カウチサーフィンと日本人
というのも、今日のカウチサーファーは日本人の女の子だからだ。

私のイメージでは、カウチサーフィンというものは外国人との交流を目的としたサイトだった。
だから当然、日本人からカウチリクエストが来ることなど予想もしていなかった。
だが、例の地震の後、日本人のカウチサーファーからもカウチリクエストがちょくちょく来るようになったのだ。
私がカウチサーフィンをしている理由の一つに、英語力のアップがあげられる。
だから、日本人を受け入れることなんて考えられなかった。
ところが、原発の事故の後、カウチリクエストのキャンセルが相次いだ。
あれほどビッシリと詰まっていたスケジュールに、ぽっかりと大きな穴があいてしまったのだ。
「たまには日本人のカウチサーファーを泊めるのも悪くはないか」
そう考えて、今回のリクエストを承諾した。
だが、相手は日本人。
これまでのカウチサーファーとはわけが違う。
どうもやりにくい。
なんというか、妙な照れがあるのだ、お互いに。
マキさんはとても礼儀正しい女性だ。
律儀にもオーストラリアからのお土産(チョコレート)まで持ってきてくれた。
でも、その日本人らしさが微妙な溝を作ってしまうのだ。
外国人のカウチサーファーが相手の時には言葉の壁があった。
日本人のカウチサーファーが相手の時には遠慮の溝がある。
どうにかならないのだろうか、この気まずさ。
あと4日もあるというのに・・・。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行