点へと「びゅーん!」ひとっ跳びする感覚には違和感を覚えてしまう。
それになにより、土埃にまみれながら地べたを這いずり回る旅のスタイルの方が、不器用な私には似合っていると思う。
「生きてる実感」を味わえるような気もする。


陸路で何か国も周遊する場合、どうしても前に訪れたことのある国をもう一度通過せねばならないケースもでてくる。
今回の私の場合、ルーマニアがそれだ。

この国は以前訪れたことがあり、シギショアラやブラショフ、ブラン城などはすでに見てしまっている。

ジプシーとカウチサーフィン

ドラキュラ城

残っているのは、交通が不便で辺鄙なところにある場所ばかりだ。
それらの場所は公共交通機関の接続も悪く、移動するのにかなりの時間を要する。
すでに行ったことのある国にあまりたくさんの時間を割くのも考え物だ。
ここは観光はあきらめ、ひたすら移動に徹しようか。

そう考えていたまさにその時、カウチリクエストを受け取った。
私が行こうかどうしようかと思案していた、まさにそのものずばりの場所、スチャバからだ。
話がうますぎる。
これはもしかして、ルーマニアが俺を呼んでいるということなのか。
ここはひとつ、流れに逆らわず、おとなしく身をゆだねることとしよう。

さらに都合のいいことに、彼はかなりの数のホスト経験がある。
彼と仲良くなっておけば、ルーマニアで心強い存在となるかもしれない。
彼が京都にいる2日間、至れり尽くせりのもてなしをしよう。
彼は知らなかったようだが、運のいいことにその日はちょうど葵祭にあたる。
きっと喜んでもらえることだろう。
これでさらにポイント・ゲットだ。

先に恩を売っておいて、自分が旅行するときにもとをとる。
いかにもせこい考え方だ。

だが、サーフするだけしといて、自分はほとんどホストをしないという輩だっておおぜいいるのだから、
このくらいは許容範囲だろ。



(葵祭会場の京都御所を警備する、京都府警の騎馬隊)

京都三大祭のひとつ、葵祭。
混雑は覚悟の上だが、それでもものすごい数の人間だ。
地下鉄の駅からは、数分おきにどっと人の群れが吐き出されてくる。

待ち合わせ場所をピンポイントで決めておいてよかった。
もしも「地下鉄 烏丸駅で」などとあいまいな約束をしていたら、
きっと永遠に彼と会うことはできなかっただろう。


私がジョージを見つけるとのほぼ同時に、彼の方でも私を見つけた。
力強い手でがっしりと握手を求められる。
そしてすぐに彼のマシンガン・トークが始まった。
ロシア人を連想させるその声は、低くて太い。

東欧訛りのある英語でまくしたてるものだから、話についていくことができない。
ルーマニア人ってもっと静かで、朴訥としたイメージがあったのに、彼はぜんぜんちがう。
よどみなく次から次へ言葉が飛び出してくる。






撮影ポイントをもとめてさまよい歩くジョージ。
カメラを構えるその目は真剣そのものだ。
葵祭に対する期待の大きさの表れだろう。


なにかトラブルでもおこったのか、予定時刻になってもなかなか葵祭りの行列は姿を見せない。
ルーマニアのガイドブックを持ってきていたので、彼にスチャバのことを聞いてみることにした。

「おおっ! 俺の小さな町が日本のガイドブックに載っている!
 しかもナンバー・ワンだ!!!」

モルドヴァ地方の教会群は世界遺産に登録されている。
ガイドブックに載っていても当然なのだが、世界遺産とはいえ、彼にとっては日常のありふれた光景なのだろう。

たしかにガイドブックの地図にはスチャバに番号1がふられているが、それはあくまでも便宜上のものだ。
それを彼は「ガイドブック一推し!」というふうにとらえたのだろう。

機嫌を良くしたのか、ジョージはさらにまくしたてる。

「マサト、お前はスチャバに来るのか?
 いつだ?
 日程が決まったらすぐに知らせろ。
 俺が車で5つの修道院を案内してやる」

なんと!
予想以上の展開になってきた。
この地方は公共交通機関の便が悪く、地球の歩き方には、

「5つの修道院を1日で巡るには、タクシーかレンタカーを利用したり、旅行会社に個人ツアーの手配をするしかない」
と書いてある。
そんな不便な場所をジョージが案内してくれるというのだから、これほどありがたいことはない。
カウチサーフィンがもっともその威力を発揮する瞬間だ。

