ただし、イケメンに限る
最近いろいろと理由をつけてはブログの更新を怠っているため、
かなり遅延が生じている。
エイミーが私の家にやってきたのは6月のこと。
今このブログを書いているのが12月だから、半年ほどのタイムラグが発生してしまった。
季節が逆転してしまっている。
なんだかヘンな気分だ。
でもまあ、
こたつの中で寒さに震えながら、
南国から来たエイミーとの回想にふけるのも悪くはないか。

芸者の化粧を落としたエイミーはいつものとおり身軽になった。
京都の観光をめいっぱい楽しむための臨戦態勢だ。
我々に残された時間はそれほど多くはない。
日が暮れるまで体力の許す限り東山界隈を歩きつくすぞ。
まずは八坂の塔から。

裏側から見るとこんな感じ。
猛暑のためか、観光客の姿は少なめ。
写真を撮るには好都合だ。

産寧坂の急こう配をものともせずに駆け上るエイミー。
彼女の相手をするのはハードだ。

清水寺にて。
とにかくなんでもやってみなければ気が済まないらしい。
しかも、そのたびにいちいち写真を撮る。
シャッターを押すのはもちろん私だ。
でも、こういう観光に熱心な人、きらいじゃないよ。

清水の舞台。

地主神社の恋占いの石。
女の子らしいところもあるのだな。
いちおう彼氏は欲しいらしい。


なぜか急にだてメガネを装着するエイミー。
わけわからん。


ここで顔を洗うときれいになれるという神社。
バシャバシャと水を浴びるエイミー。
ええ、ええ。 もちろん彼女はすっぴんですとも。
シンガポールの女の子は旅行中はメイクをしないのが普通なのだろうか。

高台寺

八坂神社

先斗町

錦天満宮。
猛暑の中、かなりの距離をガシガシと歩き回った。
さすがのエイミーにも疲れが見えてきたかと思いきや、彼女はこれくらいではへばらない。
すぐに肉食系女子のパワーを見せつけられることとなった。

祇園界隈で彼女が見つけたのはホストクラブ。
以前から興味があったらしい。
「初回千円」の垂れ幕を見て、本気で入ろうかと悩んでいる。
やめといたほうがいいじゃない?
ほんとに千円ポッキリかどうかあやしいもんだ。
ホストが英語をしゃべれるかどうかもわからないし。
それに、この男たちはいうほどイケメンか?
奇抜なヘアスタイルとメイクでごまかしているだけにしか見えないんだが。
ええ、そうですよ。
モテない男のひがみですよ。
それにしても驚いた。
女の子でもフーゾクなんかにお金を払おうと思うんだな。
それとも、エイミーが特別なだけなのか?

イケメン・ホストの看板と一緒に写真を撮るエイミー。
なんてうれしそうな顔をしてるんだ。
そんなに俺では不満なのか。
炎天下、身を粉にして君のために尽くしているというのに・・・

でかいパフェのオブジェに吸い寄せられて、ここで休憩することになりました。

この店にはおびただしい種類のパフェがあり、選ぶのにも一苦労。
だが、うれしい悩みだ。

赤道直下の国、シンガポールから来た彼女も、さすがに今日一日でかなり陽に焼けたようだ。
日本の夏をナめるな!

私は甘いものが大好きなのだが、男だけだとこういうパフェは注文しにくい。
だが、女の子と一緒にいれば、大手を振って食べることができる。
ああ、しあわせ。

今日はなかなかハードな一日だったけど、それでも楽しかったよ。
ありがとう、エイミー。