カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

いい人なんだけどなあ

カウチサーフィンをしていると、いろいろな国の料理を食べることができます。
今日は、イギリスからのカウチサーファー、ポールが夕食を作ってくれました。

カウチサーフィン(イギリス、ポール)、料理中

台所で調理中のポール。

「実は俺、料理ってあまりしたことないんだよね。
 もし失敗したらゴメンな」

なんだか嫌な予感がしてきた。
心配だから後ろで彼の料理を監視することにしました。

野菜を切る手の動きがたどたどしい。
料理の手順もぎこちなく、無駄な動きが多い。
不必要にあちこち動き回ってます。

だ、大丈夫か?

カウチサーフィン(ポール、イギリス)、料理・完成図

できあがった料理はこんなかんじ。
イスラエルの料理だそうです。
名前は・・・、忘れた。

イギリス人のくせになぜイスラエル料理なんだ。

トマトソースにパプリカ、ピーマン、玉子、タマネギなどを入れて、
適当に炒めただけですが、けっこうおいしい。



今日は一日中京都を歩き回ったというポール。
清水寺、二条城、京都御所・・・。
ごく普通の観光コースです。


電車やバスをほとんど使わなかったポール。

「俺は歩くのが好きなんだ」

と言い張ってますが、もしかしたら軍資金が底を尽きかけてるのかなー。


ポールは日本の文化についていろいろと質問してきます。

「プリクラって何?」

明日一緒に撮りに行こうか?
男二人で。


「マサトは宮本武蔵を知ってるか?」

「知らない」って答えてやろうかな。

なんと、彼は吉川英治の宮本武蔵を全巻読破したそうです。
もちろん英語バージョンですが。

というわけで、明日はプリクラと一乗寺下がり松と映画村に行くことに決定!
なんちゅう組み合わせだ。
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

都合のいい男

カウチサーフィンよ、ありがとう。
人生に刺激を与えてくれて。

Face book をチェックしていた時のこと。
不意にチャットのウィンドウが開きました。
初めての経験なので、ちょっと面食らいました。

いったい誰からのメッセージだ?

チャットをしかけてきたのは、なんと、あのリリィーです。
私の胸の鼓動の高まりは、いきなりマックスに達しました。

彼女がいったい私に何の用だろう。
もしかして愛の告白か?

「マサトにちょっとお願いがあるんだけど、いい?」

もちろん、愛しのリリィーからの頼みごとなら何でも聞きますよ。

「あなたの銀行の口座番号を教えてくれない?」

もちろんいいですとも!
え?
口座番号?
なんでそんなこと聞くんですか、リリィーさん。

私があなたに惚れてることをいいことに、
私からお金を巻き上げようって魂胆ですか。

まさかあなたがそんな人だったとは。
見損ないましたよ。
そんな女性を好きになってしまった自分が情けない。


もちろんリリィーはそんな女性ではありません。
バス会社とトラブった彼女は、返金してもらうことになりました。
そのためには日本の銀行口座が必要なのです。

理由はなんであれ、リリィーとの接点ができるのはうれしいかぎりです。

でも、一つ疑問が。
彼女は日本にたくさんの友達がいます。
そのうちの何人かは日本人です。
それなのに、なぜ、わざわざ私に頼むのでしょうか。

暇そうだから?
お人よしだから?
リリィーの忠実な僕(しもべ)だから?

ちょっとせつなくなりました。

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Good teacher

カウチサーフィンは、英語の訓練の一環です。私にとっては。
その点、イギリスからのカウチサーファー、ポールは最高の英会話教師です。

カウチサーフィン(イギリス、ポール)、むすびカフェにて

彼の職業はなんと、精神科医!
そんな超・エリートでお金持ちがなんでカウチサーフィンなんかやってるんだ?

