カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

夜の・・・(シンガポール)

カウチサーフィン@シンガポール




無事、メイサンと合流することができた。
すぐにセントーサに向かうのかと思いきや、軽食のお店に立ち寄る。

なぜだ?
早く行かないと、日が暮れてしまうじゃないか。
ビーチでメイサンの水着を拝めなくなっちゃうじゃないかよ!


そんな私の気持ちも知らず、メイサンはひょうひょうと、
「あっ、来たわ」と言う。

来たって、誰が?


そこには、メイサンのお兄さんが立っていた。

ええええええええええ~~~~

お兄さんも一緒に行くの?
そんなの聞いてないよ。

マリーナベイサンズのホテルはどうなったんだよ?
お兄さんの水着姿なんて見たくないよ。


だいたい、なんでお前ら兄妹はそんなに仲がいいんだよ。
俺なんて、中学生以降、妹と一緒に遊びに行った記憶なんてないぞ。

ひょっとしてお前らできてんじゃねえのか?
兄さん、あんたもちょっとは気を効かせろよっ!




海水浴の準備を始める、とても仲のいい兄妹。

ビーチは人影まばら。
年中夏のシンガポールだから、人々はあえて泳ごうという気にはならないのか。
それともただ単に、今日が金曜日だからなのか。




あれ?
なんでメイサンは水着じゃないんだ?

なんのために俺がシンガポールまでやって来たと思ってるんだ?

がっかりだよ!


まあ、そのワンピースも色っぽいから許す。




アジア大陸最南端の碑。
なにげにすごいよな。

思えば遠くに来たもんだ。




沖合には無数のタンカー。
ここは交通の要衝なのだな。




メイサンのお兄さんはとてもいい人ですよ。
でも、できれば彼女と二人きりで来たかったな。

そんな事言っても始まらないか。
こうなりゃやけだ。
えーいっ!








夕食はスカイレストランで。
なかなかオシャレで高級そう。

私ひとりなら絶対にこんな店には入らない。
しかしこの兄妹は、何の躊躇もなく入っていった。

さすがは家族で会社を経営しているだけある。
私とは、住む世界が違うらしい。

いったい予算はどれくらいかかるのだろう。
気になって仕方がない。

まあいいか。
旅も終りだし、有り金全部使ってしまおう。




ここセントーサは、シンガポール随一のエンターテイメント・エリア。
レストランからは、ショーが見えます。

なんだか得した気分になりました。
もちろん、間近で見る方が迫力があっていいのだろうけど。


このレストラン、けっこうなお値段です。
でも、その割にはあまりおいしくない。

シンガポール料理ってこんなものなのかなあ、
と思っていたら、どうやらメイサンも不満そう。
この味は普通じゃないそうです。

そこで、お店の人にクレームをつけることになりました。
最終的にはシェフが謝りに来るほどの、ちょっとした騒動となりました。

交渉にあたったのは、メイサン。
彼女の態度はけっして横柄ではなく、それでいて毅然としています。

彼女は私よりもはるかに年下なのに、とてもしっかりしています。

いいなあ。
こういう嫁さん欲しいなあ。





クラゲのイルミネーション。
さすがは、南国。




振り返るメイサン。

やばい。
後ろから彼女のお尻を眺めていたのがバレたか?




おそらくここは、グエル公園を模したのでしょう。
またスペインに行きたくなってきた。
今度はヨーロッパかな。




「夜の」マーライオン。
マリーナ・ベイにあるのとは、少し趣が異なります。

なんとなく邪悪な印象があります。






将来、この人のことを「お義兄さん」と呼ばなければならないのかと思うと、
なんだか憂鬱になってきました。




次にメイサンが連れてきてくれたのは・・・

なんと、ここは「ラッフルズ・ホテル」ではありませんか。
私のような無粋な男が来る場所じゃありません。

ドレスコードとかは無いのだろうか。




ラッフルズ・ホテルと言えば、「ロング・バー」!
だそうです。
私は知らなかったけど。

ここはシンガポールでも1,2を争う由緒ある名門バーだとか。

うわあ。
場違いな場所に来ちゃったよ、俺。




ロング・バーと言えば、カクテル「シンガポール・スリング」発祥の地!
なんだそうです。
私は知らなかったけど。




さっそくシンガポール・スリングを試してみました。

ところが!
このカクテル、1杯2000円ほどもするんですね。
高い。

普段、お酒を飲まない私にとって、カクテルなんてどれも同じ。
200円ので十分です。


でもまあ、いい記念になりました。
お店の雰囲気もいいですしね。
ピアノの生演奏なんかも聞けたりします。




メイサン、シンガポール最後の夜を君と過ごすことができて、本当に幸せだったよ。ありがとう。
この瞬間が、東南アジア旅行のハイライト。
今夜のことは、一生忘れられない思い出となるだろう。


しかも、お兄さんまで一緒!
うれし過ぎて涙が出てくるよ。




彼女たちはさらに別のお店に連れて行ってくれました。

この料理もシンガポール名物なのだそうです。
名前は忘れましたが。

正直言って、もうお腹いっぱいです。

でも、明日の夜には日本へ帰らなくてはなりません。
今 食べとかないと、後で後悔するぞー。




メイサンの家に帰り、いざ寝ようとしたら、

「着替えるから 出てって」


そりゃそうだけどさあ、
一緒の部屋に寝てるのに、なんか変な感じ。

なんだかんだで、メイサンの部屋で過ごすのも今夜で最後か。
名残惜しいな。




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決戦は金曜日(シンガポール)

シンガポールでカウチサーフィン(CouchSurfing)



メイサンは仕事で忙しいので、今日は一人でシンガポール観光。
とはいえ、シンガポールはこれで3度目なので、特に見たいものがあるわけでもない。

メイサンに会いたいがためにやって来たというのに、これではなんの意味もないではないか。
まあ、愚痴を言っても仕方がない。

せっかく異国の地にいるのだから、思う存分楽しむことにしよう。
それに、午後からはメイサンと合流することだし。


あれ?
そういえば、マリーナベイサンズのホテル宿泊券の話はどうなったんだろう?

明日の深夜には、日本に向けて発たなければならない。
とすれば、今夜がシンガポール最後の夜となる。

手抜かりは許されない。
ちょっと下見に行っとくか。
ちょうどマーライオンも見たかったことだし。




ん?
なんだあれは?




