ミーソン遺跡でカウチサーフィン

ホイアンから少し足を伸ばして、日帰りでミーソン遺跡へ行って来ました。

ここはけっこう人気があるようで、いくつものツアーが訪れていました。

こ、これは?!
言わずと知れた、男性のシンボルですね。

これがあの有名な「伝説の穴」です。
この穴に入るようじゃ、まだまだへなちょこ。
この穴に入りきらないモノの持ち主こそが真の勇者たりうるのだとか。
でも、これだけたくさんの観光客がいたら、試しようがないじゃないか


ここでは、チャムダンスを見ることもできます。
由緒正しき伝統芸能ですよ。
お笑いコントじゃないよ。


東南アジアを旅行してると、このての遺跡は嫌というほど見る事になる。
ちょっと飽きてきたな。
京都に来た欧米人も、お寺ばかり見てると、きっとこんな気持ちになるんだろうな。

というわけで、気分転換にトカゲの写真を撮ってみました。

ここからは船に乗って、伝統工芸村へと向かいます。


あまり面白くないなー


ホイアンが見えてきました。
懐かしい。

何も買うつもりはなかったけど、ホイアン市場をのぞいてみました。


昼食はホイアン三大名物の一つ、カオ・ラウ。
昨日食べたのとはまったく違うじゃないか。

もちろんデザートはこれ。
今度はボラれないように気をつけました。

ホイアン三大名物のラストを飾るのは、ホワイト・ローズ。
看板には日本語の文字も見えます。
多くの日本人観光客が訪れている証ですね。

ホワイト・ローズの製作風景。



再びダナンに戻ってきました。
ベオのバイクで夜の街に繰り出します。



ベオのオススメ、バナナのチェー。
うへぇ、甘~い。

ココナッツ・ゼリー。
これはスッキリしていて、なかなかおいしかった。



ダナンの夜も、これで見納め。
明日はフエだ!
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ホイアン、ミーソン、ダナン(ベトナム)でカウチサーフィン(CouchSurfing)
ミーソンから帰ってきてしばらく、再びホイアンの街を歩いた。
この街はほんとに居心地がよく、いくら歩いても飽きない。
ここの衣料品市場は有名だったので、まったく買う気はなかったがちょっとのぞいてみた。
予想通り、すぐに激しい勧誘にさらされる羽目になる。
他にも欧米人の観光客はいるというのに、なぜかみんな私にばかり声をかけてくる。
やはり日本人はどこへ行っても「いいカモ」と見なされるようだ。
店員さんはノートを広げて見せながら、
「うちの店では今まで大勢の日本人が買い物をしていった。だから安心だよ。」
とアピールする。
たしかに、日本語の書き込みも多数見受けられる。
ホイアンは破格の値段で質の良いオーダーメイドが受けられる場所として有名だ。
日本ではおいそれとオーダーメイドなんかできないが、ここでなら激安で質の良い服や靴をあつらえることができる。
そういうのが好きな人にとってはたまらないだろう。
でも、私には2ドルのTシャツで十分なのだ。
ところがこの呼び込み、けっこうしつこい。
腕をつかんで、強引に店内に連れ込み、いすに座らせる。
メジャーを取り出して私の体の寸法を測り始める。
「いらないから」と何度口で言っても聞く耳もたないので、それ以上何も言わずに店を出た。
その後もあちこちから声がひっきりなしにかかる。
「この服買わないかい?安くしとくよ。」
「靴を作らないかい?とても安いよ。」
どうせ何も買う気が無いのだから、もういちいち相手するのはやめよう。
目を合わせちゃだめだ。
足を止めちゃだめだ。
「この娘欲しくないかい? サービスするよ。」
不意の変化球に足を止めてしまった。
え?どの娘?
見ると、女の子が恥ずかしそうにうつむいている。
清楚でおとなしそうな娘だ。
まわりのおばちゃんたちはゲラゲラと笑っている。
「服や靴にはまったく興味が無くても、やっぱり女は好きなのかい。
男ってスケベだねえ。」
きっとそう言っているのだろう。
ええ、そうですよ。
どうせ私はスケベですよ。
ホイアンが気に入ったので、本当はもっと長くいたかったのだが、
もうダナンに帰らねばならない。
あらかじめある程度予定を確定しておかないと、カウチサーフィンは利用することは難しい。
ホストの都合もあるからだ。
ホイアンからはツーリスト用のバスもあるのだが、私はあえて地元民の使うローカルバスを選んだ。
エアコンは無いが、安いし、何よりも生のベトナムを実感できるからだ。
バスが走り出してしばらくすると、乗務員の兄ちゃんが料金を回収しにきた。
この路線は行きも利用したので、同じ金額を払おうとすると、彼はさらに高い金額を要求してきた。
おいおい、俺は昨日もこのバスを使ったんだ。
相場は知ってるから、ボろうとしたって無駄だぞ。
しかし彼は頑として譲らない。
なんてこった。
公式には、ベトナムでの外国人料金は廃止されたことになっている。
だが、ローカルバスでは公然と外国人料金を要求される。
もちろん、多くの観光地では二重料金制があるのは私も知っている。
インドのタージマハル、カンボジアのアンコールワット、タイの寺院など。
これらの場所では、外国人は地元の人間よりもかなり割高な料金を支払わされる。
でも、値段はきちっと明記されているのだ。
ところが、ベトナムのバスの中では明確な料金表示がない。
すべて乗務員の気分しだいで変わるのだ。
私の払ったお金が、こいつらの小遣いになるのかと思うとやりきれない。
もちろんベトナム政府もこの事態は把握しているのだろう。
しかし、本腰を入れて対策を講じているようには見えない。
ベトナムで嫌な思いをしたくなければ、ガイド付きのツアーを利用するのが賢明だ。
面倒な料金交渉をしなくてすむ。
ベトナム人を嫌いにならなくてすむ。
でも私は地元の人間とガンガンぶつかりながら旅をしたい。
たとえその結果、意地汚い人間や性根の腐った人間と出会うことになろうともかまわない。
だってそれが本当のベトナムなのだから。
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ベトナム好きの人、ごめんなさい。
私にとってもベトナムは大好きな国の一つです。
食べ物はおいしいし、きれいな景色もいっぱいある。
大多数の人間はいい人だし。
でも、私はベトナムで嫌な経験もたくさんしました。
これからベトナムについての悪いことも隠さずに書くつもりです。
だってこのブログは、ガイドブックじゃないんだから。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行