ジョージ様、あなたが京都にいる間は、私が責任をもってお世話させていただきます。







今日はあいにく小雨がぱらつく天気。
おかしいなあ。例年この時期は気持ちよく晴れる日が多いのに。

そういえば去年の葵祭は元KGBの女スパイと一緒だったっけ。

KGBとカウチサーフィン

あれからもう1年もたつのか。







葵祭というのは、ただ行列が行進するだけ。
そこには音楽もないので、ほんとに静かです。

「え? これだけ?」

ジョージはなんだか拍子抜けしたよう。
たしかに「京都三大祭り」というわりには、少し寂しいような気もする。
絢爛豪華な衣装には莫大な費用がかかっているはずなんだけど、なんだか派手さがない。
まあ、これが京都らしいといえばそうなんだろうけど。











行列の最後尾が通り過ぎた後、見物客たちはいっせいに動き始めます。
これだけの人数がみな地下鉄の入り口に殺到するので、もうにっちもさっちもいきません。

「こりゃだめだ。この調子じゃあ改札口にたどりつくまでに日が暮れてしまう。歩こう」

途中でコンビニに寄り、パンをかじりながら歩く。
その間もジョージのおしゃべりはとまらない。
ほんとに陽気な男だ。

錦市場は気に入ってもらえたようだ。
ジョージは大きなカメラで頻繁に写真を撮っている。

さらに清水寺へと向かうが、その間も雨は降ったりやんだり。
こんな日でも、着物のレンタルをする人はけっこういるようだ。
ジョージはこの日本の着物が気に入ったようで、着物姿の女性を見かけるたびに写真をパシャパシャ撮っている。

もちろん、自分も一緒に写ることも忘れない。

「マサト、頼む。シャッターを押してくれ」



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あっ! この野郎、ひとりで4人も独占しやがって。
半分こっちによこせ。


「いやー、マサト。 日本の女の子っていいなあ」

ジョージはかなりご満悦のようだ。
彼には黙っていたが、その女の子たちは4人とも台湾人だぞ。


清水寺の後は伏見稲荷へと向かったのだが、雨が本降りになってきた。
これにて本日の「接待」は終了。
天気予報によると、明日は今日とはうってかわって快晴になるらしい。

明日も気合入れていくぞ。

テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

上海歴女と本能寺

ユアン(中国)とカウチサーフィン


ユアンは上海に住む女の子。

旅の達人で、カウチサーフィンでのホスト経験も豊富だ。


なのでさぞかし有能な女性なんだろうなと予想していたのだが、実際に会ってみたら???

イメージしてたのとかなり違った。


宇治の祭りに行く予定だったのだが、電車の中で眠りこけてしまい、けっきょく行かなかった。

私との待ち合わせ時刻になっても、彼女は現れない。


土曜日の四条河原町を待ち合わせ場所に選んでしまったため、他にも大勢の人がたむろしている。

ユアンの顔はいちおうカウチサーフィンのプロフィールで確認しているが、写真と実物は違うことが多いのであまりあてにならない。

しかも彼女の顔にはこれといった特徴もない。

どこにでもいそうなありふれた顔立ちだ。


これが欧米人ならまだ見つけやすいのだが、中国人と日本人はほとんど同じ顔つきをしているので、彼女を発見するのはかなり難しい。

それっぽい女性に何人か声をかけてみたが、全部ちがった。

みんな怪訝そうな顔をして私のことを見ていた。

きっと私がナンパでもしていると思ったのだろう。

ああはずかしい。



1時間くらいうろうろしても彼女を発見することができなかったので、メールを送ることにした。

「ユアン、君は今どこにいるんだい?

 俺は今、河原町四条にいる。

 12時まで待って、それから家に帰るよ」



けっきょく彼女とは会うことができたのは、予定の時刻を1時間ほどすぎてからだった。

カウチサーフィンではよくあることだ。

外国を旅行しているのだから、土地勘はないだろうし、時間だって読みにくい。

だから私は待ち合わせをするとき、極力相手の都合にあわせるようにしている。


それでもほとんどのカウチサーファーは、

「京都は初めてだから、いつどこで待ち合わせしたらいいかわからないわ。

 あなたが決めて。」

と言う。


その結果がこれだ。



それでもなんとかめぐり合うことができた。

ユアンはお腹をすかしていたので、彼女の希望によりラーメン屋へと行くことにする。




(左がユアン。ラーメン屋にて)