なーにが、「マーライオンは休暇中!」だ。
シンガポールからマーライオンを取ったら、メイサンしか残らないじゃないかよ。

工事なら夜にやれ!
炎天下をフラフラになりながら歩いてきたこっちの身にもなれってんだ。




マリーナベイサンズが遠くに見える。
こんな高級ホテルに泊ったことなんて、これまでの人生で一度も無い。
いったい一泊いくらくらいするのだろう。




エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ

現地の人は「ドリアン」と呼んでいる。


ドリアンといえば、なぜこれが「果物の王様」といわれているのか、いまだにわからない。
においだけでなく、味も吐き気をもよおす。

私は3度挑戦したが、3回とも一口以上食べることができなかった。
私にとっては、「果物の大魔王」だ。




おとといまでベトナムにいた私は、シンガポールに来てからというもの、ずっと違和感を抱いていた。
街がとても静かなのだ。

車のクラクションの音がまるで聞こえない。
バイクもほとんど走っていない。
信号や横断歩道が整備されている。


私が道路を横断しようとしたところ、向こうから車がやって来たので、止まって待つことにした。

するとその車は、横断歩道の手前で停車し、私を先に渡らせてくれた。

驚いたし、戸惑ってしまった。
日本やヨーロッパではさして珍しくもない光景だが、ベトナムではこんなことは絶対にありえないからだ。

シンガポールというのは先進国なのだな、と感心するとともに、
3か月におよぶ私の東南アジアの旅も、ついに終りの時が来たのだということを実感させられた。


なんだかさびしいな。

あんなに嫌だったはずの東南アジアの混沌と無秩序が、
今ではすっかり私の体に染みついてしまっているらしい。






シティ・ホールと最高裁判所は工事中で見学不可。
ツイてない




セント・アンドリュース教会




チャイムス。

ここはメイサンのお気に入りらしい。




ラッフルズ・ホテル。


シンガポールには、イギリス統治時代の面影をしのばせる建物がたくさんある。
街全体がおしゃれで、南国の陽光も相まって、とてもすがすがしい。

しかし、清潔すぎる。

どうも私には猥雑な東南アジアが性に合っているようだ。
日本に帰りたくないな。




戦争記念公園。

何を記念しているのかというと、第二次世界大戦後、日本からの解放だ。
この塔には、「日本占領時期死難人民記念碑」というおどろおどろしい名前がつけられている。


メイサンは子供のころ学校で、
「日本軍は、ただ楽しみのためだけに罪の無い人々を殺戮する、とても残虐な集団」
というふうに習ったそうだ。

だから、正直言って、日本人に対してあまりいい印象を持っていなかったらしい。

私と出会うまでは。


そうか。
私という人間は、彼女の固定観念を覆すほど高潔で、仁徳のある人物だったのか。


「違うわよ。
あなたを見て思ったの。
我がシンガポール軍が、こんなへなちょこに負けるわけがない、って。」

「へなちょこ」って・・・



そういえば、いつの頃からかメイサンは私のことを(ドラえもんに出てくる)「のび太」と呼ぶようになった。

そりゃあ、のび太が何人束になって襲ってきたとしても、負ける気がしないわな。







シンガポールには伊勢丹や高島屋など、日本の企業が数多く進出しています。
また、日本食レストランの人気も高いらしい。

神戸牛などは日本でも高いのに、シンガポールではさらに高値となっています。
そのため、一般庶民には「日本食=高級」という感覚もあるとか。




一方で、こういう庶民向けの日本食屋も人気。




またひとつ、日本という国が誤解されたような気がする。




シンガポール市内を巡る、ツアーバス(ボート?)










今夜の下見も兼ねて、マリーナベイサンズに向かう。
それにしても大きい。

こんな立派なホテルに、私みたいなのが泊ってもいいのだろうか。




ショッピングモールの中はとても広々としている。
たくさんの人がいるはずなのに、混雑さを感じさせない。

ここはできてまだ間がないのだろうか。
何もかもがピカピカで、清潔感にあふれている。

とても居心地がいい。




なんと、スケートリンクまである。

これはいい。
メイサンを誘おう。

こう見えても私はスケートやスキーが得意なのだ。
南国育ちのメイサンはきっとスケートが苦手だろう。

いじめてやれ!




これはきっと、イタリアのヴェネツィアを模したのだろう。
デートコースにはもってこいだ。

メイサンのすすめで、カジノにも足を運んだのだが、どうも私の性には合わなかった。




せっかくマリーナベイサンズに来たのだから、全フロアを見てやろうと歩き回ったのだが、ここは巨大すぎる。
疲れてしまった。

ベンチに座って休憩していると、メイサンからの電話が鳴った。
私の携帯だと国際通話料がかかってしまうので、彼女の会社で使っている業務用の電話を借りている。

ちなみに地下鉄とバスの乗り放題パスも借りている。
会社を経営しているメイサン家は太っ腹なのだ。


「今 どこ?」

MBS。

「天気があまり良くないけど、それでもセントーサに行きたい?」

せっかくの機会だから、ぜひ行きたい。
(本音を言うと、日本に帰る前にもう一度メイサンの水着姿が見たい。)


「わかったわ。
私、今、仕事で外にいるの。
今日はもう会社には帰らないから、ここまで来てくれる?」

メイサンはそう言って、MRTでの行き方を説明してくれた。

「あの、メイサン。
今夜、マリーナベイサンズのホテルに行くっていう話なんだけど・・・」

と私が言いかけたところで、彼女は一方的に電話を切ってしまった。



今、わざと途中で切らなかったかい、メイサン?



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シンガポールと言えば・・・

シンガポールでカウチサーフィン(CouchSurfing)


空港の手荷物検査で、予想外に時間を食ってしまった。

私の荷物をエックス線検査していた係官が、
「何か武器持ってる?」
と聞いてきた。

武器なんて持ってるわけないじゃん。
しかし係官は私の言うことなど気に掛けず、何度もスキャンしなおす。

なんだ?
いったい何を疑ってるんだ?

もちろん、武器なんて持ち歩いている覚えはありません。
やましいことは何もないはずなのですが、係官はしつように私の荷物をチェックしています。

リュックの中身を検めていた係官が、何かを取り出しました。

あっ!!!