もちろん、それには深いわけがあります。
プライバシーに関わる事なのでここでは書きませんが。

ポールは3カ月間の休暇をもらって旅に出ました。
一度自分を見つめ直す期間が必要だったそうです。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドをさすらった後日本へ。

彼はウーファー(Woofer)でもあり、しばらくは綾部市の農家で過ごしました。
私もウーフィン(Woofing)には興味があったので、これは詳しい話を聞く絶好のチャンスです。

ポールから有益な情報をたくさん得ることができました。

それ以上に私を喜ばせたのは、彼との英会話です。

ポールの英語はとてもわかりやすい。
しかも彼はとてもおだやかな性格なので、リラックスして話すことができます。
また、私の決して流暢ではない英語にも、嫌な顔一つせずに付き合ってくれます。

嵐山を散策している時も、
「むすびカフェ」で昼食を食べている時も、
私の部屋で夕食を食べている時も、
ずーっとしゃべりっぱなしでした。

さすがにのどが痛いぞ。

でも、なかなか良い4日間になりそうな予感!

この機会を利用して、思う存分スピーキングの練習をさせてもらおう。

頼むぞポール先生!

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ごくノーマル

カウチサーフィンをしているカップルは美男美女が多いような気がする。
それとも、無意識のうちにそういうカウチサーファーを選んでしまっているのだろうか。

カウチサーフィン(イギリス・ニュージーランド)、ソフィーとサイモン

ニュージーランドからのカウチサーファー、ソフィーとサイモンはイギリス生まれ。
二人とも両方の国のパスポートを持っている。
だから、簡単にどちらの国でも働くことができる。

これはなにもこの二人に限ったことではなく、
イギリスとオーストラリアとニュージーランドを頻繁に移り住む人は珍しくないらしい。
うらやましいかぎりだ。

この二人、見ての通りかなりの美形だ。
そのせいか、ちょっと気取った印象を受けた。

特にサイモンの方は、あまり私と会話をしようとしない。
やれやれ、気の重い3日間になりそうだ。

サイモンの職業はコンピューター・エンジニア。
技術者には無口な人が多いのだろうか。

ソフィーの仕事はちょっと変わっている。
犯罪の分析官だ。
おもわず、アメリカのTVドラマ「CSI」を想像してしまった。

だが、実際に彼女がやってることは、あれとはかなり違うらしい。
直接、犯罪の証拠を扱うことはなく、犯行現場に行って、
なぜ、この地点で事件が起きたのかを調査することが彼女の役目だ。
それによって、今後の犯罪を防ぐ狙いがあるらしい。

「ごめんなさい。
 私の仕事はドラマのように派手じゃないの。
 面白い話ができなくて残念だわ」

いいんですよ、ソフィー。
あなたは美人だから、それだけで十分です。

初日は彼らだけで嵐山を散策しに行きました。
もちろん、夕食も二人だけで私が教えたお好み焼き屋で食べてきました。
どうやら私の出番はなさそうです。

二日目は新幹線を使って広島へデイ・トリップ。
いったい京都の存在意義はどこへ?

3日目の朝早く、彼らは旅立って行きました。
なんて淡白なんでしょう、今回のカウチサーフィンは。

もちろん、彼らに悪いところはありません。
私がネイティブと英語の会話をしたがっていることを知って、
話し相手になってくれたりもしました。

でも、なにか物足りない。

ここしばらく、かなり濃いカウチサーファーが続いたので、余計にそう感じるのでしょう。
むしろ、ソフィーとサイモンのような人こそが標準的なのかもしれません。

一度、刺激的なカウチサーフィンを体験してしまったら、
もう、普通のカウチサーファーじゃ物足りない。

少しくらいしんどくても、つらい思いをしてもいい。
もっと私の心をかき乱してくれるカウチサーファーよ来たれ!

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Shut up!

カウチサーフィンをしていると、いろんな国の料理を食べることができます。
オーストラリアからのカウチサーファー、ティムは、とっても料理が上手です。

カウチサーフィン(オーストラリア、ティムと私)

ティムはオーストラリアでウーフィン(Woofing)のホストをしています。
自分の農場を持ち、牛や鶏、犬などの動物に囲まれて暮らしています。
畑ではたくさんの野菜が採れ、自分でワインを作ったりもしています。
なんて素晴らしい生活でしょう!