もともと私が彼女と会うことに決めたのは、覚えたての中国語を試してみたかったからだ。

だが、ユアンは私に中国語を使うすきを与えてはくれなかった。

彼女はじつによくしゃべる。

話すスピードが速いわけではないのだが、彼女の口が休まる時はない。

英語でも彼女との会話についていくのはしんどい。

私は中国語の練習をすることを断念せざるをえなかった。


ラーメンが運ばれてきても口をつけようとはせず、彼女はなおも話し続ける。

お腹へってたんじゃなかったのか、ユアン?

ラーメンのびちゃうぞ。



現在は上海に暮らしているユアンだが、その前は南京にいた。

「南京って知ってる?」


知ってるもなにも、君たち中国人が日本人の蛮行をやり玉にあげる際、

必ずこの土地の名前を挙げるじゃないか。


きっと南京の住人は日本人のことを嫌ってるんだろうなと思っていたのだが、

ユアンいわく、そうでもないらしい。


もちろん偏狭なナショナリストはどこにでもいるが、そんなのはごく少数派なのだそうだ。

日本人が南京の街を歩いていたとしても、迫害をうけることなんてほとんどないという。


ほんとかなあ?


中国人の感覚は理解しがたい。


日本だけでなく、現在、中国はベトナムやフィリピンとも問題を抱えている。

当然それらの国での反中感情は悪い。


一度、中国人の観光客がそれらの国でひどいめに遭わされた事件が起こったそうだ。


「その報道の後、多くの中国人は怖くて東南アジアに旅行に行くことができなくなってしまったのよ。」


彼女はまるで自分たちが被害者であるかのような言い方をする。


確かに中国政府がなにをしようと、一般旅行者にその矛先を向けるのは間違ってると思う。

でも、そもそもそんな事態を引き起こした根本的な原因は中国政府や軍の強硬的な態度にある。

それなのにユアンをふくめ大多数の中国人はそうは思っていないようだ。


この溝はきっと永遠に埋まらないんだろうな。





さて、ラーメンも食べ終わり、お腹もふくれたことだし、どこに行こうか。

「あなたのおすすめはどこ?」

とユアンが聞くので、清水寺や伏見稲荷を挙げたら怒られた。

「どうしてそんな有名観光地ばかりすすめるのよ。

 せっかくカウチサーフィンを利用して地元の人と会ってるというのに、意味ないじゃない」


確かに彼女のいうことにも一理ある。

しかし、有名観光地が人気なのにはそれなりの理由があるんだよ。


それに、せっかく京都に来てるのに金閣寺も清水寺にも案内しなかったら、

それはそれで怒るんだろ。


だいいち君はまだ京都をほとんど観光してないじゃないかよ。

通ぶるのもいいけど、そういうことはひととおり見てまわったあとに言ってほしいものだ。



とにかく「絶対に」金閣寺には行きたくないとユアンは言うし、

雨もぱらついていたので屋根のある錦市場に行くことにした。


市場なんてどこも似たりよったりだろうと思っていたのだが、

彼女はけっこう真剣に見ている。

100円ショップでも楽しそうにしていた。

上海にだって100円ショップなんていくらでもあるだろうに。



錦市場の後は本能寺に行くことにした。

これはユアンのたっての希望だ。


「本能寺はここから近いじゃない」

「ユアン、君、本能寺を知ってるの?」

「もちろん知ってるわよ。信長が殺された場所でしょ。」


彼女はノートに何かを書き始めた。

「ほら」

そういってユアンが見せてくれたページには、

「天下布武」

と書かれていた。



日本にやってくるカウチサーファーのなかには、かなりの確率で「日本マニア」がいる。

宮本武蔵にぞっこんのイギリス人もいたし、豊臣秀吉や徳川家康のことを知ってる香港人と会ったこともある。

日本の歴史というのは、我々が思っている以上に諸外国に知られているのかもしれない。

我々が赤壁の戦いや諸葛亮孔明のことを知っているのと同じような感覚なのだろうか。


だが、ユアンの場合、それとは少し違うような気がする。

話を聞いていると、彼女はNHKの大河ドラマや小説(ラノベ?)が好きらしい。


それらの話をする時の彼女の顔は、まるで夢見る少女のようだ。

ひょっとして君は歴女なのか?