すっかり忘れてた。
ベトナムのケソン基地跡で、銃弾を買ったんだった。


「いや、でもそれはおみやげ用のレプリカで・・・」
と説明しようとしたのですが、係官はまったく取り合ってくれませんでした。

もちろん没収です。
あーあ、せっかく買ったのに。

まあ、逮捕されなかっただけマシかな。
なにせシンガポールは、麻薬の密輸が発覚したら死刑になる国ですから。


それにしても、あんな小さな銃弾を見つけるとは。
空港の手荷物検査って、けっこう真面目にやってるんだな。





チャンギ空港まで迎えに来てくれたメイサン。
いつも悪いねえ。

さっそくベトナムで買った帽子をかぶせてみました。
かわいいなあ。
何を着ても似合うね、メイサン。


メイサンの第一声は、
「マサト、やせた?」
でした。

そう言われてみれば、たしかに痩せたかもしれません。
2か月前にシンガポールを出てから、それはもういろんなことがありましたから。

思い荷物を担いで、暑くて蒸し暑い東南アジアをウロウロ歩き回ったのです。
いい減量になりました。




メイサンの家に着くと、おうちの人はカラオケ大会の真っ最中。
自宅で、しかも家族でカラオケとは、さすがはメイサンの両親。

ん? 待てよ。
これだけ騒がしければ、メイサンの部屋で多少の物音がしても、両親に聞かれる心配はないな。

これは

チャンスだ!


私が部屋のドアを閉めようとしたところ、
メイサンは非情にも、

「あっ、ドアは開けといて。」


メイサン、君は俺の心が読めるのか?!








シンガポールと言えば、高層住宅群。
ほとんどのマンションにはベランダが無いので、窓から突き出た物干し竿に洗濯物を干します。

高層建築物からニョッキリ突き出た無数のポールに、色とりどりの洗濯物がはためく姿は、
シンガポールの住宅事情を説明する写真などでおなじみのものですね。

シンガポールを訪れるのもこれで3度目。
すっかりシンガポーリアンになったつもりの私も、窓の外に洗濯物を干してみることにしました。

メイサンの家は、かなり高層階にあります。
下を見ると、目がくらみそう。

高所恐怖症の人はシンガポールに住めないな。






このように、基本的に洗濯物は窓の外に干すのですが、
やはり女性の下着などはそうもいきません。

そのため、部屋の中にも物干しスペースがあります。
人の目に触れさせたくない物や、風にあおられそうな物はここに干すんですね。

そこで私もそれにならって、いくつかの洗濯物を家の中の物干しスペースに吊るすことにしました。
もちろん、メイサンの下着のとなりに。

洗濯物をならべて干すなんて、なんだか同棲してるみたいでドキドキするなあ。
こうやって二人の距離は、どんどんと縮まっていくんだね。





翌日、乾いた洗濯物を回収に行くと、
私の下着だけ床にはたき落とされていました。


メイサン、どうして・・・?





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孤独のハロン湾(ベトナム)



看板には、「リアル・シン カフェ」の文字。
この店は正真正銘、ニセモノですが。




ハロン湾クルーズに、いざ出発。
港は遊覧船で埋め尽くされています。

やっぱり人気あるんだなあ。
さすがは世界遺産。




乗客はほとんどが欧米人観光客。
現地で調べて、最安値のツアーを選んだらこうなりました。

ガイドブックに広告を出している、日系の旅行会社のツアーはどうしてあんなに高いんでしょうかね。
日本語を話す添乗員付きのツアーの料金なんて、ほとんどぼったくりでしょう。




私の選んだツアーには、食事がついていました。
みんなでテーブルを囲んで和気あいあい。

と言いたいのですが、テーブルによって当たり外れがあったようです。
どうやら私は貧乏くじを引いたもよう。

なんだか不機嫌そうな人たちばかりで、会話がほとんどありません。
欧米人がみんなフレンドリーとは限らないんですね。

カウチサーフィンを通じて出会った人たちは、ほとんどみんないい人だったのに・・・


気まずい雰囲気の中で、食事をシェアしても、ちっともおいしくありません。
これならまだ一人で食べてた方がましだな。




奇岩ぞろいのハロン湾の中でも、最も有名な香炉島。
もっと大きいのかと思ってましたが、それほどでもありませんでした。




ベトナムのお札の絵柄にもなっている香炉島。
しかし、お札に描かれているジャンク船は一艘も見かけませんでした。

ガイドブックの写真には必ず登場するのに。
運が悪かったのかな。








私たちの乗った船は、この水上集落で一休み。
ガイドブックによると、ここはどうやら養魚場のようです。

しかし、魚を売ってるわけでもないし、シーフードレストランも見当たりません。




かなり長い間、ここに船は止まるので、景色を眺めてるだけでは間が持ちません。
買い物をするか、オプションのツアーに参加するか・・・




カヤックに乗るという選択肢もあったのですが、ゆっくりと景色を眺めたかったので、
手漕ぎボートでの遊覧を選びました。

私の乗り込んだボートにいたのは、ベトナム人観光客ばかり。
私がアジア人だから、このグループに放り込まれたのでしょうが、
彼らはベトナム語で話します。
もちろん、何を言っているかわかりません。

話の輪に加わることもできず、一人しょんぼりと海を眺めるはめに。
これなら英語を話す欧米人たちと一緒の方がよかったな。

今回のハロン湾ツアーは、孤独なものとなってしまいました。




手漕ぎボートは小さな洞窟の入り口を目指します。




この洞窟を潜り抜けると・・・




そこには別世界が広がっていました。

断崖に囲まれて、とても静か。
波も穏やかです。








このハロン湾、とても風光明媚なのですが、海で泳ごうという気にはなりません。
水はにごってるし、大きなクラゲがうようよ。








手漕ぎボートでは、傘を貸してくれます。
日差しが強すぎて、炎天下にいるとすぐに熱射病になってしまいそうです。








クルーズ船は、鍾乳洞にも立ち寄ります。
ライトアップされてきれいだけど、ちょっと不自然な気がしました。

普通、鍾乳洞の中というのは冷んやりとしているものですが、ここは違います。
直射日光が無い分、外よりはマシですが、それでもかない暑い。
そのうえ湿度はおそろしく高い。