そんな彼はとても料理が好きです。
毎晩夕食を作ってくれるのです。

カウチサーフィン(オーストラリア)

例えばこんな感じ。
ごはんやみそ汁、梅干なんかは私が提供しました。

カウチサーフィン(ティム)

一見ショボく見えるこのおかず。
実は大変手が込んでるんです。

なすびの上に、うらごしした複数の野菜が乗っています。
こんな小さな料理を作るのに、膨大な時間を費やしていました。
もちろん、味は最高!

カウチサーフィン(料理)

また別の日の献立。

カウチサーフィン(拡大図)

鱈と野菜の付け合わせ。
この野菜たちも、ただ炒めるだけではなく、ずいぶんと味付けに工夫を凝らしていました。
ただ、私の家にはワインがないので、代わりにビールを使っていましたが。



このティム、とても話好きで、一度しゃべりだすと止まりません。
最初のうちは、オーストラリアの英語に慣れるいい機会だと思って話に付き合っていたのですが、
何時間でもしゃべり続けます。
恐ろしくタフなじいさんです。




話の内容は多岐にわたります。

・太極拳
・ウーフィン
・オーストラリアの交通事情
・タスマニアの大自然




ティムは日本の原発の事故についても触れ、

「この災難は、地球が人間に警告を発してるんだ、
もっと自然な本来の生活に戻れと言ってるんだ」

と、しみじみと語りました。




また、こんなことも言います。

「お前はもっと積極的に近所づきあいしなくちゃならん。
 隣の人の素性も知らないなんて異常だ。

 それに野菜くらい自分で作れ。
 そうだ、近くに休耕田があるのを見つけたぞ。
 そこを借り切って家庭菜園を作れ。

 ついでに近所の人たちも誘ってみんなで野菜を育てたらどうだ。
 女の子とも仲良くなれるかもしれないぞ。」

無茶だ!



毎日彼のおしゃべりに付き合ったせいで、彼のオーストラリア英語もなんとか聞き取れるようになってきました。
と思ったら、今度はジョーク攻撃です。

日常英会話もおぼつかないのに、ギャグを理解するなんて不可能です。
オチがわかりません。

ティムが自分一人で大ウケして大爆笑しても、
私は苦笑いを返すだけ。

それでも彼はかまわずにギャグを連発しては大笑いしています。



ひとしきり話した後、さすがに疲れたのか、

「ワシはもう寝る。
 マサトもポルノばっかし見てないで早く寝ろよ。」

と言って自分の部屋に入っていきました。



やっと静かな生活が戻ってきました。

と思ったら、ティムの部屋から爆音が響いてきます。

「なんちゅうデカい いびきをかくんだ このジジイ!」

耳栓をして対抗しましたが、熟睡はできませんでした。




そして翌朝、ティムは私にこう言いました。

「おいマサト、いつまで寝てるんだ。
 お日様はとっくに昇ってるぞ。」

あんたのせいで眠れなかったんだよ!

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離したくはない

カウチサーフィンなんてもうやめようかな。
こんなせつない思いをするくらいなら。

カウチサーフィン(ティムとリリィー)。

オーストラリアからのカウチサーファー、ティムは、今日は知り合いの結婚式に出かけます。
その知り合いというのは、なんと日本人のカップル。
私の家の近くの松尾大社で結婚式を挙げるのです。

ティムはオーストラリアでウーフィン(Woofing)のホストをしています。
そのカップルはウーファーとして数カ月間、ティムの家に滞在していたとか。
ティムからウーフィンの話を聞くにつれ、私もやってみたくなりました。
実は前から農業にも興味があったんですよ。

カウチサーフィン(オーストラリア、ニュージーランド)