本能寺といえば信長の最後の地。

さぞかしすごいお寺をイメージしがちだが、現在は商店街のアーケードの下にある。


「本当にこんなところに本能寺があるの?」

ユアンがいぶかしがるのも当然だ。




商店街に面して本能寺の門はあります。





やはりこのお寺は修学旅行生にも人気があるようで、制服姿の学生の姿があちこちで見られます。

日本人なら誰でもこのお寺の名前を知ってますからね。

一度は行ってみたいと思うのが自然なのでしょう。


しかし、中はごく普通のお寺。

特に見どころもありません。




「信長」という文字を発見して、かなり期待したりもしたのですが・・・

 


信長を祀っている廟もちっぽけなものでした。

歴史上もっとも強いインパクトのある武将の最後の地だというのに、なんなんだろうこの寂しさは。




本能寺の変で命を落とした人々を祀っている場所。





本能寺を見学した後、しばらく座って休憩することにした。

それほど歩いたわけではないのだが、梅雨入りした京都は蒸し暑く、じわじわと我々の体力を蝕んでいく。

けだるい倦怠感が二人を襲う。


それでもユアンはしゃべり続ける。

彼女も疲れていることはあきらかだ。

その口調から疲労感がにじみでている。


話している途中で適当な英語が思いつかなくなって、彼女の会話はしばし途切れることが多くなってきた。

まるでため息をついているかのようにだるそうに話すユアンは、そのうちろれつも怪しくなってきた。


なんだか飲み屋で悪酔いしたお姉さんにからまれているような錯覚に陥る。

空は梅雨特有の分厚い雲に覆われ、太陽が照っているわけでもないのに、とても蒸し暑い。

じわじわと汗がしみだし、とても不快なはずなのに、なんだか愉快な気分になってくる。


俺もユアンもときどき意味もなく笑い出す。

なんで俺たちこんなにハイになってるんだ?



テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

乱交パーティー?



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いまさら言うまでもないことだが、カウチサーフィンとは、

「世界各地から集まりきた多くの男女が一般人の民家に雑然と混臥し、

相知らぬ男女が相接触することによって親睦を深めることを目的とした共同体」である。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





西芳寺から参拝証が届きました。

ポストに投函してからまだ数日しかたってないというのに。

なかなか仕事が早いぞ、西芳寺。


もっとも、私の家から西芳寺までは歩いて行ける距離なので、わざわざポストに投函するよりも直接持って行った方が早いんだけどね。



しかし、第一希望の日程では予約が取れなかったので、やむなく第二希望の日となってしまいました。

その日はあいにく私は別の用事があるので、彼女と一緒に行くことができません。

残念。



前回西芳寺へはドイツ人カウチサーファー、エマと一緒に訪れた。

あれからもう2年以上もたつのか。

http://couchsurfingkyoto.blog.fc2.com/blog-entry-263.html


すぐ近くに住んでいるというのに、カウチサーフィンというきっかけでもなければなかなか行く機会がないんだよな。

3000円という高額な入場料のせいで、西芳寺に行きたいというカウチサーファーなんてまずいない。

よほど金に余裕がある人か、好奇心旺盛な人か。


この次に私に西芳寺を訪れるチャンスを与えてくれるカウチサーファーは、いったいどんな人だろう?



それにしてもこの中国人の女の子、宇治の祭りにも行くつもりらしい。

「あがた祭りっていうらしいんだけど、マサト、あなた聞いたことある? 面白い?」


そんなこと聞かれても、そんな祭り聞いたこともない。

ググってみたら、ちゃんとウィキペディアにも載っていた。


神輿が通過する間、周囲の家々は明かりを消すため、別名を「暗闇の奇祭」というらしい。

へえー。

そんなのただ暗いだけじゃん。

なんだかいまいち盛り上がりに欠ける祭りだなあ。

わざわざ夜中に宇治くんだりまで行く価値はなさそうだな。

彼女には悪いが、俺はパスさせてもらうことにしよう。


ところが、ウィキペディアをよく読むと、こんなことが書いてある。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「俗に「種貰い祭」ともいった[2]。

家々が明かりを落としているあいだ、各地から集まりきた多くの男女は狭い旅舎、民家に雑然と混臥し、

相知らぬ男女が相接触し、妊娠すれば、神から子種をさずけられたとした。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



なん・・・だと・・・?


行きます・・・。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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