少し歩き回っただけで、じっとりと汗をかいてしまいました。

まあ、東南アジアだからね。
仕方ないか。






クルーズ船は港へと帰路につきます。
この美しい景色ともついにお別れ。

にぎやかだった欧米人たちも、さすがに今は静かにたそがれております。




さりげなく「世界遺産マーク」の看板が掲げられています。

いや、全然さりげなくないな。




ハノイに到着して、夕食を食べたら真っ暗になってしまいました。
ホアンキエム湖周辺は、夕涼みをする人たちでいっぱいです。
全然涼しくないけど。


ベトナムで過ごす夜も今夜が最後か。

いろいろあったけど、やっぱり楽しかった。
もっとゆっくりしたかったな。




ハノイでのカウチサーフィンのホスト、ヴァン。
彼ら夫婦は共働きで、とても忙しそう。

おまけに私は朝から晩まで観光にいそしんでいたため、
彼らと一緒に食事すらしませんでした。

まさに、「寝に帰るだけ」となってしまった今回のカウチサーフィン。
こういう使い方はしたくなかった。
反省しております。




ヴァンの息子。

私にあてがわれた部屋は、普段は彼のものらしい。
そのせいか、しょっちゅう彼が部屋に入ってくる。

いきなりやってきて、彼の部屋を占領した私のことを、
いったいどんなふうに見ていたのだろう。



___________________________


ベトナムともついにお別れの時がやってきました。
明日にはシンガポール、そしてその後は懐かしの日本です。


シンガポールにはすでに2度訪れているので、1泊するだけの予定でした。
もちろん、メイサンの家に泊ります。

スカイプで彼女に確認すると、

「あら、マサト。
シンガポールには1泊だけなの。
週末までいれば、セントーサに連れて行ってあげるのに。」

セントーサというのは、シンガポールのレジャーエリアです。
そういう場所にはあまり興味はないのですが、メイサンが一緒に来てくれるのなら話は別です。

しかも、彼女はマリーナベイサンズにあるホテルの宿泊券も持ってるとか。

怖くて聞けなかったけど、そのホテルに泊るのは俺だけ?
それともメイサンも一緒???


とにかく日程を変更しました。
シンガポールにはもう一泊します。

ジェットスターの航空運賃は確かに安いけど、それ以外の部分でいろいろと金をむしり取られます。
日程を変更したら、けっこうな金額の手数料をとられました。

でも、メイサンと高級ホテルに泊れるのなら安いもんだ。

しまった。
晩飯にすっぽん食っときゃよかった。





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シンカフェ(ハノイ、ベトナム)

ハノイ(ベトナム)でカウチサーフィン(CouchSurfing)




ハノイの旧市街。
雑多な街並みが、ある意味、とてもベトナムらしい。

この街を歩いていると、東南アジアに渦巻く熱狂の波に飲み込まれそうな感覚をおぼえます。





(シン ツーリスト)


(シン カフェ)


(シン ツーリスト)


(シンカフェ ツーリスト)


(シンカフェ)

この地区では、「シン カフェ」とか「シン ツーリスト」といった看板をかかげた店をよく見かけます。

その昔、シンカフェという旅行会社があり、外国人旅行者に大変人気がありました。
そこで他の店もこぞって名前をシンカフェに変更したのだそうです。
紛らわしいったらありゃしない。

彼らには自分の商売に対するプライドはないのだろうか。




「俺は絶対にニセモノを利用したりはしないぞ。」

そう意気込んで、看板ではなく住所を頼りに「本物の」シンカフェを探し当てました。
この店の看板にはデカデカと、
「うちこそが正真正銘のシンカフェですっ!」
と書いてあります。

その派手さがなんとなくうさんくさい。

ハーロン湾のクルーズと水上人形劇のチケットを手配した後、
もらった領収書を確認してみると、ガイドブックに載ってる本物のシンカフェとは異なる電話番号。

おかしいな。
ちゃんと住所を確認したはずなのに。

よく見ると、住所の番地が1つ、本物のとは異なっています。
本物のシンカフェは隣の店でした。

やられた。
もうすでに料金は払ってしまっているので、今さら「返せ」とは言いづらい状況です。

まあいいか。
料金は相場並みだったし、実害がなければどこでもいいや。

実害はありました。




水上人形劇のチケットを劇場の窓口に買いに行ったところ、早い時間の公演の分はすでに売り切れ。
最終の公演分しか残っていません。

そこでこのニセ「シンカフェ」に問い合わせたところ、「早い時間の公演も手配できる」とのこと。
窓口で直接買うより割高になりますが、ハノイではカウチサーフィンを利用するので、
あまり遅くに帰宅するという事態は避けたかったのです。

ところが、チケットを受け取りに行くと、
「ごめん。売り切れてた」
と簡単に言ってくれます。

私が文句を言うと、
「人形劇見る前に晩御飯でも食べてりゃいいじゃない。先に食べるか、後にするか。どっちでも一緒でしょ。」
と謝罪の一言もなし。

なんであんたに晩飯のスケジュールまで指図されなきゃならないんだよ。
ベトナムでは、接客業に対する考え方が、日本とは根本的に違うようです。





水上人形劇場の前に、パトカーに先導された高級車が横付けされました。
どうやらVIPも鑑賞しに来たようです。

さすがはハノイを代表する一大エンターテイメント。




水上人形劇の舞台(開演前)




私の席は前から2列目。
代理店を通してチケットを購入したメリットはあったのかもしれません。

ただ、私の前には大柄な欧米人がいたため、写真を撮ろうとすると、どうしても彼の頭が写ってしまいます。

ちなみに隣は日本人のツアー客でした。
どうやら、前の方の席は、旅行代理店が買い占めてるみたいですね。




楽器や歌は、すべて生演奏。




「人形劇」と言うくらいだから、もっと子供だましかと思っていたのですが、なかなか楽しめました。
ベトナム語なので、何を言ってるのかはわかりませんが、それでも満足できる内容です。

人形の動きがとても滑らかで、あそこまで習熟するのにはかなりの訓練が必要なはず。
いったいどういう仕組みで人形たちは動いているんだろう?
と思って目をこらして水面を見ていたのですが、ワイヤーや棒のような物は見えませんでした。











公演が終わったのは夜遅く。
それでもホアンキエム湖の周辺は大勢の人でごった返しています。

この周辺は早朝でも、たくさんの人を見かけます。
ウォーキングや体操、太極拳など。

いったいベトナム人はいつ寝てるんだ?