あわただしく準備をするティム。

「どうだ、この羽織。よく似合ってるだろう。
 これで、どこから見ても俺は日本人だ。」

普通、日本人はそんな着物は着ないような・・・。

カウチサーフィン(リリィーとティム)、我が家にて。

羽織を着終えたティムは、あわただしく出かけて行きました。

後には私と、リリィーの二人だけが残されました。
今日の午後には彼女も旅立っていきます。

外は大雨。
そのせいか、二人とも口数が少ないです。
ぎこちない沈黙が、断続的に訪れます。

こういう日に限って、リリィーは胸元の大きく開いた服を着ています。
最後の数時間だから、彼女の顔を見ていたいのに、
どうしても意識は胸にいってしまいそうになります。
なんて悲しい生き物なんでしょう、男って。

今日もリリィーは朝食を作ってくれました。
食パンとスクランブルエッグとお茶。
このメニューを毎朝食べることがすっかり習慣になってしまいましたが、
それももう今日で終わりです。

「リリィー、最後に一緒に写真を撮ろうよ。」

「いやよ」

カウチサーフィン(リリィー、ニュージーランド)、最後の一枚

最後の写真がこれか。
リリィー、お前って奴は・・・。

別れ際に、玄関でハグをしました。
見た目よりもずいぶんと華奢なリリィー。
ずっとこうしていたかったけど、そういうわけにもいきません。

なんの未練も残さずに、彼女はあっさりと去っていきました。
そりゃそうでしょう。
彼女にとって私は、星の数ほどもいる知り合いの一人にすぎないのですから。
明日にはもう、私のことなんて忘れてしまうことでしょう。
いや、今日の夜おいしいディナーを食べる前に、
私の存在など彼女の記憶から抹消されてしまっている可能性もあります。

リリィーは旅行を終えたら、カウチサーフィンのホストをすると言っています。
ニュージーランドかイギリスを訪ねれば彼女に再会することは可能です。
物理的には。

それでも、彼女と再び会うことはないんだろうな。

9日間か。

これからは、一人旅の女性を長期間ホストすることはやめよう。
どうも俺は情が移りやすいタイプらしい。



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FALL IN LOVE

カウチサーフィンと恋愛感情。
ニュージーランドからやって来たカウチサーファー、リリィーが私の部屋に泊まるようになってから今日で1週間。
彼女のことを知れば知るほど、リリィーの魅力に惹きこまれていきます。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、壬生寺にて。

どこで知ったのか、リリィーが壬生寺に行くと言い出しました。

「今日はサムライ・ハウスに行くわよっ!」

確かに竜馬ブームに沸いた昨年から、壬生寺を訪れる人は激増したことでしょう。
でも、リリィー、新撰組のこと知ってるのか?
日本の歴史なんか面白いか?

カウチサーフィン(私)、壬生寺にて。

実は私は隠れ竜馬ファンです。
「おーい、龍馬!」や、「龍馬伝」などを読んで、
壬生寺には一度行ってみたいと思ってました。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、八木邸にて。

あいにくの雨の中、到着してさっそく写真を撮る私たち。
でもリリィー、こんな写真、君にとって意味があるのかい?

カウチサーフィン(私)、八木邸にて。

一通り新撰組や、当時の時代背景をリリィーに説明したのですが、
わかったのかわからないのかよくわからないリアクション。

記念撮影を終えて、中に入ろうとしたら、なんと入場料1000円!
実はここは壬生寺ではなく、八木邸跡だったのです。

リリィーが私に尋ねます。

「1000円も払う価値はある?」

そんなこと聞かれても、私も中に入った事はないのでわかりません。
ちょっと高いような気が・・・。

「ハッキリ答えなさいよ。使えない男ね。
 もういいわ。私をさっさとサムライ・ハウスに連れて行きなさいっ!」

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、近藤勇の胸像と

壬生寺は確かに新撰組の屯所です。
でも、「サムライ・ハウス」ってなんか違うような気がするんですけど。
ほんとに私の解説がわかってるんでしょうか、リリィーお姉さまは。
近藤勇って知ってるの?