昼間のこともあったので、バイクではなく普通のタクシーを使うことにしました。
しかし、ベトナムには質の悪いタクシーも多いそうなので、ガイドブックに載っている、信用のおけるタクシー会社の車を探すことにします。

が、これが思いのほか難しい。
道をフラフラ歩いていると、あちこちから声がかかります。

「タクシー?」
声をかけてくるのは、うさんくさそうな男ばかり。

車体に書いてある会社のロゴは、有名なタクシー会社に似せて作られたまがい物。
こいつら絶対、メーターに細工してるよな。



ハノイでお世話になるカウチサーフィンのホスト宅は、中心部から少し離れたところにあります。
彼らの家に着いたのは、夜遅く。

小さな子供のいる家庭で、夫婦共働きなので、夜は早いです。
私が帰宅したとき、彼らはすでに寝ていました。

ごめんなさい。

こういうカウチサーフィンの利用の仕方はしたくありませんでした。
ただ寝に帰るだけ、というのは、ホストに対してあまりにも失礼です。

しかし、ハノイには見所がたくさんあり、ついつい早朝から深夜まで遊び歩いてしまいます。
ホストのことはそっちのけで。


私が京都でホストをしていた時、私の家をホテル代わりにするカウチサーファーに対して腹を立てていました。
しかし、今私は彼らとまったく同じことをしている。

猛省せねば。

でも、でも、仕方ないじゃないか、ベトナムはとても楽しいところなんだから。
みんなハノイが悪いんやー!


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路地裏の正念場(ハノイ、ベトナム)

ハノイ(ベトナムでカウチサーフィン)



ホーチミン廟を見学するために行列を作る観光客たち。

ここは「半ズボンはダメ」、「カメラや手荷物の持ち込み禁止」など、いろいろと制約の多い所だ。
特におもしろい物があるわけでもなく、わざわざ並んでまで見る価値は無いと思う。

まあ無料だし、ハノイを代表する観光名所だから一応寄っとこうかね。








ホーチミン廟の前で記念撮影をする観光客。
これってもしかして「カンナムスタイル」?




同じくホーチミン廟の前で、アオザイを着た女性の一群に遭遇。
何かのイベントかと思ったのですが、どうも観光客っぽい。

「あれは何?」とバイクタクシーの運ちゃんに聞いてみたのですが、
彼も知らない模様。
役立たずめ。




ベトナムといえば、やはり「アオザイ」

ベトナムの学校の制服はアオザイなので、本来ならいたる所で見れるはずなのですが、
残念なことに今は夏休み期間。

なので半分あきらめかけていたのですが、これにてミッションクリア!




この暑いのに長袖で、しかもピッチリ肌に吸いつくアオザイって大変そう・・・

まあ、男性陣にとっては目の保養になるからいいんですけどね。




この男がバイクタクシーの運転手。
ハノイに行く予定がある人は、この写真をよーく見ておいてください。
だいたいいつもハノイB駅のあたりで客を探してます。

ハノイ観光における、要注意人物!
この男については、後ほど詳述します。




ベトナム軍事歴史博物館にある国旗掲揚塔。




撃墜されたアメリカ軍の戦闘機の残骸で作られたオブジェ。






これこれ。
これが見たかったんです。

サイゴン陥落の時に統一会堂に突入した戦車。
本物だー。








ホアロー収容所にも行ってきました。

ここは、アメリカの大統領候補にもなったマケイン議員が捕虜として収容されていたことで有名になりましたよね。







狭くておどろおどろしい通路が、いかにも収容所っぽくていいね。




囚人の気分を味わってみました。




足にこんなのはめられてちゃ、寝返りもうてないや。




市劇場。
ベトナムには、ところどころにフランス風の古い建造物があって、ハッとさせられます。




玉山祠へと続く棲旭橋。
ホアンキエム湖周辺は、朝はウォーキングや体操をしている人たち、
昼間と夜は観光客で、
一日中にぎわっています。








バイク運転手とその一味から退避するため、このカフェに逃げ込みました(後述)。




この男には、ほんとにイライラさせられっぱなしでした。
気安く肩なんか組んでんじゃねえっ!




空軍博物館。

ついに堪忍袋の緒が切れた私は、バイクの運転手を解任しました。
お前なんかクビだっ!
失せろっ!!!

しかし、ここからハノイ中心部まではかなりの距離があります。
このあたりは観光地ではないので、バイクタクシーを捕まえるのにも一苦労。
彼をクビにしたことをちょっと後悔しました。












勝ち誇ったように立つベトナム空軍パイロットの像。
その後ろには、撃墜された米軍戦闘機の残骸。

よほどうれしかったんだろうな。




「われわれには、こんなにたくさんの同胞がいる」

無理して強がっているようにしか見えません。
地球上には何百カ国もの国家があるというのに、現在、社会主義国家はこれだけ。

まるで、大勢で少数派をいじめているみたいだ。




ベトナムにはあちこちに軍事博物館があります。
でも、展示されているのは旧式の東側兵器ばかり。

ハリウッド映画なんかに出てくる、最新式の西側兵器が好きな人には物足りないかもしれません。




アオザイを売っているお店。

このマネキン、ヨーロッパ人じゃない?
なんか違和感がある・・・




文廟(孔子廟)。
その名の通り、孔子が祀られているらしい。


あまり興味はなかったのだが、
「街の雑踏から離れ、とても静かだ」
とガイドブックに書いてあったので、ちょっと休憩しようと思い、来てみた。

が、境内は観光客だらけで騒々しい。
街中の方がまだ落ち着ける。








この建物、どこかで見たことあるな、と思っていたら、
ベトナムのお札の絵柄になってるんですね。




この亀の頭をなでると、頭がよくなるらしい。
みんなが触るもんだから、頭の部分だけ変色してる。

そう言われてもねえ。
こんな頭の悪そうなカメに言われても説得力ないよ。




ずらりと並んだカメさんたち。
「なでて、なでて」




極めつけは黄金の亀。
どうせ触るんならこっちの方が御利益がありそう。






一柱寺。

ここはホーチミン廟のすぐ近くなのだが、最初のガイドは連れて行ってくれなかった。
新たに雇ったバイクドライバーはなかなかのやり手で、「ここはぜひ見ておくべきだ」と連れてきてくれた。




タンロン遺跡。

ここに到着したとき、すでに夕方だったので閉門していた。

が、私のガイドはここの係員と顔見知りらしく、特別に中に入れてもらった。

世界遺産にもなっている、ハノイを代表する観光スポット、タンロン遺跡。
本来なら観光客でごったがえしているはずの場所を、貸切状態で楽しむことができた。

ベトナムのように観光名所が多い所を効率的に回るには、腕の良いガイドが不可欠。
ガイドの質の良し悪しで、その日の観光が天と地ほどの差になる。
ガイドに払う金を出し惜しみしてはいけない。

といっても、このガイド、最初に雇ったバイクタクシーの運転手よりも値段はリーズナブル。

ベトナムをはじめ、東南アジアでは物の値段はあってなきが如し。
人を見る目と交渉力が大事なのだと、あらためて気付かされた。












________________________________________________


日本ではタクシーなんてほとんど利用しない私だが、
東南アジアでは毎日のように使っている。

と言っても車ではなく、バイクのタクシーだ。

交通インフラが整っていないので、他に手段がない場合もあるし、
なにより、待ち時間なしで、自分の行きたい所に自由に行けるのがうれしい。

値段もそれほど高くない。

ただし、交渉次第。


ハノイに戻ってきて最初に雇ったバイクタクシーのドライバーは最悪だった。


ハノイB駅でガイドブックとにらめっこしてる時に、彼の方から私に声をかけてきた。
英語はできないようだが、おとなしそうな性格だ。

それに、頭も悪そう(失礼!)だったので、簡単に丸めこめると判断して、彼を雇うことにした。


確かに彼は頭が悪かった。

たとえ英語がわからないことを差し引いて考えたとしても、
こちらの意図するところを全く理解しようとないのだ。

だからなかなか意思の疎通がはかれない。
こちらの言わんとしていることが、きちんと相手に伝わっているのか不安になる。


ガイドブックの写真を見せて、
「こことここと、それとここに行きたい」
ということは、なんとかわかってくれたようだ。

しかし、まだ不安はある。
彼の提示する金額が、相場より大幅に安いのだ。

そんなことはベトナムではありえない。

「これだけ全部まわって、すべてコミでこの値段だよ。わかってる?
それ以上は払わないよ。」
と何度も念を押す。

彼は「わかった、わかった。」と言うが怪しい。



そして、やはりわかっていなかった。
後から後から、どんどんと追加料金を請求してくるのだ。

「あんたが見学している間、俺は外で待っていたんだから、その分の料金も欲しい。」
「カメラのシャッターを押してやったんだから金をくれ。」
「ガイド料は別料金だ。」

「これはトータルの値段だよ」と、あれほど念を押して確認したのに・・・


彼がバイクを止めて、
「この建物、いいだろう? 写真、写真!」

と言うので、バイクを降りて写真を撮ったら、さらに追加料金を請求された。

なんで建物の写真を撮ったらお前に金を払わにゃならんのだ。
ここはお前の家か?


これはだめだ。
最初に取り決めた値段以上のお金は払わない、ということを
しっかりと彼にわからせなければならない。


確かに、最初に取り決めた料金は相場に照らしても安すぎた。
だから相場並みの料金をこちらから彼に提示する。

だが彼は納得しない。
この男は頭が悪いだけでなく、強欲なのだ。
ろくにサービスもできないくせに。



ベトナムでCouchSurfing

ハノイでカウチサーフィン


それからしばらく、延々と料金交渉が続く。
貴重なベトナムでの時間を、なんでこんなことに費やさなければならないのだろう。

まったく不毛な時間だ。



また後でモメるのは嫌だったので、紙に書いて残すようにした。
それも、彼自身の手で書かせるようにした。

ここまですれば、後からゴネることもないだろう。


私の提示した金額に、彼は納得していないようだったが、
相場以上の値段を払う気は私には毛頭なかった。

この男は、外国人相手の交渉の経験はないらしく、
私のペースで話し合いは進んだ。

ようやく交渉がまとまった。
彼もしぶしぶ納得したようだ。

まだ憮然としてはいるが。


ようやくバイクは動き出し、目的地に向かう。
バイクは車と違い小回りがきくので、いったん動き出せばあとはスムーズだ。

運転手は小さな路地に入る。
人が一人歩けるだけの幅しかない、ほんとに狭い路地だ。
きっと抜け道なのだろう。


が、違った。

彼は貧民街のど真ん中にバイクを止める。
朽ちかけた家の軒下には、男たちが数人たむろしている。
上半身裸の男もいる。

目つきは鋭く、肩から背中には入れ墨が彫ってある。
どう見ても、こいつらは堅気の人間ではない。

足が震えた。

バイクタクシーの運転手は、
「この日本人野郎が金を払いやがらねえんだよ」
というような事を男たちに説明している。


「あぁ?!」

彼の話を聞き終えた男たちは、人相の悪い目つきで私をにらみつけている。
今にも腰を浮かせて、こちらにやって来そうな勢いだ。

冷や汗が流れる。
背中が寒くなってきた。

まずいぞ。
逃げなきゃ。

「お、俺、腹が減ったから表通りの食堂でなんか食ってくるわ。」

私はそう言って、箸で食べ物をすする仕草をして見せる。
英語がわからなくても、これで意味は通じるはずだ。

彼らに背を向けて、もと来た道をゆっくりと戻る。
おどおどしてはいけない。
ビビってることを奴らに悟られてはいけない。

こんな裏通りの狭い路地に、警察の目は届かない。
外国人観光客もやって来ない。

今、ここで私の身に何かあっても、誰も気づくことはない。
そう考えると、とても恐ろしくなった。

表通りからこのスラム街までは、バイクではあっという間だった。
だが、バイクと徒歩とでは勝手が違う。
歩いても歩いてもなかなか大通りは見えてこない。

奴らは追いかけてくるだろうか?
武器は持ってなかったみたいだから、後ろから撃たれるなんてことはないだろう。

奴らがこちらに向かってくるそぶりを見せれば、全速力で走ろう。

心臓がバクバク鳴って、痛い。
息が苦しい。

でも、大きく音を立てて呼吸をしたらダメだ。
それがきっかけとなって、あいつらが追いかけてくる。

しまった。
日本を出てからずっとジョギングしてない。

奴らより速く走れるだろうか?
いや、走らねば。








表通りを、たくさんのバイクが走り去る。
それを眺めながら、私はカフェでチェーを飲んでいた。

例のバイク運転手が、私の向かいの席に座る。
まるで、何事もなかったかのように。

彼はジュースを注文した。

その男とカフェにしばらくいたのだが、何をしていたのか忘れてしまった。
きっと、何もせずにボーっとしていたのだろう。



本来なら、こんな運転手とは即刻別れるべきだ。

だが、一日分の料金ということで交渉しているので、
途中で解約しても彼は全額を請求してくるだろう。

またあの不毛な料金交渉をするのはごめんだ。



最初に決めた場所を全て回り、最後の空軍博物館に着いたところで彼を解雇した。
彼は「ここで待ってる」と言ったが、強引にお金を渡して引き取ってもらう。

ここからカウチサーフィンのホストの家まではかなりの距離がある。
バイクタクシーの運転手はそのことを知っているので、もうひと稼ぎしたいのだろう。

だが、まだ時間はある。
私はもっといろんな場所を見て回りたい。

ただし、お前とは別のバイクで!