カウチサーフィン(私)、近藤勇の胸像と

リリィーはこの壬生寺が気にいったようです。
何の変哲もない、マイナーなお寺が彼女の趣味なのです。
上機嫌な時の彼女はとても美しい。
できればずっと笑っていてもらいたいものです。

壬生寺を後にした我々は、バスで京都駅に向かいます。
いったんランチをとったあと、本願寺と東寺に行くためです。

ところが、またまたリリィーさんの気まぐれが始まりました。

「私、雨の中を歩くのは気が進まないわ。
 どこか室内で楽しめる所はないの?」

今日は雨だから、三十三間堂やまんがミュージアムに行こうと私が提案したら、
あっさり却下したのは誰でしたっけ?

「そうだ!映画が見たいわっ!
 そういえば私、日本の映画館って一度行ってみたかったのよね。
 私って、なんて冴えてるのっ!」

ということで、河原町へ向かいます。
映画館で松田 龍平のポスターを見て大興奮のリリィーさん。

「彼、モロ私のタイプだわっ!
 キャーッ、どうしよう!」

そんなことより、リリィーさん、何の映画を見るのか決めないと・・・
『ツーリスト』(The Tourist)なんてどう?

「えーっ、日本の映画館って1800円もするの?
 それに、私、アンジェリーナ・ジョリーって嫌いなのよね。
 知ってる?
 彼女は人の旦那を寝取ったのよっ。
 許せないわ。
 最低の女よ!
 それに、日本を旅行中の私が『ツーリスト』(The Tourist)を観るなんて、
 悪い冗談だわ」

というわけで、彼女は「エンジェル・ウォーズ」を推します。
でも、せっかく1800円も払うのだから、私はもっと中身のある映画が見たいです。
リリィーには悪いけれど、私はアンジェリーナ・ジョリーが好きです。
それにジョニー・デップも。

私がそう言うと、リリィーはあっさり折れました。
なんだか気味が悪いです。

そういえば、映画館で映画を見るのって久しぶりだな。
彼女とデートしているような錯覚が、不意に私を襲います。

(何を考えてるんだ。
 勘違いするな。
 これはデートなんかじゃない。
 落ち着け、俺。)

なんだか急にリリィーの事を「女」として意識しだした私。

中学生の時、初めて女の子と一緒に映画を観に行った時よりも、
もっとドキドキしています。

映画の予告編を見ながら、リリィーとたわいもない話をしているこの瞬間の、
なんといとおしいこと!

映画館の中で会話をする時には、周りの人に迷惑がかからないように、
リリィーは私の耳元に口を持ってきて囁きます。
その瞬間、甘く、くすぐったい感覚が私の脊髄を走り抜けます。

映画を見ている間、何度もリリーの腕や肩が私に触れます。
その度に、彼女を抱きしめたくなる衝動に耐えねばなりません。

それにこの映画、とても美しいんです、いろんな意味で。
クライマックスシーンでアンジェリーナ・ジョリーが声を出さずに
「I love you」
と言うシーンなんて、鳥肌が立っちゃいました。
普通のカップルなら、映画を見た後ホテルへ直行コースです。

ところがリリィーさんの反応は冷めたものです。

「は?
 あんたは中学生のウブな女の子なの?
 まあ、ハリウッド映画にしては上出来かもね。」

この女にはロマンスのかけらもないのか。


映画を見た後は、待ち合わせポイントへと向かいます。
夕食はリリィーの友人などと一緒に食べる約束があったからです。
ベジタリアンの彼女でも食べられる、海鮮料理のお店に入りました。
 
カウチサーフィン(私)、三条木屋町の海鮮料理屋にて。

めざしを焼く私。
このお店は潮の香りがプンプンしてて、なかなか良い雰囲気です。
ここなら、外国人のカウチサーファーを連れてきたら喜びそうです。

カウチサーフィン(三条木屋町の海鮮料理屋にて。)、ルミ(日本・アルゼンチン)、フィリップ(カナダ)、私(日本)、リリィー(ニュージーランド・イギリス)、ティム(オーストラリア)

左から、私、ルミ、フィリップ、リリィー、ティム。
例の黒人のファノンは結局来ませんでした。

ちなみにフィリップはカウチサーファーではありません。
本屋さんでリリィーにナンパされたそうです。
なにやってんだ、リリィー!