東南アジアでは、バイクタクシーは安価で便利な乗り物だ。

しかし、タイなどの一部の国を除いて、バイクタクシーを始めるのに登録も許可も必要ない。
バイクさえあれば、誰でもすぐに始めることができる。

だから当然、質の悪いドライバーも多数いる。
利用する場合には、気をつけた方がいいだろう。


「危なくなったら、すぐに飛び下りればいいじゃん」

確かにその通り。

しかし、彼らはアッという間に狭い路地に入り込める。
いったん裏通りに入ってしまえば、そこはもう彼らのテリトリー。

外部からは見えない。



今回私が遭遇したバイクドライバーはまだ新米のようだった。
だが、今頃は経験を積んで、狡猾になっているだろう。




ハノイで不愉快な思いがしたければ、この男のバイクに乗ってみてください。
刺激的な経験ができるかもしれませんよ。


テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

ベトナムの強さの秘密(バックハー、ラオカイ)



グエンの友達がバックマー寺を案内してくれました。
どうやら英語の練習がしたいようです。

しかし、私のバックハーでの目的は花モン族のみ。
こんな小さなお寺には、あまり興味ありません。

なので、彼の説明も上の空。
ごめんね。






中国との国境に近いこともあってか、このお寺もかなり中国の影響を受けているように見受けられます。




バックハーからラオカイまではバスを利用しました。
ツアーバスではなく、地元のローカルバスです。

座席は歪んでいるし、冷房なんてもちろんありません。
でも、なんだか気分がうきうきしている自分がいます。
これまでの経験からいって、こういうオンボロバスの方がおもしろい経験ができるんだよね。

このバスには、出稼ぎ労働者や行商人やらが乗り込んでいるらしく、通路にまで荷物があふれかえっています。
足の踏み場もありません。

しかし、これらを乗り越えていかなければ座席にたどりつけないのです。

ぐにゅ

何か柔らかいものを踏みつけてしまいました。

プギィーイイイイイイイイイイ

どうやら私は、子豚の詰まった袋を踏んでしまったようです。

プギィー、プギィー、プギィー!!!!

バスの中を子豚の絶叫が響き渡ります。

あわわわ。
中に豚が入ってるなんて知らなかったんだよー。

その後もしばらく子ブタちゃんは鳴き続けていましたが、だんだんと鳴き声が小さくなっていきます。

プギー、 プギー、プ・・・

突然おとずれた静寂。

その瞬間、前の方に座っていたベトナム人たちが一斉に振り返り、非難がましい目で私を見ます。

お、俺のせいじゃないぞ。
中に小ブタが入っていたなんて知らなかったんだよ。
ほんとにごめんよー。


やわらかいものを踏んづけた時の感触は、まだはっきりと足に残っています。
こりゃしばらく豚キムチ丼も肉まんも食べれないな。

他の乗客の冷たい視線を肌で感じ、なんとも居心地の悪いバスの旅とあいなりました。






ラオカイは国境の街です。
この橋を渡れば、そこはもう中国。

うう。行きたい!
手の届くところに中国があるというのに、行かずにいれるかっ。

でも、中国は広大な国だ。
別の機会に、じっくりと時間をかけて回ろう。

今日のところはがまんじゃ。








あともう少しでラオカイ駅、というところで、渋滞につかまってしまいました。

渋滞?
こんな田舎の街で?

ふと路面を見ると、血が流れています。

それは何かに引きずられたようで、最初は赤い液体だったものが、
だんだんとドロドロとした物質に変わっていきます。

これはただの血液じゃない。

その先に目をやると、なんともおぞましいものを見てしまいました。


バイクと衝突したトラックは、運転手を車体の下に巻き込んだまま走り続けたのでしょう。

見たくないはずなのに、まばたきすらできませんでした。



私は日本では、死人がでるような交通事故を見たことはありません。
ところが、東南アジアの旅行中に2度もその現場に遭遇してしまいました。

きっとここでは頻繁に発生しているのでしょう。


ベトナムに限らず、東南アジアではバイクは最も便利で安価な乗り物です。
私もハノイではバイクタクシーを利用するつもりです。

明日は我が身・・・

その言葉が頭から離れませんでした。




ラオカイ駅の待合室。

「寝台車のチケットはいらないか?」

と声をかけられました。
値段を聞くと、法外な料金。

寝台車に閉じこもっているより、一番安い席でベトナム人を観察している方がおもしろそうなので、
相手にしないでいたら、だんだんと値段を下げてきました。

ハノイ-ラオカイ間の列車のチケットは、シーズンオフの平日でもすぐに売り切れてしまいます。
旅行会社やホテル、それにこういうダフ屋が買い占めてしまうからなんですね。
一般旅行者にはいい迷惑です。





ラオカイ駅にはWiFiはありませんが、ipadをひろげて写真の整理をしていたら、欧米人の旅行者に声をかけられました。
オランダ人の家族です。
しかも、小さな女の子を連れています。

彼らは娘と一緒に世界中を旅してまわってるとか。
うらやましい子供だな。
きっと将来は世界を股にかけた大きな仕事をする人間になるのでしょう。

彼らと「ベトナムのここがひどい」というテーマで話をしたのですが、
「インドに比べれば、ベトナムなんてまだまだかわいいものよ。」
というのが彼らの結論。

そうか、インドはそんなにおもしろい場所なのか。
これは一度行ってみないとだめだな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夜行列車はあいもかわらず満席。
今夜も、足を伸ばして眠ることはできそうにないな。

最初に私の前に座ったのは、若い女の子でした。
「どこまで行くのだろう。ハノイまでかな。」
と考えていると、おもむろにその女の子はシャツのボタンをはずして胸を露出させました。

突然目の前に現れたおっぱいに戸惑う私を尻目に、彼女は赤ちゃんに授乳しはじめたのです。
この光景を目撃するのは、ベトナムに来てこれで2回目だ。

どぎまぎしているのは私だけで、周りを見渡してみると、他の乗客たちは何事もなかったかのように平静です。
ベトナムではこれが普通なのだろうか。

前を向いていると、どうやっても彼女のおっぱいが視界に飛び込んでくるので、私は眠ったふりをするしか他に方法はありませんでした。
もちろん、薄眼を開けて。


それにしても、2回もおっぱいを目撃してしまった。
それも至近距離で。
ベトナムってけっこういい国だな。



(電車の床で眠るおばちゃん二人)

(残念ながら)女の子は1時間ほどで列車を降りていきました。
でもまあ、これで足を伸ばして眠ることができる。

しかし、ベトナムの夜行列車はそんなに甘くはありません。
すぐに次の乗客が乗り込んできました。
常に満員状態です。

私の前に座ったのは、今度はおばちゃん二人。
彼女たちは、他の乗客となにやら話していたかと思うと、
床にビニールシートを敷き始めました。

???
なんだ、何が始まるんだ?


おばちゃん二人は床にごろんと横になり、そのまま眠ってしまったのです。

いくらシートを敷いているとはいえ、電車の床でなんかよく寝れるなあ。
しかも座席の間の狭いスペースに。

ベトナムのおばちゃんはタフだな。
あんたらならどこでだって生きていけるよ。





(座席の下に、人がいるのが見えるでしょうか。心霊写真ではありません!)


深夜に列車が停車した時、おばちゃんたちは降りていきました。
次に乗り込んできたのは若い夫婦。

奥さんはどうやら妊娠しているようです。
お腹が大きい。

彼女はすぐさま座席の上で横になり、寝てしまいました。

ベトナムの電車は日本のと比べて乗り心地は格段に悪い。
ガタゴト揺れるし、座席は硬い。
エアコンもないから暑い。

健康な私でも音をあげそうなのだ。
ましてや、お腹の大きな妊婦さんには過酷な環境だろう。

そんな私の心配をよそに、妊婦さんは気持ちよさそうに眠っています。
ベトナムの女性は本当にタフだ。



あれ?
じゃあ、旦那さんはどこで寝るんだ?

妊婦の夫はスルリと座席の下にもぐりこみ、これまた眠ってしまいました。


ええーっ!!!
座席の下に、人間が眠れるだけのスペースなんてあったんだ?

そりゃあ、ベトナム人は小柄だけど、それにしてもそんな狭い場所で眠るなんて、ちょっと信じられない。
いくら愛する奥さんのためとはいえ、よくそんなことができるなあ。


ベトナム人には、苦痛を感じる神経が欠落しているのでしょうか。

軍事力で圧倒的に優位な立場にありながら、ついにアメリカもフランスもベトナムに勝てなかった理由がわかったような気がしました。






翌朝、夜行列車はハノイに到着。
結局、よく眠れませんでした。
朝日が目にしみるぜ。




ハノイB駅ではホームレスの青年と再会。
そりゃそうですよね。
だって彼はここで寝泊まりしているホームレスなのですから。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

花モン族の家々(バックハー、ベトナム)

バックハー(ベトナム)でカウチサーフィン。



最後に、花モン族のホストファミリーの人たちと記念撮影。
お世話になりました。




このおばあさん、何言ってるか全然わからなかったけど、楽しかったです。ありがとね。




なんか知らんけど、近所の子供たちが集まってきた。
お菓子なんかやらんぞ、あっち行け。




このベッドともお別れかと思うと、ちょっと寂しい。
たった一泊だけだったけど、いろんな事がありすぎた。
密度の濃い2日間だったな。




地面に無造作に転がるとうもろこし。
食べ物をこんなふうに扱ってもいいのだろうか。




隣のお宅も拝見させてもらいました。
やけに子供の数が多いけど、物はなにも無いんだな。




これから出勤ですか。
小さな体には似合わない、大きなかご。
ベトナムの子供たちは本当によく働きます。



この美しい棚田は何度見ても飽きません。
しっかりと目に焼き付けておこう。




次にお邪魔したのはこのお宅。








家の中にいたのはこの女の子だけ。
彼女の両親は働きにでかけているのでしょう。

それでも家の中にあがりこんで、勝手に水たばこを吸うグエン。
おいおい、いいのかよ。

おそらく、グエンとこの家の人とは知り合いなのでしょう。
いや、そうであってほしい。


それにしても、この村の家のドアには鍵がついてないんですね。
悪い人なんて存在しない、平和な場所だからなのか、
はたまた、ただ単に盗られて困るような金目の物なぞ無いからなのか。




花モン族の村では、いたる所に洗濯物が干してあります。
カラフルな洗濯物を眺めながら村の中を散歩していると、なんだか気分がウキウキしてきます。




花モン族の子供たちを発見。
ドロドロになって遊んでいます。

私が小さい頃はこういう光景は当たり前だったのですが、
今ではこんなに汚い格好している子供なんて日本では見かけませんよね。




野良仕事をしている花モン族の人たちに遭遇。

えーっ???

このカラフルな衣装を着て働いてるの?
てっきり晴れ着だと思ってた。
もったいない。

それにしても、この暑いさなか、分厚い生地の服を着て暑くないのだろうか。
虫除けにはいいかもしれないけど。




彼女たち、裸足なんですよね。
こんな山の中を素足で歩いて痛くないのだろうか。




こののどかで美しい棚田ともついにお別れ。
明日には大都会・ハノイだ。
最後にしっかりこの光景を目に焼き付けておこう。




そしてグエンともお別れ。
ありがとね。


____________________________


花モン族の村に泊れば、彼らの素の生活を垣間見ることができると思っていました。
しかし、現実はなかなかうまくいきません。

彼らはとても働き者で、朝早くから日が暮れるまで遠くの畑まで出かけていきます。
なので、村の中はからっぽ。
話が違うじゃないかよ、グエン!



花モン族の村での宿泊はなかなか刺激的なものではありました。
が、村人たちはあまり友好的ではありませんでした。

どことなくよそよそしく、ずーっと「お客さん」扱い。
もっと親しくなりたかったな。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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