カウチサーフィン(ニュージーランド・イギリス)、若い男に囲まれてデレデレしているリリィー。

日本人の若い男の子が大好きなリリィー。
一緒に写真を撮って、大はしゃぎしています。

「たった2杯ビールを飲んだだけなのに、なんだか私、変だわ。
 あら、いやだ、恥ずかしい。
 どうしよう!」

若い男に囲まれて、そんなにうれしそうな顔をしないでくれよ、リリィー。
なんでそんなにデレデレしてるんだよ。
それに、ガキども!
気易く俺のリリィーに触るなっ!
なれなれしく肩なんて組んでんじゃねえっ!

あれ?
なんなんだ、この感覚。
リリィーと付き合ってるわけでもないのに、ジェラシー?

ヤバいぞ。
本気で惚れてしまったのか?
恋に落ちてしまったのか?

でも、明日にはリリィーは旅立ってしまうんだぞ。

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Woofer

カウチサーフィンに似たシステムで、Woofingというのがあることはご存じだろうか。
オーストラリアからやって来たティムは、カウチサーファーというよりは、ウーファーなのだ。

カウチサーフィン(オーストラリア、ティム)、料理中。

ティムはとてもよくしゃべる。
しゃべりだしたら止まらない。
口下手な私にとってはありがたいことなのだが、
オーストラリアの英語はアメリカ英語とは違い、独特のアクセントがある。
ちょっと聞き取りにくい。

そしてティムはとても精力的だ。
52歳だとはとても思えない。

サッと立ちあがって料理を作り始めた。
ニュージーランドからのカウチサーファー、リリィーはベジタリアンなので、
野菜料理だ。

カウチサーフィン(オーストラリア)、ティムの作った料理。

ティムの作った料理はこんな感じ。
ごはんと梅干、しそのふりかけ、味噌汁、そして野菜のおかず。
なかなか日本情緒あふれるメニューでしょ。

カウチサーフィン(オーストラリア)、ティムの作った料理(拡大図)

ニンジン、さやいんげん、なすび、そして、さつまいも。
なんでオーストラリア人がこんな日本的な料理を作るんだ。

ちなみに、このティム、友人の結婚式に出席するために京都にやって来たのだとか。
その友人というのは、オーストラリアのティムの農場でウーフィンをしていた日本人のカップルです。
土曜日に松尾大社で式を挙げるらしい。

ウーフィンというのは、農場などに無料で泊めてもらえるかわりに、
農作業などの仕事をするというシステム。
給料はもらえないが、食事は提供してもらえるらしい。
なかなか面白そうだ。

ちなみに、リリィーは今日は一人でおでかけ。
天気が良かったので一緒に行きたかったのだが、
やんわりと拒絶された。

例の黒人、ファノンと会って来たらしい。
俺を置いて、他の男と会うなんて、
許せんっ!

その後、京都御所で瞑想して、北野天満宮に行って来たんだってさ。
あいかわらず、元気なお姉さまですこと。

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法然院

カウチサーフィンをしていると、人間って面白いなあ、って思えてくる。
特に、変わったカウチサーファーの場合はなおさらだ。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、銀閣寺にて。

ニュージーランドから来たリリィーはとてもガンコだ。

「私は観光地なんかには興味無いの。
 世界遺産がなんだっていうのよ。」

じゃあ、銀閣寺はスルーしようか。

「行く」

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、銀閣寺の向月台

なんだかんだいって、リリィーは銀閣寺が気にいったようです。

カウチサーフィン(私)、銀閣寺の鳥居。

彼女は写真を撮りまくっています。
ついでに私の写真も撮ってくれました。

カウチサーフィン(法然院)、奇妙なオブジェ

哲学の道を歩いていくと、法然院を発見しました。
リリィーはこういうマイナーな所が大好きです。

そして、この奇妙なオブジェを見て大喜び。

カウチサーフィン(法然院)ナスカの地上絵

法然院にはその他にも、不思議な物があります。
このナスカの地上絵もどきもその一つ。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、法然院の藁ぶき屋根。

法然院のこの門は雑誌の写真などでもおなじみです。

カウチサーフィン(私)、法然院の藁ぶき屋根

ついでに私も撮ってもらいました。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、南禅寺で焼香中

南禅寺ではお焼香もあげました。
リリィーはこういう日本的なものが大好きです。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、南禅寺の水道橋

南禅寺の水道橋を見てうめき声を上げるリリィー。

「日本で、しかも京都で、こんな西洋的なモノを見るとは・・・」

カウチサーフィン(私)、南禅寺の水道橋

ついでに私の写真も撮るリリィー。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

蹴っ飛ばしてやったわ

カウチサーフィンを取り巻く人間模様は面白い。
アメリカからやって来たカウチサーファー、スコットも加わって、
私の家はまさに混沌たるカオス状態だ。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、ゴディヴァのチョコレート

今、私の家には、ニュージーランドから来ているカウチサーファー、リリィーが泊まっている。
彼女はなかなか律儀で、一宿一飯の恩義は忘れない。
姉御肌タイプの女性だ。

彼女は今日は一人でお出かけ。
博物館で法然上人の展示を見る予定だったのだが、説明は全て日本語表記だというので断念したらしい。
天気もそんなに良くなかったので、河原町周辺でショッピングを楽しんだそうだ。

そして彼女はお土産にゴディヴァのチョコレートを買ってきてくれました。
ベルギーに4年半住んでいた彼女にとって、このゴディヴァは思い入れのあるお店なんだそうです。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、ゴディヴァのチョコレート

甘いものが大好きな私にとって、これ以上のプレゼントはありません。

そして今日もリリィーは夕食にパスタを作ってくれました。

カウチサーフィン(アメリカ、スコット)、我が家にて。

今日から新しいカウチサーファー、スコットが我々の仲間に加わることになります。
アメリカ人である彼の英語はわかりやすくはあるのですが、スピードが速い。
会話についていくのに苦労します。

そして案の定、リリィーとスコットが話し出すと、もう私が会話に入り込む余地はありません。
恐るべし、ネイティブ・スピーカー。

ところがリリィーさんは、あまりこのスコットのことが好きではないようです。
彼女に言わせると、彼はただの「フリー・ローダー」だそうです。

カウチサーフィンは、単なる無償の宿の提供サービスではありません。
互いの国の文化の交流がメインのはずです。

今、日本でもカウチサーフィンの認知度が高まってきています。

でも、なかにはこんな体験談も見受けられます。

「宿泊費がタダで海外旅行ができた!」
「とてもリッチな家に泊めてもらって、豪華な食事にありつけた!」

カウチサーファーのなかには、こういう考え方の人間をとても嫌う人もいます。
私もそうです。

人にたかるばかりで、自分は何も提供しない、
そういう人間は「フリー・ローダー」と呼ばれ、忌み嫌われます。
これからカウチサーフィンを利用しようとしている人は、くれぐれも注意してください。

そして、このスコット。
我々の提供する食事は残さず食べます。
でも、我々と積極的に会話しようという気はないようです。
ずーっとパソコンをいじってます。
もちろん私のパソコンです。

業を煮やしたリリィーさんは、2日目の朝からは彼に朝食を作ってあげることを止めました。

さらにこのスコットは、夜中まで電気をつけてゴソゴソとしています。
やっと寝たと思ったら、今度は大いびき!

キレたリリィーさんは、とうとう過激な行動に出ました。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィー)、うどん屋にて。


「あまりにうるさかったから、

  蹴っ飛ばしてやったわっ!  

これに懲りたのか、スコットは翌朝旅立って行きました。
ああ、あわれなスコット。
神の御加護があらんことを。

私も寝てる時にいびきをかかないように気をつけねば。
リリィーお姉さまに蹴られたくはありませんから。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


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ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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